一泊二日の北タイ旅行。名所観光も楽しかったが、美味しいモノ尽くしである意味困った。
朝九時に出発し11時頃、皆さん小腹が空いてきたということでおやつタイム。
この日のおやつはカーオ・ラーム。
竹筒の中にもち米・ココナッツミルク・豆などを入れて炊いたもの。路上で売っていたものを購入。ほんのり甘い。しかし、自分はタイ料理は大好きだがお菓子部門はちょっと苦手。でもせっかくなので少しだけ頂いた。
カーオ・ラームで小腹を満たし、あちこち見学した後のお昼は国境の町メーサイでクィッティアオ・ナム(汁ビーフン)。
「勝」も自分もこのクィッティアオが大好き。具は肉・魚を問わず種類は色々あるが、一番好きなのは写真にあるようなルークチンと呼ばれるつみれ入り。中でも豚のはとっても美味しい。この日はクィッティアオの他にシュウマイも頂いた。
10月1日昼食:クィッティアオとシュウマイ(クィッティアオは多分25Bか30Bだったと思う)
昼食後、ミャンマーに入国し国境近くの市場を散策したが、特筆するような食べ物には出会えなかった。時間が短かったからかな
この日はゴールデントライアングルにも足を伸ばした後、お茶の名産地ドーイメーサロンで宿泊することになったが、結構な距離を一日で回ったせいかほどほどに疲れてしまった。宿でお茶の試飲をやたらとしたのでお腹ががぶがぶになってしまったが、不思議なものでレストランについて美味しそうな匂いをかいだら再びお腹が
空いてきた。そんなわけで、今夜の夕食はというと中華料理。
「クムナーイポム」という地元のレストランへ。ここは看板にあるように、近くでコテージ式のリゾートホテルも経営している。
どれも程よい塩加減で美味しかったが、なかでも一番美味しかったのが鶏肉と椎茸のオイスターソース炒め。あんまり美味しくて、何回もお代わりしてしまった。ペットオップグロープ(だと思う。アヒルの蒸し焼き)や揚げ豆腐のあんかけ、たけのこの炒め物、豚足の煮物、マントウなどなどガツンガツン食べてお腹いっぱい、幸せいっぱいお腹も気持ちも満たされて、ゆっくり寝ることができた。
10月1日の夕食:アヒルの蒸し焼き、鶏肉と椎茸のオイスターソース炒め、揚げ豆腐のあんかけ、たけのこの炒め物、豚足の煮物、マントウ、魚の浮き袋と卵の炒め物
翌日の朝食はホテルでとるのかと思いきや、町の食堂に行くという。
名前は記録し忘れたが、ここも主に中華料理をメインに出している店だった。
前夜、椎茸の炒め物を美味しいと連呼していたせいか、朝食にもかかわらず注文してくれた。主食は白米の他に麺などもあってかなりヘビーな朝食だ。がしかし、躊躇することなく食べてしまう自分が情けない。
ここのご飯もとっても美味しく、花◎だ。
10月2日の朝食:焼きそば、豆腐と豚肉のスープ、若筍と野菜の炒め物、椎茸のオイスターソースいため
やはりドーイメーサロンは中国人が多く住み着いた場所だけあって、中華料理が美味しいと思った。この地域はもちろん食事も美味しいが、歴史的に見ても興味深い場所でもう少し時間があれば色々と見聞して回ることができたと思う。とりあえず、今回は入門編ということで次回はもう少し長く滞在したいと思う場所だった。
と、後ろ髪を惹かれる思いでドーイメーサロンを後にすると一路チェンマイへ。
T一家の運転手さん、運転が上手いのか単に荒っぽいだけなのかよくわからないが、くねくねの山道をがんがん飛ばし、少しでも遅い車が前にいるとぎりぎりまで接近して煽る。おかげでかなり早くチェンマイに着くことができたが、心臓にまた太い毛が生えた・・・。
北タイ旅行の締めくくりはチェンマイでの昼食。Tの夫君が午後から出勤ということなので、オフィスに近い食堂で昼食をとることになった。
(左:カオソイ(カレーソースがかかった揚げ麺。)右:ゴーヤと鶏肉のクィッティアオ・ナム)
自分は店に入った直後トイレに行ったのだが、皆が気を利かせてくれて先に注文をしておいてくれたが・・・出てきたのはカオソイだった。うう、クィッティアオのほうが食べたかった。しっかり自分だけクィッティアオ・ナムを注文していた「勝」だが、途中で交換してくれたから許そう。ゴーヤの入ったクィッティアオ・ナムは初体験だったけど、凄く美味しかった。
サイドメニューにはソムタム。
これがまたとてつもなく辛い辛い物好きの二人だが、しばらく口の中が痛くて味なんかわからなかった。
10月2日の昼食:ゴーヤと鶏肉のクィッティアオ・ナム、カオソイ、ソムタムプー
大量のお茶と美味しい料理を堪能できた一泊二日の北タイ旅行。次回は胃袋ではなく、知識の泉を満たす旅を目指すはず。。。