一人ディズニー見聞録

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フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 第1部 part2

2022-04-27 19:42:33 | コンサート
4月24日(日)、東京国際フォーラム ホールAで「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 2022」が開催された。昨日は、第1部の1曲目から5曲目までを紹介。今日は、MCトーク後の6曲目から紹介する。


「続いてはMr.フレンズ・オブ・ディズニー、山寺宏一さんです!!」。MCのしょこたん(中川翔子)がアナウンスすると、『アラジン』(1992)の『フレンド・ライク・ミー』が始まった。舞台袖からランプの精霊、ジーニーと同じ色のスーツを着た山ちゃんが手拍子をしながら登場した。すると、会場のお客さんも山ちゃんに合わせて手拍子を始めた。


この瞬間、初めてアーティストと観客の間に一体感が生まれたように感じた。手拍子は、会場の雰囲気を盛り上げるだけではなく、観客がコンサートを楽しんでいるアーティストの熱量を共有できる魔法なのだ。ステージ上で熱唱し、会場を盛り上げる山ちゃんは、まるでじーにーそのものだった。


会場が盛り上がった後に登場したのが、声優の木村昴さん。『ドラえもん』の2代目ジャイアンでおなじみの昴くんが唄うのは、『トイ・ストーリー』(1995)の『君はともだち』。原曲は、歌手のダイアモンド☆ユカイさんが唄っていてそれもいいんだが、昴くん版の『君はともだち』は、友人を励まして支えてくれる力が強かった。友情に厚いジャイアンの声優が唄う歌を聞いて、思わず感極まって泣いてしまった(ちなみに歌声はジャイアンと違って、めっちゃうまい)。


続いて登場したのは、女優の斎藤瑠希さん。『ミラベルと魔法だらけの家』(2021)で主人公・ミラベルの吹き替えを務めた斎藤さんが唄うのは、同作の『ふしぎなマドリガル家』。劇中ミラベルが着ていた服をイメージした衣装の斎藤さんは、リズミカルなラテン音楽に合わせて手拍子をしながら登場。本日2度目の一体感が生まれ、会場を大いに盛り上がった。


盛り上がる曲が続く中で登場したのは、歌手の清水美依紗さん。彼女が唄うのは『Starting Now ~新しい私へ』。2021年から開催するディズニープリンセスをテーマにした世界的な祭典「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」の日本版テーマソングを唄う清水さん。彼女の歌声は力強さと優しさを兼ね備えており、勇気と優しさを兼ね備えたプリンセスを祝う歌には、とてもマッチしていた。


『Starting Now~』の後、2度目のMCトークが行われた。MCのパパイヤ鈴木さんが、「清水さん自身はどのプリンセスに似ているか」と彼女に聞いたところ、アリエルと答えてくれた。その理由は、意志を貫いて目標に向かっていくところが似ている、とのこと。このコメントには納得。アリエルのような性格が、清水さんを一流のアーティストにさせてくれたと思った(ちなみにMCのしょこたんは、自身が声優を務めたラプンツェル、とお約束通りの答えをしてくれた)。


「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」のテーマ曲が唄われたことで、続いてはディズニープリンセスに関する曲が5曲行われた。そのうち2曲が、男性アーティストとのデュエットのため、それを取り上げよう。


1曲目は、『塔の上のラプンツェル』(2010)の『輝く未来』。しょこたんと俳優の加藤和樹さんが唄う同曲だが、映画ではこの曲をしょこたんが唄っていないのだ。その理由は分からないが、ここでは主人公・ラプンツェルの吹き替えを務めたしょこたん本人が唄っているため、とても聞きやすかった(加藤さんの歌声も尚よかった)。


2曲目は、『美女と野獣』(1991)の『美女と野獣』。ディズニーの名曲を、声優の平野綾さんと俳優の佐藤隆紀さんの『レ・ミゼラブル』に出演した2人が唄った。ディズニー・デュエットソングを選抜するなら、ダントツ1位と言っても良い『美女と野獣』は、ミュージカル出演者が唄うとさらに良曲へと変わることを平野さんと佐藤さんの声で気づかされた。2人ともすごいです。


『美女と野獣』に続いて、『アナと雪の女王』(2013)の『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』を女優の木下晴香さんが唄い、第1部終了。落ち着いた曲や盛り上がる曲、そしてデュエットソングなど数多くの名曲が披露された第1部。感動の魔法に包まれたコンサートは、20分休憩の後、再び行われるのであった。


(第2部へ続く)



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