私には困った友達がいます。その友達は私の仕事の邪魔をするのです。
1月30日(水),職場に出勤したら携帯に1本のメールが入りました。
【題名】困ったことに。。
明日の雪山はどこもバカっ晴れです!( ̄^ ̄)V
谷川も攻めれるぞ~
休んじゃえば~ (^。^ゞ
あちゃ~Nobちんからだぁ!!!
こりぁ~困ったぞ・・・。
そして早速返信しました。
【題名】RE困ったことに。。
困ったことに・・・・休めます(^_^)v 行きましょう。
どこにしますか? 谷川岳,平標,神楽峰?
そしたらメッセが届きました。
【題名】困ったやっちゃ!
ガッハハハ!( ̄^ ̄)V
2人で行けるとなれば、もちろん谷川山系がいいでしょう!
平標から登り返して日白山そして三国街道に戻る例のやつはいかがでしょう!
雪が深すぎるようなら、ヤカイ沢で火打峠に戻るというパターンで (^_^)v
そして集合場所の連絡を私からメッセ。
【題名】集合場所
トンネル手前の三国小学校の所(火打峠)だと,そこから田代方面へ往復しなくちゃなので,湯沢IC下りて左に曲がり,最初のセブンイレブンにしましょう。
時間は概ね6時。
これでどうですか?
そしてNobちんのレス。
【題名】RE集合場所
ラジャリ!( ̄^ ̄)V
こんな感じで我々の山行は決定します。
なんと言っても,山行は「お天気」次第です。眺望がなかったら山の魅力は半減じゃなく10分の1かな。特にこの厳冬期の時期はなおさらです。
と言うことで,1/31(木)Nobちんと平標山に登り,平標沢を滑降し,そこから日白山鞍部に登り返し,また滑降してきました。
◆田代ゴンドラステーションの近くに車を1台デポし,2人で火打峠駐車場へ。気温は-12℃。冷えてます。準備を整え7時20分,シールを板に装着しスタート。目指す平標山は正面の真っ白に冠雪した,まさに平なお山です。このコースは3回目なので,見慣れた光景になってきました。〈8:25〉
◆さらに登高し振り返ると,そこにはこれまた平な苗場山が真っ白に輝いていました。〈9:30〉
◆苗場山のズーム〈9:30〉
◆苗場山の南側方面の山々です。〈9:31〉
◆約3時間の登りで標高差約1000mの平標山頂(1950m)に到着。私の右は「平標山の標識」を核に育った樹氷です。〈10:25〉
◆平標山頂から北の巻機山方面の景色。綺麗だぁ~(^_^)v〈10:26〉
◆同じく東の谷川岳方面の景色。ブラボー!!!〈10:26〉
◆平標山の東にあるお隣の仙ノ倉山。〈10:27〉
◆平標山の北に位置する西ゼンという斜面。ここは昨年の3/4にひゃっほ~しました。〈10:27〉
◆浅間山も真っ白です。〈10:28〉
◆山頂標識を後ろから。見事なオブジェと化してます。〈10:29〉
◆11時前に山頂からドロップイン。今回は西ゼンではなく,まだ滑降したことのない平標沢を攻めることにしました。やっぱり空はブルーに限ります。〈11:09〉
◆それではファンタスティックな滑降をどうぞ!!
◆楽しみは30分であっという間に終わってしまいました。この時間があと30分いや1時間続けば嬉しいのに。〈11:29〉
◆登り返し前の休憩中に撮影した万太郎山〈12:15〉
◆12時40分日白山方面を目指して再スタート。今度はきつい登り返しです。途中の沢には表面の雪が雪崩れたデブリが。〈13:31〉
◆お日様により表面の雪は溶けて重くなり,スキーラッセルは困難を要しました。約1時間30分登って休憩〈14:14〉
◆登りはまだまだ続きます。スキーラッセルを交代しながら少しずつ標高を上げるのですが,重い雪が我々を苦しめると共に,シールに雪が着いて団子状態に。スキーワックスをシールにつけると多少改善されました。〈15:48〉
◆登ってくるNobさん。日陰の雪は気温低下によりクラストしています。〈15:48〉
◆ピンクに染まる谷川岳と万太郎。刻々と変化するアーベントロートがとても綺麗でした。でも日帰り山スキーではこんな景色を見てはいけないのです。でも困ったことに見ちゃいました。〈17:01〉
稜線上に着いたのは登り返して5時間後。3時間の予定が+2時間。いやはや苦しかったです。今日は8時間も山を登ってしまいました。
その後は薄明かりの中をまたまた大滑降!!!
最後はヘッドランプのお世話にもなりましたが,林道を滑って無事下山。
困ったことに,タフでストイックでスリリングな最高の一日となりました。
次回の困ったメールはいつ届くかな^^
◆今回のコース
ポチしてくれると嬉しいな^^
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