雨に濡れる 名勝 松濱軒
-しょうひんけん-
熊本・八代市
松濱軒は元禄元年(1688)
八代城主(第三代) 松井直之が 母 崇芳院尼のために建立した茶庭です。
当時は松波越しに八代海・宇土半島、
さらに遥か雲仙を望む雄大な眺望の庭園でした。
松濱軒の名もこれに由来しています。
伸びやかな池には配石がみられ、
西寄りの赤女池周辺に石組みが施された築山を座敷から眺める。
奥行きのある景色を形成しています。
また西寄りには
茶庭に繋がる池に八つ橋が架けられ、絵画の画題を想起させます。
池の東よりの中心となる中島の一部には
桂離宮天橋立の景色に似た洲浜部が見事に造形されていて
大名庭園として変化に富んだ風情を形成しています。
このように
雄大な海と遥かな山岳の景色を取り込んだ意匠を持つ、江戸時代初期の
大名庭園として良好に保存されていて貴重であり、
平成14年に国の名勝に指定されました。
今日も
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
明日も皆様のお越しをお待ちしております。
八代亜紀さん 出身地ですよね
かみさんの実家に近いです
雨の庭園 赤い傘 良いショットですね
流石です・・
雨の庭園もいいものですね。
今日は少し晴れました。
週明け頑張りましょう。