まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

初めての台北 5

2017-01-15 | 2016 台北

=マッサージ編=

ホテルから歩いて10分の

『呉老師 足體養生館』

 

 どんなマッサージか分からないので、初日は60分コース(1600元)

着替えを入れるバッグと短パンを渡され、更衣室で着替える

テレビのついているソファーに座り、まずは足湯

テレビは日本の番組だった

まだ新しいのか、店内は清潔できもちいい

 

私の担当は眼光鋭いスポーツ刈りの40歳代の男性 ちょっと日本語が話せる

顔は怖いけど、笑うとかわいいおじさん(だいぶ年下ですけど)です

まずは足(膝まで)クリームを塗りながらマッサージ

親指や指の関節をグイっと使い、筋を伸ばしていく感覚

横で夫は痛がってるけど・・・私はイタ気持ちがいい 

 

後半30分は3階に移り、うつ伏せで肩・背中のマッサージ

「おくさん、からだかたいねぇ」「ほんとうは120分やったほうがいいよ」「うんどうのあとはすとれっちしないとだめ」

学生の時、前曲げ測定で「ふざけないでまじめにやりなさい!」と怒られたことがあるくらい体が硬い私です

肩・肩甲骨あたり、超固い

そこもグッググ~イ グイグイ グイ~

(マッサージで身体が傷みそうだなぁ・・・)ちょっと不安

でも・・・ちょっと我慢したら可動域が広がるんじゃなかろうか

当然「痛い」ことは伝えてあるけど、おじさんの『この人を柔らかくしたい』という思いと

私の『可動域を広げたい』という欲が勝り・・・

案の定、翌朝背中に痛みが出る(ほら、やっぱり~)

夫は背中のマッサージは全然痛くなく気持ちが良かったそうだ

 

さて翌日

どこの店に行くか・・・違う店に行って、余計に体が痛むのも嫌だしなぁ(行かないという選択肢はまったく無い

やっぱり同じ店に行き、痛みが出たことをおじさんに伝え、痛みを取ってもらおう

 ってことで同じお店へ

 

 夫には優しそうな30代の男性  私の担当は新人っぽい20代 やだなぁ

そこに昨日のおじさん登場

「すいませ~ん身体が痛くなっちゃったんだけど~その事を担当者に伝えてもらえますか?」おじさんに伝えると

おじさんは「あ~ごめんなさい」 私の訴えを分かってくれ「固くてかわいそうで、一生懸命頑張りすぎました」と

「私も我慢しすぎたからねぇ・・・ごめんね~」

おじさんが担当者に説明しているうちに20代は夫に、私には30代の男性が

( あら、おじさんが担当を変えてくれたんだわ きっと)

流れは同じだけど、今日は120分コース 2400元

「いたい?」「だいじょぶ?」片言の日本語で何度も聞いてくれ、私に合わせてくれる

足は イタ気持ちよく、疲れが取れていく

 

後半は別室でうつ伏せ(カーテン越しに夫はいます)

 

「いたい?」 『大丈夫

 気遣われる心地よさ

それにしてもなんて優しい声なんでしょう

 

「だいじょぶか?」 『うん大丈夫

うつ伏せで聞くと、彼の声がいっそう優しくて、なんとも心地いいのだ

災い転じて福となる 傷みも軽減、身も心もほぐれ幸せな時間になる

おじさん、気遣い受け止めました!ありがとう

逆に夫は・・・「あの若い子下手すぎ!撫でてるだけで全然ダメ~

お気の毒~

 

そして3日目 空港に行く前

 

宿泊したホテルの並びに、太った体格の良いおばちゃんが、いつも客引きをしているマッサージ店があった

前を通るたびに

「きもちいいよ~」「まっさーじしていかない?」

その都度しらんふりをしてたその店に行くことに

『やっときたねぇ』とおばちゃん

おばちゃんの客引きのおかげか店は大繁盛

日本のタレントの来店写真が何枚も飾られている

60分コース 1900元

 

流れは同じだけど・・・

タオルがヨレヨレ

しかもうつ伏せになった時、タオルが脂臭い(親父臭ともいうね)

夫はそんな匂いは全然気にならなかったそうで

「今の女性が一番上手だった、最高!」とのこと

技術云々よりも清潔感!

私はこの店には二度と行かない! 行かないぞ~!

 

歩くのを面倒くさがらずに昨日の店に行けばよかったよ

 

台湾のマッサージは私にはちょっと強い・・・と思ったけど

毎晩のマッサージのおかげで疲れをためることなく

元気に2泊3日を過ごせたと思う

マッサージ ありがたや~

 

台北で自分に合うマッサージ店を見つけるのもまた楽し

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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