先日、このブログで、
「L. R. Wray(あるいはMMT)は国際通貨問題については
関心があんまりなく、ワーキングペーパーもない」みたいなことを
書いてしまったが、先日自分のフォルダを整理していたら、
Wrayの開放体系理論のワーキングペーパーがまとめて出てきた。。。。
つまり開放体系モデルについて関心がなかったのはMMTではなく、
おいらだった、というわけだ。一応、コピーだけは取っておいてあ . . . 本文を読む
…(続き)
※2020年1月10日全文削除
お風呂わいたので、今日はここまで。どんどん短くなるな。。。。 . . . 本文を読む
…
…
短いけど、今日はここまで。相変わらず、区切りの悪いところで中断することになってしまったが、
おいらもいろいろと忙しいんだよ。。。。
今回出てきたHeinsohn and Steiger というのは、私的所有権の起源と
現代貨幣の結びつきという視点で貨幣を論じている人たちでMMTerというわけではないが、
後にJ. Smithin のWhat is Money ?には、Wray やIngh . . . 本文を読む
レイのミンスキー本の話は、一時中断。随時継続。気長にね。
(気乗りしないわけじゃないんだが、
簡単に書かれている箇所なんかも、ちょっと調べてみると
難しいな。。。。)
今回はMMTの国際貨幣システムに関する話題。というか、
また、粗訳でもやってみようかな、と。
これまでも何回か書いたけれど、
MMTの議論を見ていて個人的にとくに弱いと思っているのが
外国為替を扱った問題だ。
レイWray は . . . 本文を読む
すでに何回か書いてきているけれど、
本書の第1章は、Overview of Minsky's main contributions
ということで、ミンスキーの業績を大雑把に概観しているのだが、
その章の最後のほうでは、晩年のミンスキーの思想について、
次のようなことが書かれている。
従来、ミンスキーは、実物投資が最も景気変動に影響するものと考えていた。
米国政府支出はGDPの20%にも及ぶものだ . . . 本文を読む
なんか、だいぶ間が空いてしまった。というか、年が明けてから
1回も更新しないまま、1か月がたってしまった。。。。
これじゃあ、ちょっと、ということで
先日に続いて、レイのミンスキー本の話を。
まあ、日銀のマイナス金利の話でもよかったんだけれど、
なんか、内容を見ると結構しょぼいので、
今度もうちょっと欧州のマイナス金利と比較できるような話でも
しいれたら、やることにして。。。
で、レイのミンス . . . 本文を読む
今年も残すところあと一週間だが、
本年はほとんどブログを更新しなかったような気がする。。。
このままではなんなので、
年末までの間、なんとか頑張って
いくつか書き加えようとも思うのだが。。。。
本日のネタは、毎度似たような話ばっかりで申し訳ないのだが、
マクロ経済モデルにおける「負債」概念のお話。
これを書こうと思ったきっかけは先日
過去のブログに好意的なコメントを寄せてくださった方がいらしたの . . . 本文を読む
レイのミンスキー本から、一部抜粋。結構長くなるが
ミンスキーの価格理論と資金調達手段の関係が
どのように景気変動とかかわってくるのかを論じた箇所。
P76:5 要約して言うが、ミンスキーは価格システムを経常産出物
(生産され、GDPに含まれる財・サービス)と、資産価格(株や債券といった
金融資産と、工場や設備といった実物資産)とに区別した。経常産出物価格は「原価プラス」
一般利潤水準の「マーク . . . 本文を読む
ツイッターで、主流派経済学には複式簿記を学習してほしい、
という手前味噌的指摘をしたところ、
それなりの立場のある先生から、
すべてのマクロモデルは会計的恒等関係を満たしている、との
コメントをいただいた。
読んでいただけるかどうか、わからないけれど、
この件について、ひとことふたこと。
マクロ的な恒等関係というのは、おいらの理解では
典型的にはY=C+Iに代表されるような
マクロ方程式のことを . . . 本文を読む
粗訳取りあえず今回で終わり。
ちょっと見直すと、ところどころ日本語の意味が通じなかったり、
誤訳があったりと、まあ、いろいろだが、そのうち全文見直したい。
今回のは、まあ、下訳というところです。
P70:3 仮に卵について、我々が現に金について信じているのと同じことを信じていたとしたら、
卵は[例えば]1個1ドルで売られることであろう。卵が世界中から大量にニューヨークに
注ぎ込まれるであろう卵 . . . 本文を読む