ミネルヴァの梟

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ことば探査
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ことば探査 - 検索エンジンの選択

2025-02-11 22:04:15 | 日記

検索エンジンの結果表示の違いに触れて Google 検索に愛想が尽きた。
ことの次第は、

「癩王のテラス」は(中略)運命悲劇である。遺作「豊穣の海」を自己のバイヨンだとしていた三島由紀夫の運命を象徴する作品である。(長谷川泉「増補戦後文学史」)

という解説にみられる「バイヨン」の意味の見当がつかず、検索に頼ることとした。
Google 検索の音声入力を利用したところ、「バイヨン」という店舗名を持つところだけが候補にあがり、意味の解説に辿り着けなかった。広告至上の誘導だとは納得。

「意味」という語を付加して、ゆっくりと音声入力を試みたところ、Google 検索の音韻修正が入り、「倍音の意味」という結果を表示、繰り返し「バイヨンの意味」と問いかけたけれど、結果は同じだった。

やむを得ず、Firefox 起動後、DuckDuckGo で検索をかけたところ、一発で Wikipedia の「バイヨン」を表示。ことばの解説に辿り着くことができた。原語に従えば意味は「美しい塔」だった。

Google 検索はことばの意味ではなく、ことばに因む店舗が表示されるように仕組まれまている。
Google 検索に愛想が尽きる所以であり、DuckDuckGo の検索結果は商業主義の環を断つことができる。ことば探査だけでなく有効な検索エンジンだ、と思われる。


ことば探査 - かちこち

2025-02-06 15:00:06 | 日記

報道番組の視聴中、天気予報のコーナーを担当する小野裕子気象予報士の発言に新鮮な印象を受けた。
「水がかちこちに凍っていました」という言い方に個人の言語感覚の違いをハッキリと確かめることのできた瞬間だった。

一般的な言い方である「かちかちに凍る」と言われた場合と比べてみれば、その新鮮さは納得できると思われる。なにが新鮮か、「かちこち」といえば凍った氷の状態は薄氷ではなく、厚氷である印象がより際立つことになる。

ちなみに国語辞書の見出し語には「かちこち」は収録されておらず、小野裕子気象予報士の個人語彙であることはあきらか。

個人的な語彙は日常生活の中で極めて自然に習得されていく。「極めて自然に」とは言語的抵抗感がなく身についていく、ということであり、たとえば宮沢賢治のオノマトペ由来の多様な副詞の使い方はその典型と言える。

ある状態を印象鮮明に言い表すことの困難を思えば、特異な語彙使用は創意や工夫の結果でなく、個人の言語感覚の獲得の過程で身につくものと捉えるべきだろう。その個人的な語彙感覚の特異さが新鮮な印象を人びとに与えることになる。


Windows アプリ - Google Chrome 訣別

2025-01-27 15:09:26 | 日記

Windows サービス - services.msc
・GoogleUpdater InternalService バージョン番号
・GoogleUpdater Service バージョン番号
いずれも起動条件を「手動」に設定していたけれど、Sylpheed でメール受信中、手間取ることがあり、回線速度の低下を疑って苛立つことがあった。

アプリを確認してみると Google Chrome が更新済みであった。Sylpheed 起動中、バックグラウンドで Google Chrome の更新作業が開始されていたことに気づく。

Microsoft Edge 並みの勝手次第な執拗性に苛立つ。Firefox の場合、明示的に「更新」をチェックしない限り、更新作業が開始されることはなく、広告至上の Google Chrome の削除を迷うことなく選択した。

随時、必要な更新を受け取れる利便性ではなく、ほかのアプリの回線接続を邪魔することなくアップデートできる機能を実装して欲しかった。Linux 並みの「今すぐ更新」や「次回に更新」を選択できるようになることを願うばかり。

 

 
 

 

 


FossaPup64 9.6 - thinkpadnerd版

2024-12-07 21:25:32 | 日記
FossaPup64 9.5 更新版と考え、早速、導入してみた。
カーネル更新版 - ファイル複写(計 8個)552MB
・Fossapup64 9.6 日本語化版シンプル  [2024-06-03] size 569.2MB

初回、FossaPup64 9.5 個人保存ファイルをアップデートしてみた。
起動後、日本語入力が利用できなくなり、新規導入に切り替える。

カーネルバージョン
・Linux 6.1.65-amd64
ファイルマネージャーは ROX のほかに Xfce が組み込まれていた。
Bluetooth 対応。

アプリ導入(SFS版)を試みたけれど、起動失敗。
・Google Chrome - Spot設定不可能に苛立つ。
・Wine Portable

FossaPup64 9.5 更新版とは言えない独自の仕様だった。
おそらくライブラリ構成が上位互換を考慮することなく変更されている、と思われる。

Puppy Linux 日本語フォーラムでは、ある投稿者が別の話題だったけれど、FossaPup64 9.6 仕様を「退行現象」として言及していた件を言い添えておこう。使えない。

FossaPup64 9.5 個人保存ファイルはアップデート後、利用できなくなってしまう。
正常な利用ができない、ということであり、更新の際のバックアップは必須だった。
すべては自己責任。thinkpadnerd氏には感謝しよう。Bluetooth対応は Puppy Linux としては画期的と言える。



ことば探査 - 相応しい

2024-11-20 22:00:18 | 日記
きょうのこと、ニュース番組に出演していた萩谷麻衣子弁護士が「そうおうしくない」と発言していたことに「おや?」と思う。還暦近くの人物であり、なぜ「ふさわしくない」と言えなかったのか。

おそらく「相応(そうおう)する」という言い方から「そうおうしい」という形容詞型を言語記憶の領野にとどめてしまったのではないか、と思われる。職業柄、文字資料に接する機会の多い方の言い間違いにおや?」と思った次第。

DuckDuckGo 検索の結果、「ギモン雑学」というサイトがヒットした。
・相応しいの正しい読み方は「ふさわしい」で、「そうおうしい」は間違い。
・相応しいは「釣り合っていること。似合っていること」の意味。
以上、簡潔にまとめられているけれど、端的に「間違い」と判断すべきではなく、なぜ言い間違いが起こるのかを考えるべきだ、と思う。

形容詞型の造語力の高さは「エモい」という最近の言い方からも推察できる。
問題は「ふさわしい」という日本語に漢語由来の「相応」をを宛てて「相応しい」と表記する日本語の文字表記の仕方に問題があるのではにか、と考える。