植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

これから実る「カラタチバナの実」も食べられる

2008-11-21 14:50:32 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
カラタチバナ Ardisia crispa (Thunb,)DC.
本州(新潟県,茨城県以南),四国,九州,琉球の常緑林内にはえ,台湾,中国に分布する
常緑小低木,
高さ20~50cm, 葉は披針形~披針状長楕円形, 長さ 8~18cm。

花は6~7月,白色,核果は, 11月~翌年 3月に赤熟。球形, 径 6~8㍉。
シロミタチバナ,キミタチバナもあり,いずれも果実はクセが少なく食べられる。