Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

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K-20 怪人二十面相・伝

2008-12-25 19:24:09 | 映画
子供の頃、『少年探偵団』というドラマがあった。とはいえこれは70年代に制作された物で正しくは『少年探偵団(BD7)』というものであった。これは怪人二十面相が悪役で最終話では二十面相が限界を超える二十一回目の変装をしてBD7に倒されるというお間抜けなエンディングだったような気がする...。

そんな二十面相が映画で復活した。今回は正義のヒーローで義賊的な役回りらしい。ネットのレビューも高評価なので見にいった。


結果、過去に見た『ヤマカシ』『バットマン』『スパイダーマン』を混ぜ合わせたような作品であった。設定は1945年の帝都(この時点で現実には帝政は終わっていたため厳密には架空の都市であり、バットマンのゴッサムシティを真似たのだろうか..。)。笑ってしまったのはちょい役で『帝都物語』『帝都大戦』のヒール、嶋田久作が出ていた。

まあ、暇つぶしには良いかも知れない...。

以下、goo映画より抜粋


1945年の架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。“怪人20面相”と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。頭脳明晰でこれまでも数々の事件を解決してきた探偵、明智小五郎は、サーカスの人気曲芸師、平吉が謎の怪人20面相<K-20>だと疑い、捜査を始めるが…。

北村想原作の同名の小説を20年の構想期間を経て映画化。第2次世界大戦を回避した架空の日本を舞台に、富める者から金品を奪う怪人20面相の正体を明かしていく。名探偵、明智小五郎は、サーカスの曲芸師、平吉を<K-20>だと疑い、捜査するが、彼の婚約者、羽柴葉子は明智の行動に疑問を持たずにいられなかった。元祖・探偵小説のヒーロー、怪人20面相をバットマンやスパイダーマンのような全く新しいアクション・ヒーローとして甦らせた発想のセンスに拍手。出演は、金城武、仲村トオル、松たか子ほか。監督は、『ヴァージニア』で世界的に評価され、近年は『アンフェア the movie』など脚本家としても活躍している佐藤嗣麻子。