しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

戦艦三笠の風景

2009-02-02 23:42:42 | バイク ツーリング 携帯写真 風景
横須賀にツーリング、戦艦三笠を見たインプレッションです。
英国ビッカース社製のこの船は、この当事の英国の戦艦より高い世界最高性能を目指し作られました。日本は英国の敵になるかもしれないのに・・なぜか?受注側の英国も注文品で新しいトライアルをして技術革新したかったからです。当事の貧乏国日本が世界最強のロシア海軍と戦い、綿密な計画で数々の奇跡を生み勝利した・・・今の日本がもっとも必要とするテキストのひとつではないでしょうか?

【東郷司令長官の目線】
戦闘指揮所に登ると東郷平八郎の立ち位置が示されてありました。そこにたち東郷
の身長にあわせてかがんで艦首方向を撮ったのがこの写真です。気分満点です。

【トイレ】
とてもおかしかったので撮りました。

【測距儀】
中央の二つの丸い小さな穴を双眼鏡のように除き、敵までの距離を測ります。
今から100年も昔の艦なのにダイヤルとか最近の機械のような感じを受けるのが
驚きです。青く見えるのは防弾ガラスの風防。

【小口径砲】
日本の当事の艦は、命中率の高い小口径砲が多かったのも特徴。ロシアに比べ命中弾が多く勝因となりました。左側のU字形の金属の所に体を入れ、激浪での射撃ができるようです。試しにしゃけ君も体を入れてみましたが・・朝青龍が子供用便器使ってる雰囲気で入りませんでした・・・昔の人はちいさかったのでしょう(^^

【長官公室】
ここで日本海海戦終了後、重症のロジェストウェンスキー司令長官に代わり、ネガボトフ第二艦隊司令官(少将)が降伏文書に調印した歴史的な部屋。軍艦にしては豪華な部屋ですが逆光の右舷側の砲が無骨に装備され少将の敗北感を煽ったかも。

【伊藤博文の雪見灯篭】
激戦の記念に三笠の被弾した鉄板で作った雪見灯篭を誰かが伊藤博文に贈ったものです。バイキングが敵の頭蓋骨で乾杯(スコール!の語源)したような野蛮な印象で風流とは程遠い感じがします。生々しさは伝わりますが・・・

【総員おこし】
いかにも軍艦土産にぴったりの包装が気に入りました。中身は『おこし』という東京名物?の甘くて硬い米菓子です。浅草の雷門で作られてるようで、思いのほか旨いです。ところで『総員おこし』とは、船乗りは4時間交代6組で24時間勤務を維持しますが、『総員起こし』といって敵発見・被弾など非番のものもすべて起こし全員に非常呼集をかけることを言います。『米菓子おこし』を『起こし』にかけて船乗りの町に似合ったお勧めの一品です。650円でした。

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