
夏のトンボで2題
トンボは雄と雌とでちがいます。夏によくみられるトンボを紹介します
ショウジョウトンボ(学名、 Crocothemis servilia)
全身が真っ赤なトンボ。「赤とんぼだ。」と夏にいうのはほとんどがこれ。しかし、
ショウジョウトンボ属で、アカネ属に属していないのでアカトンボと区別する。
アキアカネなどの普通のアカトンボよりもひとまわり大きい。
春から秋にかけてみられる。池の水生植物のあるところでよく見られる。
猩々(しょうじょう)とは、能の演目『猩猩』で演者が架空のいきものである猩々になってまっかな装束で飾り、酒に浮かれながら舞い謡うのがある。
その赤いところから名前がつきました。
シオカラトンボ(学名 Orthetrum albistylum speciosum)
日本ではもっともようみられるトンボ。にたような種類はオオシオカラトンボ、シオヤトンボなど。シオカラトンボ属は日本に9種います。
メスはムギワラトンボともよばれ、黄色のトンボです。
名前の由来はオスが、成熟すると胸部から腹部にかけて青白い粉を吹くのを、塩漬けのようにたとえたことから塩辛トンボと呼ばれるようになりました。
オオシオカラトンボの違いは、①羽根の先、付け根が黒味かかる(又は濃い褐色)②羽根の先の縁紋が黒(又は濃い褐色)③オスの腹部の先(尻尾の先)の黒紋は小さい
④メスは腹部の先(尻尾の先)の黒紋が大きい ところでみわけます。
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