保育園の卒園式である。何故か1年前からちび共には参加を約束させられていた。入園以来6年もたったのであるが、どうにもこの手の子どもの行事は苦手である。
相も変わらずムービーカメラを構える親たちの様相を眺めながらの式典開始となった。とはいえ赤ん坊の頃からこの園にお世話になっているためそれなりに感慨深い。そんなことを感じていると焦った。周りの親たちは大部分が鼻を啜っているのだ。驚いて見回すと母親に限らず父親も大部分がそうであった。中には号泣している人物もいる。子育てに頑張ったためそれが報われたときである。確かに気持ちも分からないではないが一人泣かない私がおかしいのかと何とも不思議な気分に苛まれたのであった。
ともあれ、無事卒園。これで帰りたいところであったがその後、保護者会主催の謝恩会であった。先生達が主賓と言うことでステージ上で演じるのは父母である。数日前からこの練習に参加してくれないかという要請が私のもあったが、忙しさを理由に断っていたのであった。
程なくスタート。母親の部門は嫁も参加していたがまあ、『おかあさんといっしょ』的で微笑ましいものであった。
続いて父親の部門。出てきた様相を見て思わず顔が引きつった。何と揃いもそろって幼児の格好という空恐ろしい様相で登場し、意味もなく、
「わーいわーい」
とデカイ体で楽しそうにスキップをしながらはしゃぎ、秋の行事で行った動物園のキリンを演じたり、冬にやった雪遊びを組んずほぐれつ演じていた。端から見れば笑えるのかもしれないが、私は見ていて参加する事にならなくて良かったと心底思ってしまった...。
しかし、すべてを終えてふと気づく。私はまだ保育園との縁は切れてはいない。三男が後5年お世話になるのだ...。
...何処までかわしきれるのであろうか。ともあれ、卒園。あっという間の6年であった。
相も変わらずムービーカメラを構える親たちの様相を眺めながらの式典開始となった。とはいえ赤ん坊の頃からこの園にお世話になっているためそれなりに感慨深い。そんなことを感じていると焦った。周りの親たちは大部分が鼻を啜っているのだ。驚いて見回すと母親に限らず父親も大部分がそうであった。中には号泣している人物もいる。子育てに頑張ったためそれが報われたときである。確かに気持ちも分からないではないが一人泣かない私がおかしいのかと何とも不思議な気分に苛まれたのであった。
ともあれ、無事卒園。これで帰りたいところであったがその後、保護者会主催の謝恩会であった。先生達が主賓と言うことでステージ上で演じるのは父母である。数日前からこの練習に参加してくれないかという要請が私のもあったが、忙しさを理由に断っていたのであった。
程なくスタート。母親の部門は嫁も参加していたがまあ、『おかあさんといっしょ』的で微笑ましいものであった。
続いて父親の部門。出てきた様相を見て思わず顔が引きつった。何と揃いもそろって幼児の格好という空恐ろしい様相で登場し、意味もなく、
「わーいわーい」
とデカイ体で楽しそうにスキップをしながらはしゃぎ、秋の行事で行った動物園のキリンを演じたり、冬にやった雪遊びを組んずほぐれつ演じていた。端から見れば笑えるのかもしれないが、私は見ていて参加する事にならなくて良かったと心底思ってしまった...。
しかし、すべてを終えてふと気づく。私はまだ保育園との縁は切れてはいない。三男が後5年お世話になるのだ...。
...何処までかわしきれるのであろうか。ともあれ、卒園。あっという間の6年であった。
お母さんも特に泣いては無かったような。
区切りとして感慨はありましたけどね~。
しかし謝恩会、痛いですな。
下の娘の幼稚園がそんなかったら多分私も
適当な理由でかわそうとすると思います。
これからもこのようなものは続くんでしょうか(苦笑)