高樹のぶ子のSIAブログ
色っぽい日陰植物
SIAを応援して下さっているRKBさんから、素晴らしいランの寄せ植えをいただきました。
こんな鉢植えは初めてなので、写真にとりました。
確かに二種類のラン・・美しいです。胡蝶蘭はわかりますが、もう一つも多分ランですね・・
でもでも、その足元に植え込まれた20種類近い日陰の植物たちは、もっともっとステキです。
その一つ一つに、きっと名前があり、それぞれの生存の掟があり、生きていくうえでの好みの場所も違うのでしょうが、こうしてランを支える「苔の土台」となって、我が家に届きました。
ランより、土台の方に目が行き、ひとつひとつ、撫でてやりたくなって・・
思えば、テレビ会社に相応しい贈り物ですね!
テレビの画面には、アナウンサーやタレントさんが華やかに活躍してますが、
その画面を支えるスタッフの人たちが、大勢います。
苔の土台です。苔の土台があってランも美しく映える・・
なんてね、うれしくなって、苔の土台を慈しんでいますのよ、のぶ子姉さんは・・
もともと日陰の植物って、好きなんです。
太陽の下の真っ赤なハイビスカスより、色っぽいでしょ?
だからって毎日水をやっていいものかどうか・・
愛情が過ぎて、迷惑ってこと、ありますからね。
いま、誘惑と闘っているのです。
この苔の下、どうなってるんだろう・・引き剥がして覗いてみたい誘惑・・
色っぽい日陰の草が、「いやあ、やめてえ・・」と悲鳴をあげるかしら。
高樹のぶ子
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日蔭の植物には、子供の頃から好奇心が有ります。
山陽地方の山々はなだらかな御影石の巨石の多い地帯でしたが、谷間の半日蔭の涌き水周辺には、食虫植物のモウセンゴケやスギゴケが生えてました。
尾根の日当たりの良い所には桔梗やツツジ、朝日の当たる所にはリンドウが咲いてました。
面白いので度々谷間の奇妙なモウセンゴケを採集に行きましたよ。
スギゴケは干して飼ってる従姉妹の巣の材料にした覚え有り。
上京してからは日蔭の植物といえば信州の山葵ですね。
ヒュッテに行くと早速秘密の場所で採集し、山葵の味噌汁や佃煮海苔にも葉っぱと茎をみじん切りして和え、美味しく戴きました。
似てる蕗は面倒なのでパスです。
住宅地では奇麗なユキノシタも沢山生えてましたが今は消えています。(我が家には二、三株あり)
これも色っぽい花だった。
敷地をコンクリートで被うからですね。
最近、杉並では半日蔭植物のドクダミが大繁茂してます。
多分、葉に触ると悪臭がするので、ツツジ等の植え込みの雑草取りを省くのでしょう。
白い十字花が美しいと語る、根無し草の人々もいまして、自己投影されて面白い雑草です。
そう言えば、重要なゼンマイのシダの仲間を忘れてました。
これは僕には色っぽい日蔭植物です。
何故かは恥ずかしいので内緒です。
カクレンボのときに隠れました。(笑)
さては高樹さんもシダを見て色っぽいなどと・・・そうだった日蔭植物で色っぽいのはシダかコケしかないんだ!(笑)
夏の吊り忍ぶにも生えてますし。
苔庭の見える部屋もかなり色っぽい想い出が有ります。
いえ、育った家には風流な苔庭が在りましたから。(笑)
苔庭に金木犀や山茶花の花が積もります。
一時流行った南洋の密林の日蔭に生える、紅いインパーチェンスは細菌に弱くダメでしたね。
アフリカスミレは未だ生き残ってますが・・。
こちらで久々に春ランを採取しました。
杉並で大株の春ランが咲きますが野性を失ってます。
ランは超高等植物ですが、色っぽさも兼ね備えていますね。
こちらの年末年始の花は、いつも千葉・千倉の友人から仕入れた、今年はピンクの大型シンビです。
やはり原始の日蔭植物のシダ・コケ類は色っぽいのは確かです。
恐らく人の遺伝子には恐竜に追われ、シダに隠れる本能も有るのでしょうね。
コケは原始そのもの。
今年はネズミ年でした!
逃げるが勝ちかも。
磯つぐみ
花が咲いてる日蔭植物の種類は不明でしょうね?
いろんな種類の下草ですね。
全体がコケ玉に寄せ植えになっているのでしょう。
現在は鉢植えも切り花もアレンジメント?が進みました。
切り花も水を補給して上を向けてアレンジメントして縛り、しっかりとした手提げ袋に入れてくれます。
Photoの寄せ植えは来年も咲かせようと思ったりすると、根回りはどうしてるのか気になりますね。(笑)
経験では管理した割りに余り上手く咲かないです。
近年、珍しくカトレアが三年連続立派に咲いています。
コチョウランは面倒なので・・楽しんで消費する運命でした。
色っぽいシダ類の検索をしても、好きな硬いシダが名前もPhotoも見付かりません。
山陽では珍しくもない種類でしたが意外でした。
乾いた所に自生していて葉の長さは25センチ、葉幅6センチ切れ込みはクシ型、表面は照りが有り葉の質は硬く、ゼンマイ状態で発芽します。
照りが有るのは海岸近くに在る種類だな。
検索し直すか・・・見付からないのは変だな。
ところでご存知ないでしょうね?(笑)
あのシダは絵になります。
ところで注目の九州の交通事故判決は疑問でした。
あの事件は相当、質(タチ)が悪いと思います。
現場から逃げて水分を大量に取り汗をかいて、アルコール反応を泥酔から酒気帯びにしてます。
変な地方裁判所の進言でした!判決が軽~い!
被疑者は地方公務員?
検察も控訴はしないのかな?
被害者のインタビューは納得してる発言に聞こえましたから。
世論もよく分からないし、検察の判断を見よう。
色っぽい日蔭の植物の話を暗い話にしてしまった。
また失礼しました。
米国大統領の予備選挙が始まりましたね。
民主党のオバマ候補の実像が余り伝えられないので興味が有りました。
昨夜の初めての情報では、彼は黒人ハーフ(父ケニア人・母スエーデン系白人)でなかなかのエンターテイナーのようです。
あのクリントン妻なんて苦手でしたから、対立候補には興味が有りましたから貴重な情報です。
ラジオの情報によれば第二戦はこの時間ではリードされてます。
現地日本人の報告では、彼の経歴はハーバード大ロースクール卒(妻も)、人権の弁護士、飛びっ切りの演説上手、マスクも良好らしく、若者や知識人の圧倒的支持とのことです。
かなりのインテリとのこと。
画像検索するとソール歌手の雰囲気でした。
ハードルは高いでしょうが、応援することにしました。
名前も、バラック・フセイン・オバマとケニアの先祖がイスラム教徒だったそうだ。
善戦で終結する可能性が大でしょうが、貧富の格差社会のアメリカですから、ご時世で分からない。
しかし歴史からも米国はテロ大国ですから、大統領になっても暗殺して終わりかもね。
しかし一応、ハーバード大はユダヤの力も働いているらしく大丈夫かも。
バラック・フセイン・オバマ頑張れ!!
彼はプロテスタントです。
お稲荷さんのお狐様、油揚げとそれにそれに鯛刺しも付けますからよろしく!
アッ!そうだった!
勝手ながら、この素晴らしい画像の[色っぽい]日蔭の花付き、ランの寄せ植えもお供え致します。(笑)
磯鶫の姿と鳴き声はこちらからどうぞ。素晴らしい鳴き声パターンはPCからのみです。
http://midopika.cool.ne.jp/songs/isohiyo.html
日陰の植物は色っぽい・・・という感性は作家独自のものだなぁ、と感心しました。
ところで・・・。今日、太宰府天満宮に遅い初詣に行き、おみくじをひいてきました。残念ながら、私も中吉でした~。
おみくじの文言のなかに「雪の下で太陽の光を待つ草木」という言葉がありました。湿っぽくて色っぽい日陰の植物も好きだけど、雪の下で春を待つ植物も好きです。
そういえば、「ゆきのした」という植物も日陰に生える植物ですよね。子供の頃、うなぎの寝床のような祖母の家の一番奥にあった土間の台所を抜けた裏庭に、たくさん生えているのをつんで遊びました。裏庭は、じめじめしていて苔がいっぱいはえていて・・・。なぜ、あんなに「ゆきのした」にひかれたのか、今もよくわかりません。
デンドロビウム系は日照時間が必要ですが、その他のランは日照時間3時間程度を好むようです。
ランは樹木の着生植物や密林の下草が多く、木漏れ日の環境で自生してます。
日本の春ランやエビネや東洋ランも、落葉広葉樹林帯に自生し、どちらかと言うと春から秋は日蔭植物です。
また、友人の洋ラン栽培業者の温室も、苗の日焼け防止に日照を制御してます。
紫外線は植物にも動物にもかなりのダメージを与えますから。
だからランは大自然の境界で生きる知恵を持つ超高等植物なのでしょう。
子供の頃、ランの仲間で原っぱに生える、螺旋の奇麗なピンクのネジバナの太い根を見て、不思議な植物の存在に驚きました。
このネジバナは菌根菌と共生して、養分を吸収するらしく、増殖栽培となると難しいそうです。
話を米国民主党の選挙にしますが、オバマはニューハンプシャー州で負けました。
しかし二戦のそれぞれの州の状況を検索して調べたら、この選挙はオバマがかなり支持されてます。
最北東部のニューハンプシャー州は白人が95%の工業地区です。
そこで僅か2%の差で敗北したのですから、クリントン陣営にはガックリとした勝利です。
第一戦の南部の穀倉地帯のアラバマ州は白人70%黒人25%の地区です。
米国民主党は国内保護の政策を採る可能性が多く、政権に着くと日本にとっても厳しい対米交渉が予測されますね。
グローバルに見た経済界の前線の人の話では、米国依存ではなく、もう多極化の時代だそうです。
先ず米国は莫大な借金でドル安が益々進行し、EU・米国・ロシア・中国・インド・ブラジル・イスラム圏・そして日本と、多極の経済で動いて行く時代です。
現状の日本が生き残る道は新しい内需の仕事を構築する必要が有るのですが、そのアイディアも現状では不毛だそうです。
そしてそのアイディアも、意外とインドや海外の人々に、提案能力が有るかもしれないと、金融機関の研究所は予測してます。(無責任な発言に聞こえましたが・・)
非常に残念ですが、これが日本の現状の現実だそうです。
つまり、日本で生産やサービス活動をして、国内・海外ニーズを捉らえ、成り立つ仕事のアイディアです。
簡単のようですが、考えてみると確かに難しい。
日本の建築家も海外で活躍してますが、設計料金は工事の10%未満ですから、微々たる貢献にしか成りません。
又、トヨタやソニーのグローバル企業は、企画開発業務部門は日本に置いてますが生産の大部分は海外です。
このアイディアは異邦人になって、考えないと提案できないようです。(苦笑)
今年はこれを考えて企画案を創ってみようかな。(笑)
材料は国内に無尽蔵に有り、かつ減らない物で生産計画ができる仕事となると[クレオパトラの夢]の世界の手品かも・・?
今、国内で長年問題になってるのは、日蔭のワーキングプアを、しっかりとした労働環境に吸収することでしょう。
様々な事件からもその実態が見えてきますね。
それをプレゼントしたRKBのスタッフは只者ではないと思われますね。
のぶ子先生、それは先生の愛の小説の暗喩(またもやピースの口癖かと思わないでください)になっていませんか。のぶ子先生もひそかにそれを匂わせておられますね。
小説の主人公は蘭の花(しかも二種類、つまり男と女)です。根元の20種近い日陰の植物達がその他の登場人物です。するとのぶこ子先生の次の言葉が、ちがった意味を帯びてくることがわかります。
「確かに二種類の蘭・・美しいです。(中略)でもでも、その足元に植え込まれた20種類近い日陰の植物達は、もっともっとすてきです。その一つ一つに、きっと名前があり、それぞれの生存の掟があり、生きていくうえでの好みの場所も違うのでし
ょうが、こうしてランを支える「苔の土台」となって」いるのです。これ、まさしくのぶ子先生の小説の方法ではないでしょうか。
そこまで考えて、RKBの方がプレゼントされたとしたら、たいしたものです。でも、少しできすぎているなあ!
それともう一つ、のぶ子先生の文章を引用するために書き写していて、いまさらながらに思ったこと。文章がうまいなあ!さすが専門家です。