お手持ちの新装版と,増補完全資料で,大事典(草本・木本・シダ篇)が,飛躍的にグレードアップ,ほぼ完璧な資料として座右に重宝していただけます。
第一次頒布は,申し込み先着順30部。
詳細は明日(12月1日)のブログで・・・
以下は見本です。
「食べられる野生植物大事典新装版」の 増補完全資料
2008年12月10日
イラクサ科 URTICACEAE
●コアカソ Boehmeria spicata(Thunb.)Thunb.(カラムシ属)
基部が木質となり,よく分枝する落葉半灌木。高さ50─100(─200)cm。葉は対生,菱状卵形,先は尾状,縁に深い鋸歯がある。本州,四国,九州の山野(おもに太平洋側)に多く,中国に分布。
◎若芽をゆでて,ゴマ・ドレッシング,バター炒めなどを味わう。
●ヤナギイチゴ Debregeasia edulis(Sieb. et Zucc.)Weddell(ヤナギイチゴ属)fig.456
本州(関東南部〜近畿南部),四国,九州,琉球,台湾,中国に分布。
暖帯の南部から亜熱帯の北部にかけて,海岸地方の湿っぽい常緑樹林の林縁,渓流ぞい,ときに,ゆるく傾斜した荒地にはえ,どこにでもある種ではないが,ところどころで,2─3m の高さに茂っている落葉灌木。葉は披針形─線状長楕円形,縁に細鋸歯があり,長さ7─15cm,風が吹くたびに葉が翻って,白綿毛の密生した葉の裏がちらちら見える。
花は4─5月,雌雄異株。雌花の花被片は,壺形に合着して子房を囲む。子房は成熟して,痩果になり,花被は多汁質の果皮となり,合着して痩果を包む。これが多数集まった複合果は,径5─7mm,6月頃に橙黄色に熟れる。
果実は,コウゾの実のように,ねっとり甘く,薬草的な風味もある。全体が軟らかく,野菜サラダに散らし入れて,彩ったり,冷や汁に浮かべたり,ゼリー固めをつくる。☆☆☆
第一次頒布は,申し込み先着順30部。
詳細は明日(12月1日)のブログで・・・
以下は見本です。
「食べられる野生植物大事典新装版」の 増補完全資料
2008年12月10日
イラクサ科 URTICACEAE
●コアカソ Boehmeria spicata(Thunb.)Thunb.(カラムシ属)
基部が木質となり,よく分枝する落葉半灌木。高さ50─100(─200)cm。葉は対生,菱状卵形,先は尾状,縁に深い鋸歯がある。本州,四国,九州の山野(おもに太平洋側)に多く,中国に分布。
◎若芽をゆでて,ゴマ・ドレッシング,バター炒めなどを味わう。
●ヤナギイチゴ Debregeasia edulis(Sieb. et Zucc.)Weddell(ヤナギイチゴ属)fig.456
本州(関東南部〜近畿南部),四国,九州,琉球,台湾,中国に分布。
暖帯の南部から亜熱帯の北部にかけて,海岸地方の湿っぽい常緑樹林の林縁,渓流ぞい,ときに,ゆるく傾斜した荒地にはえ,どこにでもある種ではないが,ところどころで,2─3m の高さに茂っている落葉灌木。葉は披針形─線状長楕円形,縁に細鋸歯があり,長さ7─15cm,風が吹くたびに葉が翻って,白綿毛の密生した葉の裏がちらちら見える。
花は4─5月,雌雄異株。雌花の花被片は,壺形に合着して子房を囲む。子房は成熟して,痩果になり,花被は多汁質の果皮となり,合着して痩果を包む。これが多数集まった複合果は,径5─7mm,6月頃に橙黄色に熟れる。
果実は,コウゾの実のように,ねっとり甘く,薬草的な風味もある。全体が軟らかく,野菜サラダに散らし入れて,彩ったり,冷や汁に浮かべたり,ゼリー固めをつくる。☆☆☆