hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

命を守るために👬

2018年07月10日 | 秀子のたわごと


朝から汚れた網戸を拭いたり、カーテンを洗濯したり・・

少し動いただけで汗が滴り落ちてくる・・

被災地で救助活動をされているかたがたの疲労や汗はどれほどだろうか・・

避難所生活を余儀なくされているかたがたの疲労や不安・・

いろいろな思が溢れて出て、掃除が出来るなんて申し訳ない・・

そんな気持ちになりながら汗と涙でぐちゃぐちゃの顔・・・暑さなどどこかへ飛んでゆく


昼の番組で、堤防決壊の恐れから避難された男性がインタビューに答えていました。

避難する頃はまだ道路に水が溜まっている程度でしたが、自宅にいる父親を説得しに一時帰宅。

渋る父親を連れ出すことが出来ましたが、説得するのに時間が掛かっていました。

その一部始終を録画し続けたご子息。

「水が上がっても床下くらいじゃろう ここらまでこんて。今までそんなこと経験したことがないから大丈夫やろ」と

ご子息は「そう言う判断が命を失うことになるんだから、避難したほうがいい。周りは皆避難しとるよ」と。

しぶしぶ避難したは良いけれどやはり自宅が気になり30分程して戻った時には、玄関を開けるのも一苦労。

室内に水が上がっているのを見て ようやく事の重大さに気が付きすぐに家を出ようとしましたが、

その頃にはあっという間に胸まで水に浸かる状態。

水をかき分けながらなんとか自力で逃げ出せましたが、父親はご子息の判断のお蔭で命を守ることが出来ました。


現実を受け入れたくない

今までの経験から楽観する気持ち 大丈夫だと思いたい気持ち

なんとか回避できるかもと都合のよいように解釈してしまう気持ち

私にもあります・・・  この映像を見て良かったと思いました。


そのご子息が最後に

「今回のことから、こういう時は人を助けない方が良いと思いました。

まず自分の身を守ることが大切で、それが出来れば命を失う人が少なくなると思いました。」と仰っていました。  

コメント
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