Halの冒険 （２４）

Halの冒険　（２４）

[０８・１２月２日]

≪妹≫
Halは毎日元気に適応教室通い、
初雪が降ってもまだ半袖で過ごしてます。
そんな「行かなくてもいい」と知っている？Halですが、
先月は学校に行くか行かないか、
迷って迷って、決められない事があってさ～。

「母が決めて」って言うから、「じゃぁ行けば」
「えーーーーー」
「じゃぁ行かないにすれば」
「えーーーーー」

って言うから、「Maoに聞いてみよう」とワタシ。

「Maoは学校楽しいから、行くのがおすすめ」
とのご意見でしたが、結局行かなかったよ（〃▽〃）

こんな会話をすると、不登校って、
子どもが必死で勝ち取った権利なんだなぁって思うよ。

そして一ヵ月半の学校生活で何を感じたのか分かりませんが、
楽しみにしていたはずの「児童会祭り」や
「バスでの郊外学習」には参加しないと宣言してますよ。

あとね、今回学校に行かなくなったころに
「学校行ってもヒマなんだもん」って言ってた。

普通に考えれば、
家でゴロゴロしてるよりよほど忙しいと思ってたけど、
なんとなくHalにとっての今の学校が見えたような感じがしました。

そして、学校大好き？Maoも、
先週は二日も学校休んでのんびりパジャマ生活。
ママトモとの会話で「具合悪いの？」って聞かれたから、
「違うよ、休みたいから」って答えたら、簡単な理由だねって(-。-;)

でも行きたくないって気持ちは十分な理由だと思った。
簡単って思うかどうかは親の問題？

もしHalが不登校にならなかったら、二日も休まれたら
ドキドキだったし、休ませなかっただろうな(￣▽￣；)


私はこの前は東京シューレの奥地さんが
新潟で講演したのを聞きに行ってきた。
親の会の仲間も参加していたんだけど、講演会に行くと少なからず
「親が」とか「躾が」とか言われて凹む事が多かったから、
奥地さんの言葉に勇気づけられたって。

そんな話の流れで、
今月の親の会は先、輩の親に話を聞くことにしました。
どんな偉い先生の言葉よりもすんなりと聞き入れられるからね。
まぁそんな感じで親子ともがんばってるよ～。


☆　　　　☆　　　　☆　　　　☆


「このメール」のHalの言葉の意味を書きたいと思って、
HalNaoの待ち時間を書いていたんだけど、
なかなかHalの言葉にまで、私がたどりつけないでいます。

Halが何年ぶりかで帰ってみた「一ヵ月半の学校生活」で、
どんなことを考えたのか。

楽しみにしていたはずの「児童会祭り」や
「バスでの郊外学習」には参加しないっていう決断は、
Halのなかでどんなふうに決まっていくんだろう…。

なにより、「学校行ってもヒマなんだもん」っていう悟りは、
どんな心持ちなんだろう…。

そんなことを自分なりに考えてみたいと思ってきました。
でも、３日前に新しいメールが入り、
私の下手な考えより、リアルタイムのHalの冒険の方が
ずっと面白いと思いました。

なので、Halの冒険はほぼ生中継にして、
私のお話はのんびり書いていこうと思います。