風韻坊ブログ

アントロポゾフィーから子ども時代の原点へ。

フランクフルト空港のラウンジにて

2012-09-13 15:26:43 | おんなこどもの哲学
ぼくはブログの更新が得意ではないようだ。
前回、しばらく更新を続けますと言ってから、すでに1年以上が過ぎている。
この間に、ぼくの人生のなかでも大きな変化があった。
自分のなかで変わりゆくもの、過ぎ去るもの、そして変わらぬもの。
そこに目を向けようとするとき、
今、ぼくのなかでは「おんなこどもの哲学」というのが、重要なキーワードになっている。
もう1つのキーワードは、「子ども時代の社会論」。

ちなみに、ぼくは今、フランクフルト空港のラウンジでこれを書いている。
これから飛行機を乗り継ぎ、バーゼル近郊のドルナッハという場所で行われる「ゲーテアヌム医学セクション年次会議」に向かう。そこに参加する日本の医師や医療関係者に通訳として同行している。

アントロポゾフィーの基本に「おんなこども」がある、と言っても、簡単には理解してもらえないだろう。
そのことをこれから書いていきたい。
ずっと以前、ぼくは「個別の私」と「普遍の私」ということを言っていた。
個と普遍の一致こそ、アントロポゾフィーの中心思想であると。

ぼくにとって、「おんなこども」は徹底して個の原理であり、ひたすら個人の基盤として働く。
そして、「子ども時代」は徹底して普遍の原理であり、ひらすら社会に開き、その基盤となる。
「おんなこども」と「子ども時代」。
それがぼくの言葉遣いにおけるアントロポゾフィー、
つまりは「風韻坊」のふたつの基本原理なのだ。

ぼくは残りの人生をかけて、
「おんなこども」と「子ども時代」に力を注ごうと思っている。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-09-17 22:45:40
楽しみにしています。
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Unknown (kakeru)
2012-10-08 06:42:52
更新されたのを今知り、
心から安心しました。

お久しぶりです。
ちょうど2年前、
その時も確か医療関係の通訳で来られていた時、
シュトゥットガルトの駅前のホテルで、
初めてお会いすることができたのを
鮮明に覚えています。

あの9月から半年、
福島のことがあり、
僕自身の内部も周辺も
大きく変わりました。

そして今Priesterseminarにいます。

元気にされてて、よかった。

いつかまた、
相応しい時に、
再び会えることができたら幸いです。

また時々訪れます。
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