９０％のカーオ・ソーイです・・・

この数日間、チェンマイ名物のカーオ・ソーイ（カレーラーメンのようなもの）が食べたくて仕方がなかった。

食べようと思えば、仕事場の近くのとある店でたべられないことはないのだが、そこのカーオ・ソーイは・・・。

二年ほど前の冬の夜、夜といっても2時という深夜に夜食をとろうということになり、他のスタッフとともにアジア風のメニューを売りにしている飲食店へ。
青山とか恵比寿などにもある、小洒落た適度に名前の知られた店だ。
で、メニューを開いてみると、カーオ・ソーイの文字が目に飛び込んできた。
こりゃラッキー！と深く考えず注文したが、出てきたのは・・・なんちゃってカーオ・ソーイ。

普通カーオ・ソーイの上には揚げ麺が乗っているが、この店の場合、揚げ麺ではなくベビースターーラーメンだった・・・。こんなもん乗せるなら無い方がマシだ。
何より腹立たしかったのはその温度。微妙にぬる～い．レッドカレーのペーストをただ薄めて、ほんの少しココナツミルクを足しただけ？と疑いたくなった。
こんなもの出すなら、メニューに「なんちゃってカーオ・ソーイ」とか、せめて「タイ風カレーラーメン」と書けよ、と言いたくなったが社費で食べたので、行き場の無い不満はぬるいカレー風味のスープと一緒に飲み込んだ。


そんな腹立たしいバチもんカーオ・ソーイを食べるくらいなら、自力で作ってみようと思い立ち可能な限りの材料を揃えて挑戦してみた。

で、できたのはこちら↓



揚げ麺は面倒だったので省いたが、味はと言うと・・・泣けてきた。旨い！「勝」も誉めてくれる。ただ、改良点は麺だ。茹で方が問題なのか、麺の種類がいただけないのかは不明だが、食べているうちにどんどんスープを吸ってしまう。
この一点を除けば、ほぼパーフェクト、完成度９０％の仕上がりになった。

ところで、今回の訪タイの際にチェンマイで美味しいカオ・ソーイを食べて来た。チェンマイではかなりメジャーなお店の「カーオ・ソーイ・サムー・チャイ」。ここのカーオ・ソーイはこちら↓



ムーサテも沢山頼んでガンガン食べてきたが、結構メタボなラインナップだ。
この店のほかにも、評判の良いお店は色々とあるので、次回他のお店にも行ってみてコツコツ研究してみよう。で、いつの日かチェンマイでカーオ・ソーイ若勝オープン、なんてことはあるわけない。

カーオ・ソーイ、かつおのタタキ、シメジと竹の子とピーマンの炒め物、パット・パクブンン・ファイデーン