船艦型ショッピングモール

18日、家から車で１５分ほどの所に無料駐車場4,000台、ジャスコと三越を南北に構えその間にワーナーブラザースの映画館と２００の専門店舗を抱えるという東京一の規模の船艦型ショッピングモールという肩書きでがオープンした。

グランドオープンで混雑も覚悟したがあっさり、入館出来た。しかし、勝手がわからないため三越側の駐車場に止めた。驚いたことに駐車場には誘導員用の自転車が数台置かれ、南北のスペースをそれで行き来しているようだった。吹き抜けの両側に３階にわたって延びる専門店街を南側のジャスコへ向けてブラブラ歩き出す。人が多く新宿駅の雑踏の中を歩いている気分であった。中央部はバットマン・スーパーマンの実物大フィギアが飾られた映画街であった。ここだけで２１の映画館があるらしくまさに桁外れである。



そこからまたもやこの吹き抜けの専門店街が南側のジャスコまで延びている。ジャスコまで行ったものの普通に子連れで歩くだけで混雑のせいもあり２０分ほどかかってしまった。適当に物色し、昼飯を食うにも大混雑。おそらく年明けまでこの状態は収まらないだろうと思われる。

その後、専門店街をあちこち覗き最後に三越に戻った。こちらは流石に高級志向だけあってかあまり混雑は見られなかったが、お歳暮の当たりを付けることにしてブラブラした。食品売り場は専門品がそこそこ充実しているらしく、嫁は新宿や吉祥寺までわざわざでなくても揃うと大喜びであった。



ベッドタウンであるこの北多摩地域にはここまでの桁外れの大きさのショッピングモールはなかった。気づけば夕方４時をまわり、６時間ほどぶらついたことになるが、全てはまわりきれなかった。家路の際の車の中で嫁はぼそりと言った。
「なんか、都心に買い物に行ったような疲れ方だね．．．。」
ジャスコ・三越・映画館・レストラン街・専門店街確かに休日に家族連れで行く新宿と同じような感じである。大きく違うのは電車ではなく車で気軽に出かけられるという点である。食品を含め買ったものを楽に家まで持ち帰れるという点ではますます都心は遠くなるのであろうか．．．。