18日(土)3:40起床。すぐに湯を沸かしその間にテントを畳まずに車の荷台へ撤去する。軒下に張ったおかげでフライシートが濡れずに済んだ。朝食後高妻山登山口となる戸隠牧場へ移動。しかし辺りはまだ真っ暗なため登山口が良くわからない。迷った挙げ句牧場入口へ戻り入ってくる車についての到着となった。
5:00を過ぎたが一向に夜明けの気配がないため車の中で仮眠を取る。気づけば近くを通る団体が鳴らす熊よけの鈴の音で目覚める。東の空が白んできたので装備を整え6:12出発。
体を慣らすため気温の低い牧場の中を横切る道をハイピッチで進む。朝霧がうっさらとかかる一帯は明け始めの光に照らされまさに黄金色で秋真っ盛りといった感じである。
やがて沢沿いになり渡渉を繰り返しながら標高を稼いでいく。朝日が差し込み歩いていて非常に気持ちが良い。
7:08、滑滝を過ぎると背後の牧場が見渡せうっすらと靄がかかり幻想的である。そのまま過ぎると難所といわれる帯岩に出る。岩をトラバースすることになるが何故か鎖は掴んで横に伝えるようにではなく縦に数十センチ間隔でぶら下げて打ってある。しかし、言われる程危険を感じることなく渡り終え、最後の水場となる一杯清水着。7:47、不動避難小屋着であった。
この小屋にて4人の福島から来たという60代の男性団体に追いつく。この先延々と続く尾根をこの人達と抜きつ抜かれつの行程になる。ここから大きめのアップダウンが始まるが何故か登山道はトラバースが一切なくひたすら尾根道である。
前方の尾根の先には目指す高妻山が見え始めた。
修験者の道らしく二釈迦・三文殊・・四普賢と細かいピークを越え五地蔵山頂(1,998m)に辿り着く。
【左から焼山・火打・妙高】
右手には黒姫山・妙高・火打・焼山、左手には日本アルプスの白馬・五竜・鹿島槍が望め最高の秋山日和である。五地蔵山頂の北側に東へと下る急坂を見つけた。これが今現在地図に載っていない2001年秋に開道された『弥勒尾根新道』であるらしい。何の立て札も出てはいなかったが踏み跡はしっかりしていた。
アップダウンを繰り返しながら2,053mピークまで登り一旦1,940mまで下がる。ここからは一気に山頂までの約300m差の急斜面登りとなる。
山頂部の岩場に取り付き10:45、高妻山山頂2,352.8m着。眺望は東側は若干霞がかったものの色づいた妙高方面は実にきれいであり、北側には雨飾山が望めた。
【左から鹿島槍・五竜・唐松・白馬】
気温は半袖で丁度よく、休憩のおにぎりが非常に美味い。山頂からの眺望を楽しみながら地図の正置をしたみると、西側に見えるのは白馬・唐松・五竜・鹿島槍・槍ヶ岳・常念岳と確認出来た。コンディションが良ければ八ヶ岳・富士山が見えるはずである。
※ 以前、八ヶ岳からこの山は確認している。
山頂も若干混み出したので11:25、適当に下山開始となる。
さて、気になる登山道に奉られた順であるが、一不動・二釈迦・三文殊・四普賢・五地蔵・六弥勒・七薬師・八観音・九勢至・十阿弥陀となっていた。
5:00を過ぎたが一向に夜明けの気配がないため車の中で仮眠を取る。気づけば近くを通る団体が鳴らす熊よけの鈴の音で目覚める。東の空が白んできたので装備を整え6:12出発。
体を慣らすため気温の低い牧場の中を横切る道をハイピッチで進む。朝霧がうっさらとかかる一帯は明け始めの光に照らされまさに黄金色で秋真っ盛りといった感じである。
やがて沢沿いになり渡渉を繰り返しながら標高を稼いでいく。朝日が差し込み歩いていて非常に気持ちが良い。
7:08、滑滝を過ぎると背後の牧場が見渡せうっすらと靄がかかり幻想的である。そのまま過ぎると難所といわれる帯岩に出る。岩をトラバースすることになるが何故か鎖は掴んで横に伝えるようにではなく縦に数十センチ間隔でぶら下げて打ってある。しかし、言われる程危険を感じることなく渡り終え、最後の水場となる一杯清水着。7:47、不動避難小屋着であった。
この小屋にて4人の福島から来たという60代の男性団体に追いつく。この先延々と続く尾根をこの人達と抜きつ抜かれつの行程になる。ここから大きめのアップダウンが始まるが何故か登山道はトラバースが一切なくひたすら尾根道である。
前方の尾根の先には目指す高妻山が見え始めた。
修験者の道らしく二釈迦・三文殊・・四普賢と細かいピークを越え五地蔵山頂(1,998m)に辿り着く。
【左から焼山・火打・妙高】
右手には黒姫山・妙高・火打・焼山、左手には日本アルプスの白馬・五竜・鹿島槍が望め最高の秋山日和である。五地蔵山頂の北側に東へと下る急坂を見つけた。これが今現在地図に載っていない2001年秋に開道された『弥勒尾根新道』であるらしい。何の立て札も出てはいなかったが踏み跡はしっかりしていた。
アップダウンを繰り返しながら2,053mピークまで登り一旦1,940mまで下がる。ここからは一気に山頂までの約300m差の急斜面登りとなる。
山頂部の岩場に取り付き10:45、高妻山山頂2,352.8m着。眺望は東側は若干霞がかったものの色づいた妙高方面は実にきれいであり、北側には雨飾山が望めた。
【左から鹿島槍・五竜・唐松・白馬】
気温は半袖で丁度よく、休憩のおにぎりが非常に美味い。山頂からの眺望を楽しみながら地図の正置をしたみると、西側に見えるのは白馬・唐松・五竜・鹿島槍・槍ヶ岳・常念岳と確認出来た。コンディションが良ければ八ヶ岳・富士山が見えるはずである。
※ 以前、八ヶ岳からこの山は確認している。
山頂も若干混み出したので11:25、適当に下山開始となる。
さて、気になる登山道に奉られた順であるが、一不動・二釈迦・三文殊・四普賢・五地蔵・六弥勒・七薬師・八観音・九勢至・十阿弥陀となっていた。