一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

ディズニー・オン・クラシック ジルベスター・コンサート 2021/2022 第1部

2022-01-01 16:42:04 | コンサート

年末の音楽の風物詩とは何か。紅白歌合戦?、ジャニーズ・カウントダウン・コンサート?確かにそれらも風物詩だが、「ディズニー・オン・クラシック」の年末コンサート「ディズニー・オン・クラシック ジルベスター・コンサート」を忘れてはいけない。今年は2019年以来、2年ぶりに開催され、多くのディズニーファンを喜ばせた。

2021年12月31日(金)に舞浜アンフィシアターで行われた2年ぶりの年末コンサートには、多くの人が来場し、コロナ渦であることを忘れるような賑わいだった。座席のほとんどは満席で、多くの人がこの日を楽しみにしていた。

「~ジルベスター・コンサート」は2部構成からなり、開演時刻の午後2時に第1部が始まった。1部のオープニングは、『ディズニー ミュージックパレード・ゲームテーマソング』。ディズニーの数々の名曲をフィーチャーする音楽ゲームのテーマソングは、前公演「ディズニー・オン・クラシック~まほうの夜の音楽会 2021」のオープニングで披露され、今回のコンサートでもオープニングを飾った。スクリーンには同ゲームのPVが映し出され、そこに登場する魔法の機関車は、私たち観客をディズニー・ソングの世界に連れていってくれるように思えた。コンサートのオープニング曲にはふさわしい曲だ。

続く2曲目は、東京ディズニーランド「ワンマンズ・ドリームⅡ―ザ・マジック・リブズ・オン」より『ワン・マンズ・ドリーム』。2004年~2019年に東京ディズニーランドで上演された大人気ミュージカルショーのオープニング曲は、私たちに夢や希望を与えてくれる歌詞やメロディが詰まっていた。「ワン・マンズ・ドリームⅡ」は、東京ディズニーランドへ頻繁に行っていた小学生の頃によく観たショーのため大変思い入れが強く、二期会の人たちの歌声とTHE ORCHESTRA JAPANの演奏に思わず感極まり、泣いてしまった。

3曲目は、アルティメット・プリンセス・セレブレーション 日本語版テーマソング『Starting Now ~新しい私へ』。ディズニーが、2021年から2022年夏にかけて開催するディズニープリンセスをテーマにした世界的な祭典の日本語版テーマソングは、前公演から引き続き登場。スクリーンには歴代のディズニープリンセスたちが活躍する姿が映し出されており、男性である私も彼女たちと二期会の女性歌手たちが歌う唄に勇気と優しさをもらった。

3曲連続で演奏後、司会のささきフランチェスコさんが登場。時刻は午後3時過ぎであったが、午後11時15分までタイムワープをして新年を迎える準備をするように、フランチェスコさんはアナウンスした。会場が若干の失笑にもめげずMCを務め、さらに出演者の協力も得て無事にタイムワープを果たした。

ワープ直後、第1部最後の曲『組曲:スター・ウォーズ』が演奏された。大ヒットSF映画『スター・ウォーズ』シリーズの劇中歌をメドレー方式で、「メインタイトル」、「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」、「運命の戦い」、「レイア姫のテーマ」、「王座の間/エンド・タイトル」の順で演奏された。『スター・ウォーズ』シリーズの曲は、雄大で聞く者を圧倒し、感動させる力があるが、その曲を生のフルオーケストラで聞くと、その衝撃は計り知れないものとなる。1年、そしてコンサート前半を締めくくるにはピッタリの演目だった。(第2部に続く)