東日本山地型のアキグミで,ゼリーをつくり,トーストに塗った。
《性状》 高さ2~3mの落葉灌木。枝は強靭で, 刺がある。葉は,長楕円状披針形,
または,狭長楕円形, 長さ 4~9cm, 幅 1~3cm,下面に,びっしり銀白色の鱗片を密生, ときに黄褐色, 赤褐色の鱗片がまじる。 花は4~6月,葉腋に(1~)2 ~3個つき, はじめは白く,のちに黄白色にかわる。
花冠状の萼は筒部が細く,長さ5~7mm,多くは基部へ向かいしだいに細まるが, 細まらず筒形のものもある。
果実は, 秋10中旬~11月上旬,南の地方では,12月上旬に紅熟し, 球形か, 広楕円状球形, 径 7~8mm,果梗は短く, 長さ 5~7mm。表面の白色鱗片が目だつ。
枝いっぱいに実をつけているグミは, 木の下にビニール・シートを広げ,枝をたわめて棒でたたくと,いくらでも落ちてくる。
◎完熟した果実を生食する。熱湯でゆで,布で漉(こ)し, 種子や果皮を除いた果汁を,砂糖で煮つめるとゼリーになる。 ゼリーは紫紅色で, さめると凝固する。
◎完熟果実を, 3~4倍量のホワイト・リカーに漬けると,3~4カ月で飲める
ようになり, 6~10カ月で, 甘くて, すこし渋い帯褐黄色のリキュールができる。
《性状》 高さ2~3mの落葉灌木。枝は強靭で, 刺がある。葉は,長楕円状披針形,
または,狭長楕円形, 長さ 4~9cm, 幅 1~3cm,下面に,びっしり銀白色の鱗片を密生, ときに黄褐色, 赤褐色の鱗片がまじる。 花は4~6月,葉腋に(1~)2 ~3個つき, はじめは白く,のちに黄白色にかわる。
花冠状の萼は筒部が細く,長さ5~7mm,多くは基部へ向かいしだいに細まるが, 細まらず筒形のものもある。
果実は, 秋10中旬~11月上旬,南の地方では,12月上旬に紅熟し, 球形か, 広楕円状球形, 径 7~8mm,果梗は短く, 長さ 5~7mm。表面の白色鱗片が目だつ。
枝いっぱいに実をつけているグミは, 木の下にビニール・シートを広げ,枝をたわめて棒でたたくと,いくらでも落ちてくる。
◎完熟した果実を生食する。熱湯でゆで,布で漉(こ)し, 種子や果皮を除いた果汁を,砂糖で煮つめるとゼリーになる。 ゼリーは紫紅色で, さめると凝固する。
◎完熟果実を, 3~4倍量のホワイト・リカーに漬けると,3~4カ月で飲める
ようになり, 6~10カ月で, 甘くて, すこし渋い帯褐黄色のリキュールができる。
〔ツルナ科・ミルスベリヒユ属〕
□ミルスベリヒユ (ハマスベリヒユ) Sesuvium portulacastrum (L.)L.
琉球の海岸では, 潮が入りこむ岩場の砂溜まり, 川口近くの砂泥地などにはえ, 小笠原では,父島の南島で, 潮風の吹きつける石灰岩上にはえる好塩性の多年草。
茎は分枝して這い, 長さ20~50cm。葉は長楕円状線形~線形,緑色,多肉質で,長さ 2~4cm。
花は4~9月,葉腋に 1個つき, 小さく,萼は内面が淡紅か紅色,または白色,裂片は長さ 5~6mm。
台湾,その他,亜熱帯~熱帯に広く分布する。
ο若葉をゆで,おひたし,コンソメなどを味わう。ナチュラルな塩味がいい。
□ミルスベリヒユ (ハマスベリヒユ) Sesuvium portulacastrum (L.)L.
琉球の海岸では, 潮が入りこむ岩場の砂溜まり, 川口近くの砂泥地などにはえ, 小笠原では,父島の南島で, 潮風の吹きつける石灰岩上にはえる好塩性の多年草。
茎は分枝して這い, 長さ20~50cm。葉は長楕円状線形~線形,緑色,多肉質で,長さ 2~4cm。
花は4~9月,葉腋に 1個つき, 小さく,萼は内面が淡紅か紅色,または白色,裂片は長さ 5~6mm。
台湾,その他,亜熱帯~熱帯に広く分布する。
ο若葉をゆで,おひたし,コンソメなどを味わう。ナチュラルな塩味がいい。
拾ったドングリの種類が分からなくても,まず,写真を撮っておく。
芽を出して,若葉が生長してくると,しだいに葉の形,性状などが明らかになってくる。
拾ったときの「ドングリの形,ようす」と,葉の性状を,突合せて,図鑑を見ると,たぶん,種類がはっきりするだろう。
なぜかというと,ドングリ状の果実が実る種類は,限られた少数しかないからだ。
芽を出して,若葉が生長してくると,しだいに葉の形,性状などが明らかになってくる。
拾ったときの「ドングリの形,ようす」と,葉の性状を,突合せて,図鑑を見ると,たぶん,種類がはっきりするだろう。
なぜかというと,ドングリ状の果実が実る種類は,限られた少数しかないからだ。
写真はオオフユイチゴ。
Rubus pseud-sieboldii Makino オオフユイチゴ
フユイチゴよりも葉はやや大きく厚く,円形か卵円形,長さ幅ともに 8~13cm,茎, 葉, 萼などに黄褐色の毛が目だち, 花梗が太い。
日向市 (1989年.11月.12日.), 島原半島 (1989年.11月.13日.), 平戸島 (1993 年.10月.22日.)などで, オオフユイチゴらしい果実を観察。 集合果の径 10~12
mm。全体にやや, ホウロクイチゴの形質がまじっている感じであった。
暖地の沿海地にはえ,11~12月に赤熟する。
Rubus pseud-sieboldii Makino オオフユイチゴ
フユイチゴよりも葉はやや大きく厚く,円形か卵円形,長さ幅ともに 8~13cm,茎, 葉, 萼などに黄褐色の毛が目だち, 花梗が太い。
日向市 (1989年.11月.12日.), 島原半島 (1989年.11月.13日.), 平戸島 (1993 年.10月.22日.)などで, オオフユイチゴらしい果実を観察。 集合果の径 10~12
mm。全体にやや, ホウロクイチゴの形質がまじっている感じであった。
暖地の沿海地にはえ,11~12月に赤熟する。
写真はフユイチゴ。フユイチゴの葉は,しばしば赤褐色に染まって, 冬を迎える。
《性状》 つる性の常緑低潅木。 暖地の山地の木かげに多く, ミヤマフユイチゴと おなじ地域にはえることもあるが, もうすこし南, やや暖かい低山地を好む。
茎は細く, まばらに細い刺があり, 地を這って, ところどころに根をおろし, 殖え広がる。
葉は円心形, 洋紙質, 円頭か, やや鋭頭, 基部は心形, 長さ幅ともに 5~10cm,
ごく浅く3~5裂, 縁に細鋸歯があり, 上面は濃緑色, 下面は短毛におおわれる。
花は8~10月,葉腋からでる短い総状花序に,数個がつき,径 7~10mm,花弁は白色。 集合果は球形, 径 9~10mm,初冬に紅熟する。
《性状》 つる性の常緑低潅木。 暖地の山地の木かげに多く, ミヤマフユイチゴと おなじ地域にはえることもあるが, もうすこし南, やや暖かい低山地を好む。
茎は細く, まばらに細い刺があり, 地を這って, ところどころに根をおろし, 殖え広がる。
葉は円心形, 洋紙質, 円頭か, やや鋭頭, 基部は心形, 長さ幅ともに 5~10cm,
ごく浅く3~5裂, 縁に細鋸歯があり, 上面は濃緑色, 下面は短毛におおわれる。
花は8~10月,葉腋からでる短い総状花序に,数個がつき,径 7~10mm,花弁は白色。 集合果は球形, 径 9~10mm,初冬に紅熟する。
写真は石垣島白保海岸のアオサ科の海藻。
新鮮なスープ,すまし汁などをつくると,美味。
体調きわめて不調。来春は,年賀状をやめます。昨日まで痛みの続いた歯は,応急処置でとりあえず回復。でも疲れきって,ほとんどの時間をベッドと仲良くしています。
新鮮なスープ,すまし汁などをつくると,美味。
体調きわめて不調。来春は,年賀状をやめます。昨日まで痛みの続いた歯は,応急処置でとりあえず回復。でも疲れきって,ほとんどの時間をベッドと仲良くしています。
長野県塩尻市「信州塩嶺高原別荘地」の林間で育っているシマバライチゴ。
本来は暖帯の林間に生きるフユイチゴですが,冬季には,マイナス8度C以下になる当地でも,
毎年,露地で,被覆なしで,平気で越冬する。
今は,2008年12月5日だ。
本来は暖帯の林間に生きるフユイチゴですが,冬季には,マイナス8度C以下になる当地でも,
毎年,露地で,被覆なしで,平気で越冬する。
今は,2008年12月5日だ。