夏休みといえばカブトムシやクワガタ
昆虫採集はもう死語となりつつあるが、虫の好きな子供も多い
今回は写真家として有名な海野氏の本
海野和男のさがしてムシハカセ1 さがそうちがう虫 (海野和男著 偕成社 2007年)
これもシリーズになっており
①さがそうちがう虫②さがそうかくれる虫 ③さがそうまねする虫
写真が素晴らしい、海野さんならではのさがしてムシハカセシリーズ3巻のうち1巻。
写真で問いかけて、見つけていくスタイルがよい。
昆虫とはということで、なかまと「ちがう虫」を写真からいろいろな虫を見つけていく構成になっている。
1.昆虫をみつけよう
昆虫の基本 頭、胸 腹の区別と。腹とからでるはねと足の説明、写真で見分けて説明が切れが良い
2.甲虫をみつけよう
はねに注目して解説、甲虫のはねの折りたたみ方から人工衛星のはねのたたみかたまで説明があればよかったかも
3.トンボの仲間をみつけよう
トンボらしいトンボがいることがわかる
4.チョウとガをみわけよう。
触角やとまり方のちがいに注目しよう。これも写真でパッチリ
5.バッタを見つけよう、
バッタとキリギリス、コオロギはどこがちがう=触角でくらべてみよう=と説明がある
6.さいごにクワガタムシをみわけよう
こんな写真だけで、詳しい説明ができるのはほんとに素晴らしいと思います。