若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

はるやすみレポ4

2007-04-09 11:22:53 | 日常
春休みは計画通り、「おかしづくり」と「えのぐあそび」をやってみました。
おかしは一度かたぬきクッキーをミニと一緒につくってみたくて、実家なら製菓用具も揃ってるし、と

生地をつくるまでは私が一人でやって、薄くのばすところからミニに参加してもらいました
やる気はあるけど、力がたりないミニ。
長い麺棒を持って一生懸命やりますがなかなか生地が薄くならない。
てきとうな処で「できた~~!」とおしまい宣言をする。
私が続きをやろうとすると「できたの~!」と不満な様子。
うーん、のばしてから呼んだ方がよかったか。
あるいは、どの位の厚みにするか視覚的に伝えるべきだったかな。
なんとか生地をのばして、ようやくかた抜き。
ミニはうさぎの形を特に気に入って、たくさん抜いてました。
抜いたあとは天板に並べて、おはしを使って顔を描いてもらいました
この行程が一番楽しそうだったな
オーブンに入れて、待つこと15分。
網に乗せて冷ましたあとは、おいしく頂きました
ミニも味が気に入ったらしく、ぱくぱく

他にはクレープ、ホットケーキ、チーズケーキ、リーフパイなんかを作りましたよ
自分でつくっても、食べないこともあると知った
あらかじめセットで売ってる簡単なチーズケーキとか、クッキーとかはうちでもすぐ出来そう

ほぼ毎日おやつを作るのは、子供三人いる状況ではなかなかハード(とにかく洗濯物と掃除が大変)でした。
夏休みはごはんづくりにシフトした方が、大人がラクそうだわ
手巻き寿司とか楽しそう

そういえばおにぎりの型も結構役立ちました
自分でごはんをすくって、小さなおにぎりをつくる型はいとこにもウケたし
マメが準備してくれた綿菓子づくりの機械も、ミニは楽しんでました。
いろいろやったなぁ。

まぁ苦労した甲斐あって、ミニは今料理にとても関心があります。
作る行程に参加すると、食欲もでるようです。
む、食育につなげていけるか

えのぐは母が絵手紙をやっているので、また道具を色々借りて
一応絵の具はダイソーで買った6色いりのを持っていったのですが、ミニは母の絵の具の方がでした。
そりゃあ、24色の方がいいよねぇ。
実際使うのは6色くらいだとしても
「はな」とか「やま」とか「くも」とか「どあ」とか、うちでは描かないようなものを色々描いてくれました。
でもミニは描くこと自体より、できた絵を貼ってもらったり、ほめてもらったりの方が好きみたい

昔なつかしの画板がなかなか便利でしたよ~。
固定できるし、汚れよけになるし

はるやすみレポ3

2007-04-08 22:15:21 | 日常
牛乳の失敗があったものの、ミニは春休み用のチャレンジ日記を楽しんで活用してくれました。
ひらかなが読めるようになったので、スタンプの文字を読んだり、スタンプをひとつずつ指差して「かつどう、がんばりました。おてつだい、がんばりました」と確認したり
つくってよかったな~~
眼に見える形で結果を残す、というのがミニにとってそんなに重要だとは知らなかったよ
さんざん苦労した総武線のシールを一日中楽しみにしてくれてるのも嬉しかった
写真はチャレンジ日記にいれ損ねて別枠でつくった洗顔用のチャレンジ日記。
こっちもシールにつられてがんばってます(継続中)

形にしてみると、ミニは何が苦手なのかよくわかります。
そうか、そんなに嫌か、おべんきょう(くもんのプリント)は
「おべんきょう、する?」と水を向けると、うーん、と口ごもってから
「あとでね
姑息なわざをおぼえちゃって
結局夜までひきのばし、シール欲しさに寝るまぎわにあわてて、プリントにとりかかるミニなのでした。
苦手なことより、得意なことをのばそう、ということで新学期からのチャレンジ日記からはおべんきょうを削りました。
褒められて育つタイプだもんね~。

春休みレポ2

2007-04-07 09:21:17 | 日常
さて、無事に目的地の駅へ降り立った私とミニ。
迎えにきてくれる予定の妹マメ(仮名)の姿がないので、いったん待合室へ。
私が駅のポスターなんかを見ていると、ミニがいきなり「あ!マメちゃん!!!」と叫んで、待合室から飛び出していく
あわてて荷物を持って後を追うと、ミニはすでにマメの車の助手席に乗り込んでいた早っ
さすがシングルフォーカス。好きなものを見つける時は早い(ミニはマメが大好き)

この日はいとこのりーちゃん(もうすぐ四歳の女の子)やるーくん(1歳7か月の男の子)とも再会を果たし、子供たち全員興奮している様子でした。

翌日の朝、チャレンジ日記どおりに朝のきがえと歯磨きをして無事スタンプをもらったミニはご機嫌。
さて次はお手伝い、と二人で牛乳の宅配がきている筈の玄関へ。
ん?ない。

私「おかーさん、牛乳って今日休みだっけ?」
母「ああ、宅配やめたのよ」

なんですと~~~

ああ、チャレンジ日記にはりきって牛乳の画像までつけた私って一体
ちゃんと事前に確認すべきでした。
しかたないので、その日はミニと牛乳を買いにいくことで「おてつだい(ぎゅうにゅう)」をクリアしました。
次の日から「ミルでコーヒー豆をひく」とか、別のお手伝いにふりかえて。

なかなか予定どおりにいかないものです

予定どおりにいかなかった、といえばスケジュールの活用も。
私の祖母の家へ一泊旅行以外では、ほとんど使いませんでした。
人が多いと、それぞれの都合もあって予定がたてにくいんですよね。
りーちゃんも「ミニくんとあそぶ~」って保育園サボって来たりするし、天気予報は全然あたらないし(行き先が決められない)。
これは、次回までにまた何か考えよう。

でも事前にミニのコミニュケーションとスケジュールにしぼってのサポートシートを両親とマメに読んでもらっていたので、そのへんで理解が深まってて、前回よりちょっと楽でした。
うん、一歩ずつ。

ともかくマメも母も「子供は外で遊ばせる」のひとなので、公園行きまくりましたよ
そして、田舎を実感する。
だって山手の公園に「熊に注意」って立て札があるんですよ
ミニが滑り台で遊ぶのを見てたら、5メートル先くらいでカモシカが草食べてたんですよ

せっかくの至近距離での生カモシカ。
ミニはあんまり興味がないようでした

はるやすみレポ

2007-04-06 17:29:39 | 日常
約2週間の帰省は正直疲れましたがいろんなことがありました。

まずは出発前日にミニに帰省することを予告。
「おばあちゃんのおうち」と聞いたミニはにんまり
夏からずっと楽しみにしてたもんねぇ。
「9がつのつぎは10がつ、10がつのつぎは(中略)2がつのつぎは3がつ!3がつになったら、おばあちゃんのおうち!」って何度も数えて。

さて当日。
つくっておいた順路表をリュックにいれて、いざ東京駅へ!
順路表どおりに電車を乗り換え、東京駅でお弁当を買って、比較的スムーズに新幹線のホームへ移動し、自由席に乗り込んだ
(一応おとな一人分の指定はとっておいたけど、111センチ&18キロのミニをだっこして3時間あまりの旅はキツイ)
春休みラッシュにはまだ早かったのか、二階建て新幹線の自由席はかなり余裕があり、おかげでゆうゆうと二人席に陣取ることができました
いそいそと早速お弁当をあけるミニ。
オイオイ、まだ東京駅のホームからでてないよ

新幹線の中ではうしろの席のおともだちと遊びたくて、その子がお母さんに連れられて車両をでてしまうとプチパニックを起こしてしまったけど、おおむね問題もなく。
でも、落とし穴は乗り換え駅にあった。
乗り換え改札で、ミニは自分で切符を改札に通したいと主張。
しかし三枚の切符を同時に通した経験がなく、うまくいかない
あとの人の迷惑になるので、結局私がやろうとすると「あ~ん!ミニちゃんがぁ!」と抵抗する。
乗り換え時間は短いし、焦った私はそこで帰りの切符を落としてしまった
気づいたのは乗り換えの特急に乗ってから。もちろん、さがしに戻る時間はない
まぁ、幸運なことに車掌さんに事情を説明したところ、切符は乗り換え駅で無事に発見されました。よかった~~

教訓として、次回の帰省では「切符をとる」(乗り換え駅の自動改札機ではそこまでの特急券のみ回収され、残りの特急券と乗車券がでてきます)仕事をミニの役目として予告しようと思います。


初登園

2007-04-05 17:12:13 | 日常
さて、どきどきわくわくの新学期初日。
行きと帰りのバスが違うこと、朝はママが一緒だけど帰りは一人、というのをスケジュールで提示して、いざ出発。
休み明けのミニが不調(体調じゃなくてね)なのを事前に園にお話しておいたところ、行きのバス添乗は前のクラスの担任の先生でした
休み中のことなどをお話しながら、「でも二年連続で担任持ってもらってるから、今回はお別れだろうなぁ」としみじみする私。
久しぶりの登園にミニはちょっとハイな様子。
でも園に着くとママたちが大勢いて、いつもと違う雰囲気にちょっと緊張したみたい。
不安そうなミニの手を引いて、クラス編成の貼られている掲示板の前に。
クラス移動してる
担任の先生同じだ~
さっきしんみりした私って一体
でも信頼する先生に受け持ってもらえるのは、嬉しいですラッキー

新しいクラスのシンボルカードを持たせて、「ミニはりすぐみです」と声をかけつつ、教室へ。
新しい教室にとまどっていたミニだけど、なんとか朝のおしたくをして自分のスケジュールを確認し、プレイエリアに入ることができた。

今日は、新しいお友達に興味しんしんなのと、新しい環境に緊張していたので、ミニ的には「様子を窺っている」印象だった、とあとで担任の先生から聞きました。
かかわりを持つことができるお友達が多いぶん、ミニの場合、トラブルの芽もひそんでいるわけで
しばらくは注意してミニの状態を見守っていくつもりです。
子供を観察するって、大切なことなのに、私はついつい忘れてしまう。

さて、私も気をひきしめて、新学期です

地震

2007-04-04 21:34:59 | 日常
さて帰省中の一番大きな事件はなんと言っても能登沖地震でした。
私の実家は富山県。
震源地からはわりと離れていますが、もともと地震がめったにない土地柄なので、かなり強い揺れを感じてびっくりしました。
ちょうどその時、私とミニは台所で簡単チーズケーキを作成中。
私の両親もダイニングにいました。
グラグラグラッと激しい揺れが来て、「あ!地震だ!!!」
とっさに思ったのは去年親の会の災害プロジェクトで作ったマニュアルのこと。
私はたまたま「地震が発生した直後の対応」のページを担当させてもらったので、
そのあたりだけ妙に詳しいのです(ほかのことも勉強しようよ
まずは命を守ることが最優先、ということで「テーブルの下へもぐって!」と大きな声で言って、ミニと一緒に作業していたテーブルの下に頭をかばう感じで入りました。
慌てていた両親も、やや遅れてダイニングテーブルの下へ。

報道によると、揺れは20秒だったそうです。
実際はもっと長く感じられました。
ケーキが気になるミニはテーブルの下から出ようとするし

揺れがおさまってからは、すぐにラジオをテレビをつけて情報収集。
火を使っていなかったのは幸いでした。

役に立ちましたよ!災害マニュアル
やっぱり知っているといないじゃ、全然違うわ

焦ってパニックを起こしていた両親には、今度マニュアルをコピーして送ろうと思います
地元紙の投稿欄がしばらく「地震のそなえ」的なものでいっぱいになっていて、人間、地震が起きてからじゃないと、なかなか行動できないもんだなぁと思いました。むろん、自分もふくめて。
災害伝言ダイヤルの使い方、よく復習しておこう。

被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復興を。

あの時、心配してメールをくれたママ友の皆さん、どうもありがとう

ご心配おかけしました




春休み終了~

2007-04-04 18:01:42 | 日常
約2週間にわたる帰省も終え、明日からミニは新学期。
おともだちよりちょっぴり長めの春休みは、ミニにいろんな経験をさせてくれました。
もちろんよかったことも悪かったこともある。
私がヘコんでしまう日もあったけど、はやめに切り替えて記録、記録。
土屋先生の講演では、記録することの必要性をものすごく感じた。
問題や?と思うことがあったら、日記式のノートにすぐつける。
問題の前後や理由を分析して、自分なりの対策がたてられたらまずはよし。
ノーアイデアなら、担任の先生や心理の先生に相談する。
対策をためしてみて、今いちだったら、また考える。
単純だけど、そういうやり方しかないのかな~って。

昨日までは私の実家。
今日は新しいデイサービス。
そして明日は新学期。

ミニには(そして私も)試練の時ですが、春休みにがんばったチャレンジ日記を持って、元気に登園です