土曜の夜に仕事の調査が一段落して,日曜にフリーな時間ができたので,急遽,那須の井戸沢に沢登りに行ってきました。
井戸沢は去年の夏,Nobさんと麗子さんの3人で行ったので,今回は2回目となります。まぁ一人でもなんとかなるだろうと思ったのが大きな間違いでした。
駐車場のすぐ脇にゲートがあり,これを跨いで入ります。6:20
しばし歩くと「三斗小屋宿跡」に到着。この宿は会津藩によって整備された会津中街道に設けられました。1868年,戊辰戦争の際,会津軍(旧幕府軍)と新政府軍とのあいだで激しい戦いが展開され,その際14戸が焼失したと記載されていました。7:05
ゲートから約50分歩いて,いよいよ入渓ポイントに到着。7:11
水戸には那珂川が流れていますが,源流は那須にあったのですね。7:11
cottonの沢スタイル!! 沢靴,カミノパンツ,スネスパッツ,ニーパッド,速乾性のTシャツと長袖にヘルメット。まだまだ初心者です。7:28
井戸沢は入渓して,直ぐに左に入らなければならないのに,それを見落としてしまい,中の沢をそこそこ遡行してしまいました。失敗その①。7:36
突然立ち塞がるのは,巨大な堰堤。8:11
トラロープ1本に頼り,ほぼ垂直な丸太の壁を登ります。濡れていて滑りやすかった。8:14
最初に現れたF1。Fの番号の付け方は,皆さん異なるので要注意。ここは,簡単に登れます。8:39
お天気は曇り。でも登っていると暑くなり,沢水がとても気持ちよかったです。意外と冷たくないんですよ。水量は去年より多めでした。8:41
程なくして,井戸沢最大の核心F3(18m)に到着。流石にここは登れないので,滝の右側を巻きます。ちょっと難しいです。8:43
ミニ滝の連続。9:05
登っている滝の途中から下を撮影。9:33
F? ここは左側を登ります。曇っているのはガスではなく,防水カメラのレンズが曇っちゃったから。9:43
本日の私。井戸沢独占,気持ちよかです。9:54
本日の私パートⅡ。9:56
だんだん沢が狭くなっていきます。9:59
いよいよ藪漕ぎ開始。10:31
茶臼岳。雲は湧き上がってくるものの,全体が真っ白になることはありませんでした10:45
良い感じのところに出たなとホットしていると,後で分かったのですが,上部はなんと偽尾根だったのです。山道がある主稜線から派生した副稜線を主稜線に勘違い。原因は,もう少し上に詰めてから左の沢に入るのに,私はその手前の沢を左に入ってしまったのです。失敗その②10:58
偽尾根の稜線を目指して笹ならぬ篠漕ぎに悪戦苦闘。沢靴の底はフェルトでできているので滑ること滑ること。11:21
なんとか稜線に到着したものの,あるべき山道がありません。稜線から少し外れてもう少し先かなと思い,今度は偽稜線の先を下り始めてしまったのです。篠藪はまるで滑り台のよう。あっという間に数十メートル下へ。こういう時こそ冷静にということで,昼食タイム。13:40
GPSと地図をよく確認し,主稜線の山道目指して直登することに決定。これがなかなかきつい。笹や雑草,灌木を掴みながら必死に登りました。山道に到着した時はホットしましたが,体はヘロヘロ状態。約3時間ロスしたことになります。沸き立つ雲と隠れた茶臼岳。13:52
流石山。14:11
ゼンテイカ。14:17
大峠。私は三斗小屋温泉に向かいます。14:44
三斗小屋宿跡と三斗小屋温泉の分岐。大峠からここまでが遠かった。私は左側「三斗小屋宿跡」へ。16:35
やっと入渓地点に戻ってきました。17:16
今回歩いたルート。
痛恨のミス。もう少し上に詰めてから左の沢に入り,少しだけ藪漕ぎすれば主稜線の山道に出たのに,手前の沢を左に詰めたことにより,偽稜線を目指してしまいました。3時間のロスは痛かった。
【感想】
皆さん,ポイントポイントでは,地図及びGPSで確認し,ルートを外してないか確かめることはとても大切です。教訓・教訓。今回の重要反省点。
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井戸沢は去年の夏,Nobさんと麗子さんの3人で行ったので,今回は2回目となります。まぁ一人でもなんとかなるだろうと思ったのが大きな間違いでした。
駐車場のすぐ脇にゲートがあり,これを跨いで入ります。6:20
しばし歩くと「三斗小屋宿跡」に到着。この宿は会津藩によって整備された会津中街道に設けられました。1868年,戊辰戦争の際,会津軍(旧幕府軍)と新政府軍とのあいだで激しい戦いが展開され,その際14戸が焼失したと記載されていました。7:05
ゲートから約50分歩いて,いよいよ入渓ポイントに到着。7:11
水戸には那珂川が流れていますが,源流は那須にあったのですね。7:11
cottonの沢スタイル!! 沢靴,カミノパンツ,スネスパッツ,ニーパッド,速乾性のTシャツと長袖にヘルメット。まだまだ初心者です。7:28
井戸沢は入渓して,直ぐに左に入らなければならないのに,それを見落としてしまい,中の沢をそこそこ遡行してしまいました。失敗その①。7:36
突然立ち塞がるのは,巨大な堰堤。8:11
トラロープ1本に頼り,ほぼ垂直な丸太の壁を登ります。濡れていて滑りやすかった。8:14
最初に現れたF1。Fの番号の付け方は,皆さん異なるので要注意。ここは,簡単に登れます。8:39
お天気は曇り。でも登っていると暑くなり,沢水がとても気持ちよかったです。意外と冷たくないんですよ。水量は去年より多めでした。8:41
程なくして,井戸沢最大の核心F3(18m)に到着。流石にここは登れないので,滝の右側を巻きます。ちょっと難しいです。8:43
ミニ滝の連続。9:05
登っている滝の途中から下を撮影。9:33
F? ここは左側を登ります。曇っているのはガスではなく,防水カメラのレンズが曇っちゃったから。9:43
本日の私。井戸沢独占,気持ちよかです。9:54
本日の私パートⅡ。9:56
だんだん沢が狭くなっていきます。9:59
いよいよ藪漕ぎ開始。10:31
茶臼岳。雲は湧き上がってくるものの,全体が真っ白になることはありませんでした10:45
良い感じのところに出たなとホットしていると,後で分かったのですが,上部はなんと偽尾根だったのです。山道がある主稜線から派生した副稜線を主稜線に勘違い。原因は,もう少し上に詰めてから左の沢に入るのに,私はその手前の沢を左に入ってしまったのです。失敗その②10:58
偽尾根の稜線を目指して笹ならぬ篠漕ぎに悪戦苦闘。沢靴の底はフェルトでできているので滑ること滑ること。11:21
なんとか稜線に到着したものの,あるべき山道がありません。稜線から少し外れてもう少し先かなと思い,今度は偽稜線の先を下り始めてしまったのです。篠藪はまるで滑り台のよう。あっという間に数十メートル下へ。こういう時こそ冷静にということで,昼食タイム。13:40
GPSと地図をよく確認し,主稜線の山道目指して直登することに決定。これがなかなかきつい。笹や雑草,灌木を掴みながら必死に登りました。山道に到着した時はホットしましたが,体はヘロヘロ状態。約3時間ロスしたことになります。沸き立つ雲と隠れた茶臼岳。13:52
流石山。14:11
ゼンテイカ。14:17
大峠。私は三斗小屋温泉に向かいます。14:44
三斗小屋宿跡と三斗小屋温泉の分岐。大峠からここまでが遠かった。私は左側「三斗小屋宿跡」へ。16:35
やっと入渓地点に戻ってきました。17:16
今回歩いたルート。
痛恨のミス。もう少し上に詰めてから左の沢に入り,少しだけ藪漕ぎすれば主稜線の山道に出たのに,手前の沢を左に詰めたことにより,偽稜線を目指してしまいました。3時間のロスは痛かった。
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皆さん,ポイントポイントでは,地図及びGPSで確認し,ルートを外してないか確かめることはとても大切です。教訓・教訓。今回の重要反省点。
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