植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

ミヤマウドは葉軸が黒く、花が早く、結実も早い

2007-06-13 19:21:12 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
関東地方、中部地方の山地で、林縁の茂みにはえる多年草。やや稀に見られ、ウドより小形で、高さ約1m、葉も葉柄もウドより細く、毛がなく、黒みを帯びた紅褐色。花は6-8月,散形花序がまばらな円錐状に集まる。液果は、球形、径約3mm、紫黒色。これを、はじめて見たときは「ああ! これがミヤマウドなんだ」と
心がときめいたことを覚えている。