ちょっとですね、やっぱり
いくら個人的学習用に訳したものを参考に供するだけとはいっても、全文を訳したものを
不特定多数の人に公開する、というのはまずい気がしてきたので
今回から、もう不特定多数の人に公開するのは
やめにします。希望者はツイッターで連絡くれれば
URLをお知らせしますが、それ以外の人には公開しないことに
します。また、過去のものも、著者から許可を得ていないものについては
順次、取り消 . . . 本文を読む
レイによるミンスキーとラーナーの機能的財政に関する比較、および
MMTに対する影響ということだが、今回は最終回。
ラーナーもミンスキーも、スダグフレーションを前にして
単純な機能的財政論は放棄せざるを得なくなったことは
前回までに記した通り。その結果、ラーナーは結局、財政均衡路線へと
進み、そしてマクロ的な経済刺激は中央銀行の手に委ね、
財政というより、賃上げの許可証を発行し、それを市場での取引 . . . 本文を読む
んまあ、ラーナーとミンスキーの比較の第三回目である。今回は
ラーナーは全く出てこない。ミンスキーが、スダグフレーションに対して、
そしてその後、ボルガーの実験を経て続くレーガン・サッチャー時代の政策について
どのようなスタンスをとっていたかを説明するものである。
ミンスキーもまた、70年代の高インフレーションに対して財政引き締めを
要請しているかのような発言がみられる。つまり、ミンスキーも
増税を . . . 本文を読む
ラーナーの「機能的財政論」を、まるで昔からずっとあった思想であるかのように
考えている人がいるようである。しかしそうした人に尋ねてみたいのは、
あなた自身は、こうしてMMTに接する前に、どこかでそんな言葉、
聴いたことがありますか?ということである。
この思想自体は、確かに目新しいものではない。レイがしばしば言及する
サミュエルソンのビデオで、サミュエルソンでさえ、政府は国債の発行しすぎによっ . . . 本文を読む
Functional Finance:
A Comparison of the Evolution of the Positions of Hyman Minsky and Abba Lerner
機能的財政論:
ハイマン・ミンスキーとアバ・ラーナーのスタンスの変化を比較する
これから数回のエントリーで、去年、レイが公表したミンスキーとラーナーの比較についてのWPを
粗訳したものを載せる。あく . . . 本文を読む
引き続き最後の部分。第7章と結論の第8章。これだけ残しておいてもショーもないので、
まとめてやってしまうことにして。。。。(雑なのは勘弁、、、って、
いつものことだから誰も気にしないか。。。)
本稿はこの後14年の'The rise and fall of Money Manager Capitalism:
Minsky's half century from World War Two t . . . 本文を読む
続き。確か4章まで終わったと思ったから、今日は5章と6章。
夏祭りに駆り出されたり、
Mitchell, Wray & Watts の教科書を読んだりしていたもんで、
なかなか進まなかった。
今日から盆休暇だが、明日から親元へ行って、親を旅行に連れて行かなければならないので
ツイッターもよう見れん。。。。
つか、親元に帰ると、何十年かにわたり放置されているおいらの部屋で
寝ることになるのだが(普段 . . . 本文を読む
コメント欄にお返事を書き込もうとしても書き込めない状態になってしまっています。
なんか知らないけれど、数字を入力する欄があるのだけれど、
そこに入力できる数字が限られてしまい、入力すべき数字を入力できなくなってしまってる。。。。
ので、しょうがない、ここでできることだけ回答。
MMTには数式モデルがないので、経済理論としては採用できないのではないか? (Amane) 2019-05-11 . . . 本文を読む
ケルトンさんが来日した。おいらはあいにく参加できなかったのだが
(あと1週間後だったら、余裕で1泊ぐらいしながら参加できたのだが、
間が悪いものである。。。。)。でもネット(ツイッターや三橋さんのところの動画)の情報を見るにつけ、
様子を知ることができた。
まあ、おいらも成り行きとはいえこうしてMMTに関わり続けてきたので
うれしいのはひとしおだけれど、ただ、まあ、なんちゅうか、YouTubeあ . . . 本文を読む
MMTが日本で認知されるようになってきたのはいいが、
どうもあんまり思わしくない方向に進んでいるような気がしてしょうがない。
本当なら、レイの後期ラーナー批判とかグリーンニューディールについての
ワーキング・ペーパーを先にやった方が時宜を得ているのかもしれないが、
まあ、とりあえず、これまでの流れもあるので、世界金融危機の続きをやる。同名の書物がティモワーニュとの共著で
出版されているが、焦点には . . . 本文を読む