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高樹のぶ子のSIAブログ

2008年10月15日 / 最近の出来事

宇宙の秋

 このところ、空が晴れて、夜空に月がくっきり見えることが多い。
ほぼ満月なので、おもわず足を止めて眺めてしまう。
モンゴルで見た月も、美しかったけれど、日本もなかなかの風情だ。
やはり大気が乾いているのが、月見には必要なのかもしれない。
春の朧な月もいいものだろうが・・


 ネットを開いていると、水星の写真が目に飛び込んできた。
NASAが飛ばした探査機が水星表面から200キロまで近づいて撮影した写真だ。
月に似ているけれど、星状の筋が何本も入っている。
惑星のなかでは一番太陽に近いので、昼間は400度、夜はマイナス150度に
なるのだとか。
とても生物が生きていられる環境ではなさそうだ。
クレーターはたくさん見える。


⇒水星探査機メッセンジャーが撮影した水星の写真はこちら


 こうして宇宙に飛び出した視線を持つと、地球も太陽も月も、すべて相対的で、
なにひとつ、どこにも「固定」されてはいないのだと、わかる。
すべてが暗闇に浮かんでいるのだ。
浮かんでいるというだけで、奇跡に思えてくる。
だから何が起きても不思議ではない。金融危機だろうが戦争だろうが、人類滅亡であろうが、闇に浮かんだ地球上でのささやかな出来事・・


 それだけに、青い地球のごく微量な埃でしかない人間・・この私が、水星200キロまで近づいて、クレーターを見ているって、すごいことだと思う。


 アメリカ経済というより、アメリカ型市場経済は、今回の危機を引き起こしたことで、限界を示したように思う。何でも金融商品にして、投機の対象にすることへの、反省が生まれるべきだ。
けれど、アメリカの繁栄のおかげで、私たちは水星に近づくことができた。
それだけでも、アメリカの繁栄の置きみやげにはなるのでは・・


                                             高樹のぶ子

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

« 日本人像 旅人のリアリテイ »

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コメント
 
 
 
今にも爆発しそう! (崖 之月)
2008-10-15 17:32:41
NASAの撮影した水星のフォトをみると、かなり重くて硬そうな惑星ですね?
マグマで造った球のようで、ちょっとした刺激で爆発しそうな物体に見えました。

軌道の安定していない何十億年も前に、地球にぶつかって月を造ったのは、ひょっとしてこの水星かも知れませんよ。(笑)
予想通りまるで砲丸投げの球のようですから。

スーパーコンピューターとPCの発達による宇宙開発は、確かに米ロのお家芸ですが、かなり悲惨な事故も有りましたし、打ち上げロケットの残骸や老朽化した衛星の爆破物などの、宇宙に漂う無数のゴミは、将来宇宙の平和利用の妨げになるでしょうね。
さっき国会で宇宙で太陽光発電とか語ってましたが、高速ゴミが開いた発電パネルを破壊し兼ねないようです。
この太陽の引力に負けて水星が爆発した時は、この地球も月も無くなるのでしょうね!(怖)

今夜は満月でしたか、どうも今年の秋空は秋晴れが短く、一瞬でも晴れると好いのですが・・・。

米国では安く住宅を手放したら、ローンの負債は元住み手には残らないシステム、これ夢のようで不思議なシステムですね。(笑)
これって貧困層の夢を実現する、革命的なシステムだったのでは!だってそうでしょう?(爆笑)

これも楽天的な米国人の良さなのかも知れませんよ。
どうするのか年初より、オバマさんに期待しております。


 
 
 
 (ポニョ)
2008-10-15 23:54:46










 

空 と 海 との 間には

やっぱり、月 が いい。
 
 
 
裸の水星と米国 (崖 之青空)
2008-10-17 11:47:00
やっと秋晴れが続くようです。

一昨夜は未明になって満月が現れたので、反射望遠鏡に付いてる、追跡用の補助望遠鏡で覗き、明らかに逆さ満月を確認しました!(裸視では怪しい、w)


水星はほぼ核だけの惑星のようですが、仮説としては他の惑星(地球?)と接触して、地層を大部分剥ぎ取られたり、残った表層部分も太陽光や太陽風で、宇宙に拡散させられたと考えられます。

かなりの部分は、地球や月の引力が剥ぎ取って、つまり地球は水星から水も奪ったのかも知れません。(笑)
太古に太陽の至近と遠くの軌道を公転していた水星は、剥ぎ取られて核だけの小さな惑星になり、地獄のような太陽の近くだけを、周り続けることになったと想像します。(笑)
地獄は水星に在る!ことにして、天国は地球、もちろん諸行無常は月でしょうね。(笑々)

海辺で育った頃は、水星を何度も見付けましたが、こちらでは夜釣りをした時に、同行者に教えられて二、三度見かけたぐらいですね。


投資資金を剥ぎ取られた米国経済も、厳しい選択肢になるのでしょうね。

NASAの衛星はネット地図のレベルを上げ、Googleの地図情報ではクリックすると、街角に立って前後左右を眺めることができるそうです。(今の所、天を仰ぐのは無理ですが)笑

友人の報告では、自分の設計した建物が、どんな風に使われてるか、昔住んでた所は今どうなってるか、大昔にデートをした場所だって、画像は粗いですが人物も、立体的に閲覧できるのです。(笑)
ちょっとこの優れもののツールの進歩は、プライバシー法を考えると、何れ問題点が出てくるかも。(笑)
そうですね、街角の監視カメラを全て繋ぎ情報化すると、かなりの地区のリアルタイムの動画が、閲覧できることに?(怖)



余談ですが昨日、初めて今の政治についての、コンピューター世論調査の電話が掛かって来ました。
その電話は5秒~10秒くらいで横文字の、◯◯◯◯◯◯◯の世論調査です、よろしくお願いします。と伝え、いきはり質問が始まりました。
僕は知らない組織で、変な世論調査だなぁ、と思いつつも、初めてなので比較のしようもなく、これって思想調査なのかな?と、取り敢えず返答しないで電話を切りました。(苦笑)
NHKなどの世論調査の数字が、余りにも実態と掛け離れてるのは、何か原因が有るのでしょう?

今朝は在日中国人訛りの人から、初めて手形割引の会社営業の電話が有り、連日不穏な電話が掛かって来て、これも今の時代を象徴してますね。

 
 
 
We Live (のあ いちい)
2008-10-17 15:13:18
地上は不安に満ちています。
感じるのは人間ですが、他の地球上の生きものたちもそうかもしれません。絶滅してしまった生き物も多いですから。
とうに、察知していたかもしれませんが、打つ手はなかったでしょう。

嘘の情報も多いわけですが、つくのなら、
「永遠の嘘をついてくれ」という歌もあります。

明日この世界(地球上)が終わるとしても、豊かな心を持ち続けたいという希望もあります。

そこで、わが友たちが歌っている歌のその部分だけを抜粋して、ここに。

ー We liveー

We live
たとえ世界が
We live
あした 滅びてしまうとしても
今はわたしたち 時も思いも
深くかさねて ともに過ごそう
ためらわずに ためらわずに
愛を紡ごう


We live
たとえあしたが
We live
もう やってこないとしても
今はあなたとわたし 星が消えても
海があふれても ともに過ごそう
おそれずに おそれずに
花を咲かせよう

  詩:立原えりか 曲:吉岡しげ美

お二人とも知人ですが、立原さんとは行動をともにしていたこともあります。学校の教科書にも載っているので、作品を読んだことがおありの方もいらっしゃるでしょう。都会的でステキな女史です。
今の時代、こんな気持ちで今日を過ごせたら、と思います。

一方、個人の好みとしては、前述した
「永遠の嘘をついてくれ」ーつま恋ー、の、みゆきさんが好きです。あの歌声、なんとも言えず、涙があふれてきます。

         のあいちい




 
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