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高樹のぶ子のSIAブログ

2008年10月09日 / 最近の出来事

旧い上海を読む

 このところ、1920年代から30年代にかけての上海を写真で見たり読んだりする機会が増えています。
もちろん、日本からは当時、上海と満州だけがビザなしで渡航できた外国でした。
船旅です。横浜、神戸、門司が、大きな港だったようです・・
二日程度でついたようですが、芥川龍之介の紀行では、かなり海が荒れたようすで、日本人は船酔に苦しんでいるのに、アメリカ人は平気だったそうで、なんとなくコンプレックスを抱いているのがおかしい。


 いまは私が住む福岡からは飛行機で東京と同じ時間で着いてしまいます。
飛行機代も、大して変わりません。
上海自体も、こと都市景観においては、ニューヨークを抜いたビル群です。
今月、夏以来ですが、上海にでかけてきます。


 その前に今日はこれから東京。
メインの目的は文学賞選考会なのですが、あれこれ用事が加わってきて・・
上海においても、あれこれ仕事が加わってきてます。
船旅なら商用といえども、船の上ではオフです。でも、いまは、午前中に着いたら午後仕事です。世界中ずっと日本というか我が書斎の続き。
ああ・・オフって街、どこかに無いですか?

                                             高樹のぶ子

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

« 生まれて初め... 日本人像 »

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コメント
 
 
 
ビジネス (いちい)
2008-10-09 12:43:01
会社員なら職場を出れば、ですが、高樹さんのライフワークは、幸か不幸かそういうことなんですね。船上であっても、どうかな?

どこに行っても仕事。失業しているよりベターかもしれないが、やっぱり何が幸か不幸か。
ノーベル賞受賞の物理学者もどこにいても絶えず、頭の中は、何かを追求している。根っから、宇宙とか天体とかクウォークとか数字とか・・

やっぱり、高樹さん、それって贅沢な悩みかも。。。(^o^)丿
 
 
 
うむ?ノーサイド! (崖 之木犀)
2008-10-09 13:39:21
オフの街?
そんな想いに駈られてると、奇妙な事故に巻き込まれ、とんだオフに成りますから、気をつけて下さい。w


 
 
 
暑い日の「戦場メリ」 (ビー玉)
2008-10-09 16:42:45
すいません!私、さっきまで長崎の海に面した某温泉で、スイッチオフでしたぁ~。出張の一日目は仕事、二日目は意図的にオフにしたのです。PCを持っていかなかったので、完全に仕事からは解放されました。

漱石ではありませんが、とかくこの世は生きにくい・・・。どうして、こんなに次々と無理難題がふりかかってくるのか!と煮詰まっていましたから、えいやっ!と思いきってJRの駅のない町まで行ってきました。

高原野菜を栽培する山を越え、バスで一時間。丘を越えた途端に深い蒼の海が広がって・・・。硫黄の香のする湯煙が水路からたちのぼっていたわりには、湯船のお湯は無色透明で、やわらかく、羊水に浸かっているかのような安堵感を得ることができました。部屋の窓からは一面の海、夜の露天風呂からは満天の星・・・癒されました~。高樹先生も、温泉にこもって執筆されませんか?九州って、温泉、多いですよね。

しかし!どこにいても、朝は、日経の連載小説を読むことから始まります。京は、ピアノを弾く?京よりも二つ年上の私の弟も、よく「戦場のメリークリスマス」を弾いていました。

暑い日、扇風機をまわしながら二階で勉強をしていると、一階の洋間から弟が弾く古いスタンドピアノの音が聞こえてきて・・・。戦メリ、けだるく哀しく懐かしい不思議なメロディーでした。

私は香港には行ったことがあるのですが、上海には行ったことがありません。ほんこんぐさんの書き込みを拝見して、高樹先生の上海をとらえる感性の非凡なるものを改めて知りました。

昔は、上海に行くのに、神戸、横浜、門司から船出していたのですか。三つとも大好きな町です。でも、船旅は苦手かも?波高が3メートルを越えると確実に酔ってしまいますから。芥川も船で上海に行ったのですね。

今から私も新幹線に乗ってスイッチオンです。今晩から、また別の場所へ出張。今朝まで見ていた窓の海が夢のよう・・・。やっぱり、日本人って、勤勉すぎるのかなぁ?高樹先生も、お気をつけて、東京&上海にお出かけ下さい。

上海には秋がない、とどこかに書いておられたような気がするのですが、気のせいでした?今日は、日本も、秋とは思えぬ暑い一日でしたね。
 
 
 
あれれ (あれれ)
2008-10-10 01:32:28
長いなぁ~、コメント。
ハガキに書ききれる?
 
 
 
あれれさんへ (ビー玉)
2008-10-10 03:25:36
申し訳ない・・・。
でもね、ここは、長いコメントを書いても誰も文句を言わないところなんですよ。今までの経過を読まれましたか?ちゃんと様子を見てからコメントしてくださいね。
 
 
 
アレレと言う間に? (崖 之月)
2008-10-10 10:12:25
こちらの昨夜はキレイな半月でした。

アレレと言う間に、僕の予測通り米国経済は破綻してしまい・・。

あれれさん?w←これ冗談ですよ。
ハガキ?
便せん12枚迄は僕は許しますよ!?←読んだ経験有り。

きっと、高樹さんとブログシステムの許容も20枚位ですから、それ以上はダメです。w
やれやれと、ひとつよろしく。


お探しのオフの街は、ひょっとしてニューヨークかも知れませんね?
世界中の大都市でしょうか。

あの9・11でさえ確か7000$に下がったのですから、今回の米国経済の実態のある破綻は、この数字以下になるのは、せめて覚悟して措きましょう。

幸いと言って好いのか、原油も続落中です。
残るは金属と穀物の相場ですが、どうにもこれは難しいでしょうか。

ただ$の暴落は未だ起きてないので、これから暫くして始まるのでしょう。

でも日本の国民はかなりの貯金をしているので、円高に推移して行く筈なのですが、今の所は未だ穏やかな円高ですね。

いよいよ本格的に、超円高で成り立つ経済を構築する時でしょう。

身の回りの後期高齢者の方々は株持ちで、空元気、元気がなくなり可哀相でした。w
既に半値以下になっていますから。


一昨日、とうとう長女はに移住しました。
お母さんをよろしく!と僕に言い残して。w
無事、彼のもとに着いたようで、今夜、カメラ付きネット電話で二人の様子見をします。w

あっ、あ~っ、やはり超円高が始まりました!

 
 
 
地球の秋 (パッピーちゃん!)
2008-10-10 14:14:39
(^・^)のぶ子お姉さん、こんにちは!
地球の日本に秋がやってきましたネ!

ずっととおい世界からやってきたパッピーは、アイさんという地球でのおかあさんになった人の家にお世話になっています。
日本の秋はやっぱりさみしいって、ママ(アイ)がいっています。
のぶ子お姉さんは、たぶんいそがしいから、そんなさびしさを感じている時間もないかもって、ママがいっている。

それで、ママが好きな歌のひとつを。


        
淋しいなんて 口に出したら 誰もみんな うとましくて 逃げ出してゆく

淋しくなんか ないと笑えば 淋しい荷物 肩の上でなを重くなる

せめておまえの歌を 安酒で飲みほせば 遠ざかる船のデッキに立つ自分が見える

歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて

夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ


南に帰る船におくれた やせた水夫 ハーモニカを吹き鳴らしてる

砂にまみれた さびた玩具に やせた蝶々 蜜をさがし舞いおりている

にぎりこぶしの中にあるように みせた夢を 遠ざかる誰のために ふりかざせばいい

歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて

夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ


男はいつもうそがうまいね 女よりも子供よりも嘘がうまいね

女はいつも嘘が好きだね 昨日よりも今日よりも嘘が好きだね

せめておまえの歌を 安酒で飲みほせば 遠ざかる船のデッキに たたずむ気がする

歌姫 スカートの裾を 歌姫 潮風になげて

夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ
・・・・・・・・

この歌、中島みゆきさんがつくった「歌 姫」っていうんですって!
パッピーもこの歌が好きになってきた・・こんど、銀河鉄道の列車の中で流す曲のひとつにリクエスト出しておこうと思っています。
    それでは、また!

 パッピーより
 
 
 
another one (アイ)
2008-10-10 18:07:40
I love this one konosorawo tobetara. A part of lyrics of
this song.
a sad idea as taking to the sky.
For how long will keep thinking about him suddenly coming back.
Even if I am beaten down on the dark ground.
I will not let it bother me, I'll look at the sky even if I am told "it's over" in a cold voice.
I won't let it get me down. I believe.
Ah,I bet humans were all birds long ,long ago.
That's why we pine for the skies.
bye !



 
 
 
ノーベル賞 (崖 之秋雨)
2008-10-11 12:20:00
賞と云えば今回のノーベル賞受賞者の方々は、皆さん興味深いです。

昨年はイギリス人のアフリカを取り上げてた、女性作家が文学賞を受賞したのですが、今年はどうでしょうか、いないのかも知れませんね。

文学賞のル・クレジオさんは、EUの若者にも人気の作家だったようです。
モーリシャス諸島生まれの生い立ちも面白いですね。
明らかにその生い立ちから、文学のスタンスが決まった作家でしょう。
彼の批判する世界中の都市の、無個性的な発展は問題ですよね?
日本の地方都市も同じ問題を抱えてしまいましたが、これを変革するには百年単位の時間が必要、気が遠くなってしまいます。
内需政策て可能では有りますが・・・。

自然と共に暮らすル・クレジオさんの確固たる姿勢は、じつは娘の夫のミゲルもその影響を受けています。

彼は大学も大自然の豊かな、カナリア諸島の大学街を選択し卒業しています。
またフランス語はできるので、日本の作家達や村上や三島もそれぞれ数冊は読んでましたね。

フィンランドのアハティサール元大統領の平和賞も好感が持てました。
果たして日本人で平和賞候補になりうる人材がいるのか?
考えてみると少々ぞっとしました。

受賞者の益川さんでしたか、とんでもない日本の初等~高等教育の危機を、指摘されてましたが同感しました。

何でも観察する習慣は、身に付けて欲しいですね。


 
 
 
訂正です。 ()
2008-10-11 20:27:13
ル・クレジオについて調べると、生まれはフランスのニースでした。
両親がモーリシャス諸島のイギリス人移民の家系のいとこ同士、フランスとモーリシャスの国籍だそうです。
新聞の記事ではモーリシャス出身と書いてましたが、度々、子供の頃から遊びに行っていたと云うことでしょう。
一応、アバウトですが訂正して於きます。
ごめんなさい。

 
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