ワニなつノート

Halの冒険 (25)

Halの冒険 (25)

[09・2月6日]

≪妹≫
先月のHalは家に籠って私とゲーム三昧だったけれど、
それも飽きてきたのか毎日適応教室に通うようになりました。

今日は、今私が関わっている市内の医療・福祉・教育などの
施設マップの話をしていたら、
「適応教室もそれに載せれば、もっとみんなが知って、
色んな子が来れるのにねぇ」って言ってました。

もちろん、そのマップには載るだろうけれど、
Halが適応教室に行っていることを、負い目というか
マイナスには感じていないんだろうなと思えて嬉しかったです。

最近『母と一緒にお風呂入らない宣言』をしたり、
少しずつ大人に近づいているから、
この先〈世間の目〉や〈皆と自分の違い〉とか、
色々と気になる事もあるだろうけれど、
今が明日に繋がっているんだから、
結構いい今を過ごせてるかなと思ってます。

まだまだ先は長いけど、こういう事があるとyoさんが言った
「答えは子どもが出してくれる」が思い出されます。

お風呂は一緒に入らなくても、
寝るときはべったりくっついてるから、まぁ可愛いもんさ(o^-')b

それからNiiが2月に来るとか言ってたけど来るのかな?
うちの子たちは気にしてないけど、
にいに大好きなYuiは超楽しみにしてるんじゃないかい。
今年は本当に雪が少なくて淋しい冬なんだけど、
スキーでもスノボでも連れてくわよぉ(^o^)/


≪私≫
Halは元気そうで何よりです(^o^)/
Niiがそっちへ遊びに行くのは、
卒業式が終わってから…、3月半ばって感じかな~(^-^)

「適応教室もそれに載せれば、
もっと皆が知って色んな子が来れるのにねぇ」

いい言葉だね~(o^-')V

この言葉で分かるのは、『Halが適応教室に行っていることを
負い目というかマイナスには感じていない』ことはもちろんだけど。
多分、それだけじゃなく、いまの社会では、学校に行けない子が、
親や先生や地域から、どんなことを言われ、
どんな扱いをされるかがちゃんと分かっていて、
自分のように、親が理解してくれて、「学校に行かないこと」も
「家にいること」も「適応教室に行くこと」も、
自分の判断を尊重してもらえるのは珍しいことも分かっていて、
学校以外の居場所の一つとして適応教室を知っていれば、
助かる子どもと親がいるのに……と、
多分そんないろんな深~いことを感じているんだろうと思うよ(>_<)

Halの顔を思い出しても、
何も考えてなさそうな顔しか浮かばないけどね(>_<)

先日、小3から不登校してるKiちゃん(今は中3)が、
テレビで子どものいじめ自殺?のニュースを見ていて、
ふと『この子は親に恵まれなかったんだなー』とつぶやいたそうです。

その言葉は、裏返せば、
『俺はいい親に恵まれた』という言葉だよね。
彼自身は、そんな深い親への感謝の言葉をつぶやいたつもりは
ないんでしょうが…(>_<)

お母さんは、『それって、あなたはいい親に恵まれたってことよね』
と、ふつうなら突っ込みを入れるところなのに、
何も言えなかったそうです。

Halの言葉を読んで、その言葉を思い出しました。

だから、Halの言葉はやはり、『親に恵まれない子ども』
『情報に恵まれない子ども』を助けてあげたいという言葉だよね。

大人になったね(^o^)/
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