一人ディズニー見聞録

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東京ディズニーシー20周年 タイム・トゥ・シャイン!イン・コンサート 第1部

2022-05-06 11:24:49 | コンサート
2001年9月4日(火)。この日は、ディズニーファンにとっては忘れられない日となった。


千葉県浦安市に東京ディズニーリゾートの2つ目のテーマパーク、東京ディズニーシーが開園した。世界のディズニーパークでは初となる、海にまつわる物語や伝説をテーマにしている東京ディズニーシーは、2021年に開園20周年を迎えた。それをお祝いをするコンサート「東京ディズニーシー20周年 タイム・トゥ・シャイン!イン・コンサート」が、2022年1月8日(土)より始まった。


全国15都市で16公演行われるコンサートは、連日チケットが完売するなど大盛況となっていた。その中で今回は、5月3日(火・祝)にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた公演を観に行った。ゴールデンウイークということもあり、多くのお客さんが来場し、会場内の物販エリア並びにトイレは長蛇の列となっていた。女性客が多くいたため、普段は男子トイレとして使用されている場所が、女子トイレに変えるなどして対応していた。


「~タイム・トゥ・シャイン!イン・コンサート」は、2部構成からなり開演時刻の午後5時より第1部が始まった。1曲目は、2006年から2014年まで行われた大人気ハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」の『レジェンド・オブ・ミシカ 第3章』。いにしえの「ミシカの伝説」を巡る壮大なショーの曲は、力強いリズムと楽し気なメロディとなっているため、コンサートのオープニングにもぴったりだった。


曲に合わせて薄いピンクのスーツの男性歌手4人、水色のドレスの女性歌手4人が登場。歌手の皆さんの衣装が、東京ディズニーシー開園20周年を祝う今コンサートにピッタリだった。そのためか、1曲目から会場は手拍子などで大いに盛り上がり、聞いていて楽しくなった。


2曲目から第1部最後の20曲目までは、東京ディズニーシーのアトラクションと定期的に行われてるショーを中心に演奏された。曲に合わせてステージ上のスクリーンには、曲に関連した映像が流れた。2曲目の『クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー』では、その曲が使われたショーの様子が映し出され、まるでその場に行ってリアルタイムでショーを観ている感覚になったため、とても感動した。


第1部最初のハイライトは、4曲目の「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の『コンパス・オブ・ユア・ハート』だ。大人気アトラクションのテーマ曲は、大海原をイメージした力強いメロディとリズムとなっており、壮大感に溢れていた。加えて、同曲をオペラ歌手の田中俊太郎さんが唄ったことで、その力強さはさらに増して、まるでシンドバッドたちと一緒に冒険している感じになった。


演奏されている曲の中には、現在行われていないショーや無くなってしまったアトラクションの曲も多くあった。そのため、それらの曲が演奏されると、そのショーやアトラクションに思い入れがあるため、感極まって泣く人もいた。例えば、7曲目の現在は無くなってしまった「ストーム・ライダー」のテーマ曲が演奏された際に、前席の2人組の若い女性たちは泣いている姿が見えた。これには思わずもらい泣きしそうになった。自分も「ストーム・ライダー」は好きなアトラクションの1つだったからだ。


名曲が次々と演奏される中で、2度目のハイライトが19曲目の『シング・シング・シング』で起きた。アメリカン・ウォーターフロントの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」で行われている大人気ショー「ビッグ・バンドビート」で演奏される」『シング・シング・シング』は、東京ディズニーシーソングの中では大人気な曲だ。


『シング~』は、ビッグバンドによりスイングジャズの演奏に加えて、ミッキーがドラムソロを演奏することで有名だ。ステージ上のスクリーンにドラムソロを叩くミッキーが映し出され、彼とシンクロするようにオーケストラのドラマーさんが叩くため、会場全体がとてもリズミカルな雰囲気になった。それに合わせて、歌手の皆さんが手拍子を行い、それに合わせて観客席からも多くの手拍子が起こり、会場は大いに盛り上がった。


大盛り上がりの会場の雰囲気をそのままに、第1部最後の曲『Be Magical!』が演奏された。東京ディズニーシー開園10周年記念のテーマソングは、お祝いの場にはピッタリの軽快なリズムと楽しくなるメロディだった。その曲調は、1部を締めるにはふさわしく、まだ続くコンサートをまだまだ盛り上げていくよ、という感じのため、気分がさらに楽しくなった。


20分の休憩後、開園20周年をお祝いする曲がさらに演奏されようとしていた。


<第2部へと続く>



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