cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

100名山「美ヶ原」

2019-09-18 | 登山
令和元年9月16日、長野県松本市の東に位置する「美ヶ原」に行って来ました。with女房。
標高は2034mながら、駐車場から歩いて1時間ちょい。標高差はなんと100m。それでもここは日本百名山のひとつなんです。
美ヶ原は山と言っても広大な高原で、牛たちがのんびり放牧されていて、普通の山とは趣を異にする牧歌的エリア。
ここの魅力は頂上の王ケ頭から眺めることができる北アルプスの大展望なのですが、残念ながらガスガスでその目的は達せられませんでした。
でも百名山が1座増えて55座となりました。めでたし(^.^)

◆美ヶ原高原美術館に車を停めてスタート。


◆最初は木道を歩いていきます。


◆あれ松虫が・・♬ じゃなく「マツムシソウ」です。


◆カップに入ったカット人参が100円で売っておりポニーにプレゼント。カリカリ美味しそうに食べてました。そして最後に私の指もカリ(痛)


◆牛たちがのんびりと~~




◆頂上の王ケ頭。ガスガスで展望ゼロ(涙)


◆こういう景色を期待してたのに・・・・残念


◆おまけにハートマークの牛ちゃん



私は深Qの本は100名山を登ったあとに読むことにしているのですが、美ヶ原のページには次のような記載がありました。
「登りついて不意にひらけた眼前の風景にしばらくは世界の天井が抜けたかと思う。(中略)この風景の情緒はただ身にしみるように本原的で、尋常の尺度にはまるで桁が外れている。」
確かに、牧場の中をのんびり歩いていたらその終点にドッカーンと北アルプスの全貌が眼に入ってきたら、それは衝撃的で圧倒されること間違いなしですね。世界の天井が抜けるという表現はお見事。
北アルプスが少し雪化粧した時に是非訪れたいと思います。快晴のときにね。