=マッサージ編=
ホテルから歩いて10分の
どんなマッサージか分からないので、初日は60分コース(1600元)
着替えを入れるバッグと短パンを渡され、更衣室で着替える
テレビのついているソファーに座り、まずは足湯
テレビは日本の番組だった
まだ新しいのか、店内は清潔できもちいい
私の担当は眼光鋭いスポーツ刈りの40歳代の男性 ちょっと日本語が話せる
顔は怖いけど、笑うとかわいいおじさん(だいぶ年下ですけど)です
まずは足(膝まで)クリームを塗りながらマッサージ
親指や指の関節をグイっと使い、筋を伸ばしていく感覚
横で夫は痛がってるけど・・・私はイタ気持ちがいい
後半30分は3階に移り、うつ伏せで肩・背中のマッサージ
「おくさん、からだかたいねぇ」「ほんとうは120分やったほうがいいよ」「うんどうのあとはすとれっちしないとだめ」
学生の時、前曲げ測定で「ふざけないでまじめにやりなさい!」と怒られたことがあるくらい体が硬い私です
肩・肩甲骨あたり、超固い
そこもグッググ~イ グイグイ グイ~
(マッサージで身体が傷みそうだなぁ・・・)ちょっと不安
でも・・・ちょっと我慢したら可動域が広がるんじゃなかろうか
当然「痛い」ことは伝えてあるけど、おじさんの『この人を柔らかくしたい』という思いと
私の『可動域を広げたい』という欲が勝り・・・
案の定、翌朝背中に痛みが出る(ほら、やっぱり~)
夫は背中のマッサージは全然痛くなく気持ちが良かったそうだ
さて翌日
どこの店に行くか・・・違う店に行って、余計に体が痛むのも嫌だしなぁ(行かないという選択肢はまったく無い)
やっぱり同じ店に行き、痛みが出たことをおじさんに伝え、痛みを取ってもらおう
ってことで同じお店へ
夫には優しそうな30代の男性 私の担当は新人っぽい20代 やだなぁ
そこに昨日のおじさん登場
「すいませ~ん身体が痛くなっちゃったんだけど~その事を担当者に伝えてもらえますか?」おじさんに伝えると
おじさんは「あ~ごめんなさい」 私の訴えを分かってくれ「固くてかわいそうで、一生懸命頑張りすぎました」と
「私も我慢しすぎたからねぇ・・・ごめんね~」
おじさんが担当者に説明しているうちに20代は夫に、私には30代の男性が
( あら、おじさんが担当を変えてくれたんだわ きっと)
流れは同じだけど、今日は120分コース 2400元
「いたい?」「だいじょぶ?」片言の日本語で何度も聞いてくれ、私に合わせてくれる
足は イタ気持ちよく、疲れが取れていく
後半は別室でうつ伏せ(カーテン越しに夫はいます)
「いたい?」 『大丈夫』
気遣われる心地よさ
それにしてもなんて優しい声なんでしょう
「だいじょぶか?」 『うん大丈夫』
うつ伏せで聞くと、彼の声がいっそう優しくて、なんとも心地いいのだ
災い転じて福となる 傷みも軽減、身も心もほぐれ幸せな時間になる
おじさん、気遣い受け止めました!ありがとう
逆に夫は・・・「あの若い子下手すぎ!撫でてるだけで全然ダメ~」
お気の毒~
そして3日目 空港に行く前
宿泊したホテルの並びに、太った体格の良いおばちゃんが、いつも客引きをしているマッサージ店があった
前を通るたびに
「きもちいいよ~」「まっさーじしていかない?」
その都度しらんふりをしてたその店に行くことに
『やっときたねぇ』とおばちゃん
おばちゃんの客引きのおかげか店は大繁盛
日本のタレントの来店写真が何枚も飾られている
60分コース 1900元
流れは同じだけど・・・
タオルがヨレヨレ
しかもうつ伏せになった時、タオルが脂臭い(親父臭ともいうね)
夫はそんな匂いは全然気にならなかったそうで
「今の女性が一番上手だった、最高!」とのこと
技術云々よりも清潔感!
私はこの店には二度と行かない! 行かないぞ~!
歩くのを面倒くさがらずに昨日の店に行けばよかったよ
台湾のマッサージは私にはちょっと強い・・・と思ったけど
毎晩のマッサージのおかげで疲れをためることなく
元気に2泊3日を過ごせたと思う
マッサージ ありがたや~
台北で自分に合うマッサージ店を見つけるのもまた楽し