Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

シネコン

2009-06-06 20:46:57 | 音楽
初めて映画館で見た作品は父親に連れられ福島国際劇場で見たミッドウェイであった。米側はチャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、日本側では三船敏郎が出演する戦争映画である。当然のように指定席などなく、あろう事か映画の途中で入場し、作品が終わってからまた初めから見て見たところまで繋いで出場するという見方であった。

最近のシネコンは全席指定のためこんな見方は出来ないがつい最近までこんな風にして同じ作品を2回以上見るという輩も多かった気がする。

双子を連れてショッピングモールをブラブラする。シネコンの前で何となく映画チェックをするとチビどもの好きな不気味なアニメーション機関車トーマスの『トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン』という作品が上映されていた。時間も丁度。上映時間も75分と短いためか大人1,000円、子供800円で見れることが分かった。以前DVDで借りた映画作品とは違ってた。大喜びするチビどもを連れて入場。



上映前のCMが一通り終わり、そろそろ本編が始まるというときに入場していた母子が我々の前方の席をウロウロしていた。どうも自分達が座るはずの場所に強面のオヤジが子供連れで座っていたらしい。トラブルを避けたいらしく、母親は映画館の係員を連れて戻ってきて係員に席が違うことを言わしめていた。すぐ退くだろうと眺めているとオヤジは予想外の台詞を大声で張り上げた。

「前の回指定席に座ったから今回は別の席に移ったんだ。なんで駄目なんだ。」
係員が全席指定であり、もう一度みたいなら再度チケットを買うシステムであることを説明すると、
「そんなことは訊いていない。大体他の映画館なら入場券買って入ったら1日何度でも見れるだろ!(自分の)子供がもう一回見たいと行ってるんだ。」
と喚きだした。それでも係員が説明を続けるととうとう本編が始まりだした。するとオヤジは、
「しょうがねーなぁ...。空いてる席に移れば良いんだろー!!」
と叫び前方のスクリーンが見難い席に移動した。

これでは映画館側のおさまりも悪いだろうと顛末を期待していたがその後何の展開もなく75分が経ち映画も終了したのであった。

いつの間にか定着しつつあるこのシネコンのシステム、まあ馴染みがなければそんな物かも知れない...。

さて、肝心の中身であるがチビどもは、
「今日の声の人は、Goooooood morning Tokiooooo!!の人だったねぇ。」
とナレーションはジョン・カビラ非常に満足していたようである。

ちなみに今年の正月実家に帰った際暇つぶしにチビどもが見たトーマスの映画『きかんしゃトーマス 魔法の線路』にはヘンリー・フォンダの息子ピーター・フォンダが出ている。

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