高樹のぶ子のSIAブログ
ベトナム文芸誌に掲載
SIAでベトナム訪問して一年半がたちました。
その間、フエにお住まいのチャン・トゥイ・マイさんとの交流は続いていて、今回、ベトナムの文芸誌に私の短編が翻訳されて掲載されました。
この文芸誌と、クリスマスカードが届きましたので写真をアップいたします。
原作料が少なくて申し訳ない、としきりに仰るのですが、私としては、自分の作品がベトナムの人に読んでもらえるだけで、嬉しいのです。
ベトナム訪問の折にも感じましたが、ベトナムは社会主義の国ではありますが、私たちが想像するよりずっと個人の自由があり、なにより活字文化が進んでいます。
マイさんのお手紙も、綺麗な英語で書かれていて、こちらが恥ずかしくなりました。
あのようにベトナム戦争で悲惨な経験をしたのに、知識人は英語を理解します。
経済活動にとって必要だという側面もあるでしょうが、熱い国のおおらかな気質も
あるのではないでしょうか。若者はアメリカが好きです。
もちろん、恋愛も恋愛小説も恋愛映画も盛んです。
英語を敵視する風潮など、全くありません。
マイさんを通しての感想ですが、私の作品への評価は良いようです。
SIAが情報の一方的な搾取にならずに、こちらからも発信していきたいので、この文芸誌掲載はSIAを応援してくださる方たちといっしょに、喜びたいと思います。
一年半まえの６月の訪問は、物凄く暑かったけれど、冬はきっと、過ごしやすいと思います。
マイさん、またお会いしましょうね。
高樹のぶ子
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来日して働くベトナムの人達で、敢えて問題があるのは、ホームシックになることだそうです。
真面目で気の優しい男性が多いのでしょう。
こちらの近所の方から戴いた黒豆を、ストーブにかけましたが１Kgも有り、杉並にでも送ろうかな。（笑）
母も元気になり、昨日からは一人で大きなスーパーに、買い出しができる様になりました。
いつも帰りはタクシー利用ですが。
足の指先のシビレですが脳神経からではなく、甘いもので糖尿病に近いのが原因でした。
お正月の料理を始めてます。
第一に、ベトナム（越南）は、日本や朝鮮半島と同じ漢字文化圏の一つです。朝鮮半島がハングル文字の、日本が仮名（女手）の発明によって中国の漢字から独立したように、ベトナムはチューノムという独自の亜漢字（漢字に似たもの）を発明することによって中国の漢字から独立したのです。現在使われているローマ字表記（写真に写っている雑誌を見るとよくわかります）は、十九世紀半ばフランスによって植民地にされたころからです。（詳しくは、石川九楊『漢字がつくった東アジア』筑摩書房）
第二に、世界一の軍備を誇るアメ帝（アメリカの古い呼び名）を、多大の犠牲を払いながらも、撃退してしまったこと。
第三に、福岡の僕の故郷の村の人は、僕も含めて、だれも彼もベトナム人によく似ていたこと。
第四に、一時期サーズという危険な伝染病が、流行しかけたとき、ベトナム政府の対応振が、見事であったこと。
第五は以下の理由です。
僕が所属していた学科にベトナムを専門に研究している先生がいて、その人から聞いたところによると、ベトナム政府は、必死に産業技術の水準を高めようとしていて、その際、日本の技術水準が学ぶべきお手本とされているそうです。とくに、ネジの技術は、日本は世界のトップレヴェルにありますから、ベトナムでは神のようにあがめられえているそうです。ベトナムのネジの技術は低く、ベトナム制のバイクは、走っているうちにネジが外れて、ばらばらになるそうです。ベトナム人にとって、日本のネジがぴったり合うことが、奇跡的なことだそうです。なかでもホンダのバイクは評判がよくて、ベトナム語でバイクのことをホンダというそうです。（これは、その先生から聞いたときに念を押しましたから、うそでははありません）
その先生がべトナムの大学にいかれたとき、向こうの先生が早速歓迎会を開いてくれたそうですが、それに要する費用は全部その先生が出されたそうです。そしてベトナムではそれが普通だそうです。またベトナムには、富豪が沢山いるそうです。
以上が、僕がベトナムが大好きは理由です。
言語にかなり問題が有りそうですが、いろいろと伝達には問題はないのでしょうか？
いえいえ、国民にパワーが有り、工夫をするから大丈夫でしょう！
それに言葉は二の次です。（暴言！）
ベトナムと言えば、べ平連の小田実（おだ・まこと）氏が亡くなり、僕の今年の１０大ニュースの一つでした。
彼は大学で言語学の専攻でしたね。
野武士のような逞しい方でしたが・・ＨＰではフィリピンを心配されてました。
日本のネジが高レベルなのは想定できます。
美術部の二つ先輩は研究熱心でデッサン力も有り、中京地区のネジ製作会社の跡取りをしています。
彼も［男前］の野武士の雰囲気でした。（笑）
失礼を承知で、私の独断と偏見の、今年の１２大ニュース速報をします。
もう来年になってしまうので・・・速報です。笑
１・義父夭折
２・石油暴騰
３・岩国・防衛施設談合事件のゼネコン数十社行政処分発表
４・想定外の民主党大勝・自民党大敗
５・小田実氏夭折
６・安部氏？ドタキャン退陣、福田氏背水の陣内閣
７・偽の食品業界
８・九州の発砲殺人事件と長崎市長発砲暗殺事件
９・万能細胞成功・凄い
１０・パキスタン元首相ブッド氏暗殺
１１・防衛事務次官守屋氏、妻と共に逮捕
１２・県立佐賀北高・劇的甲子園優勝！
こうして上げて見ると、明るいニュースも複数有ります。
個人的には本当は２０位ありますが・・。
振り返ると九州圏が好いことも、悪いことも発信力が有り流石でした。
福岡の麻生さんもライフル競技が好きな方でしたね？
狙撃兵志向かな？
彼が反暴力の旗を振らないと・・・困り者。
来年はどんな年になるのかな。