てなもんや日記

観た映画、読んだ小説・マンガ、
飲んだお酒やら何やらを残しておく
テキトーブログですw

映画大好き2011 その53「RED」

2011年05月27日 | 映画大好きsince2005
RED
監  督:ロベルト・シュヴェンケ
CAST:ブルース・ウィリス/モーガン・フリーマン/ジョン・マルコビッチ/ヘレン・ミレン 他

かつてCIAで凄腕エージェントとして名を馳せたフランク(B・ウィリス)は、
今では引退して田舎で静かに一人暮らしをしていたが、
ある日、突然家に武装集団が侵入し命を狙われる・・・



その敵は難なく撃退したものの、何か大きな陰謀を感じ取ったフランクは、
昔なじみの仲間を集め、陰謀を暴き、逆襲に転じるのだが・・・





リタイアしたエージェントたちが、
年も忘れて往年の凄腕をこれでもかっ!ってみせて陰謀に立ち向かうという、
痛快なアクション作品です
B・ウィリスがおじいちゃん扱いっていうのは、
ファンの私からするとちょっ悲しいような、おかしいような・・・



でもアクション映画のB・ウィリスはいいですよね^^
原点って感じで魅せてくれます^^
一生アクション俳優として頑張ってほしいですね

ストーリーもテンポよくサクサクすすみ、
意外性はないものの安心して観られるアクションとしてオススメです


オススメ度(5点満点):★★★★





映画大好き2011 その52「マザーウォーター」

2011年05月21日 | 映画大好きsince2005
マザーウォーター
監  督:松本佳奈
CAST:小林聡美/小泉今日子/もたいまさこ/加瀬亮 他

京都に暮らす3人の女性と、そのまわりの人たちの穏やかな日々を描いた作品です


ウィスキーしか置いていないバーを営むセツコ(小林聡美)


疎水沿いで喫茶店を開くタカコ(小泉今日子)


この街で念願の豆腐づくりを始めたハツミ(市川美加子)

そして同じ街に住む、家具職人のヤマノハ、銭湯の主人オトメ、その下で働くジン、
いつも散歩している謎のおばさんマコト。
この街で出会った彼らは、互いにちょっとずつ影響しあいながら、おだやかに日々を重ねていく



私が勝手に呼んでいる「かもめ食堂チーム」の作品、なのかな?
同じような空気が京都を舞台に流れています
この空気、雰囲気が大事なんですよね
最近観た「トイレット」も外国が舞台でしたが、この空気は確かに感じられました^^

ただ、この「マザーウォーター」はその空気に、京都のもつ独特な雰囲気に助けられすぎかと・・・
たいした事件やイベントは起きないのがこの作品たちの特徴なんんですけど、
それにしてもこの作品は京都に助けられすぎな気がしますね^^;
この辺は新人の監督さんの力不足なんでしょうかね?



京都の、静かなそしてちょっと不思議な魅力が感じられますよ^^
もたいさんの方が不思議ですけど^^;


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その51「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」

2011年05月14日 | 映画大好きsince2005
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
監  督:トッド・フィリップス
CAST:ブラッドリー・クーパー/エド・ヘルムズ/ザック・ガリフィナーキス/ヘザー・グレアム 他

結婚を2日後に控え、独身最後の夜を大いに楽しもうと
ラスベガスにやってきたダグと悪友たち4人組



ホテルのスイートで酒を浴びるように飲みバカ騒ぎをした翌朝、
部屋は荒れ放題、何故か本物のトラはいるし、見知らぬ赤ちゃんもいる中で、
花ムコのダグだけが行方不明に・・・
残された3人は結婚式に間に合うようにダグを探し始めるのだが、
謎だったバカ騒ぎの夜のありえない事実がドンドン明らかになっていく・・・



この映画、面白いって評判でしたが、確かに面白かったです

この4人は酒とクスリでアタマがとんじゃって、ハチャメチャしすぎるんですけど、
その惨状がダグ探しの中で少しずつ明らかになっていくのが楽しいですw

そのハチャメチャぶりは・・・ま、ありえないですけど、ムチャクチャです^^;
トラっていうのも「おいおい」なんですけど、
そのトラの飼い主がマイク・タイソンだなんて・・・タイソン、久しぶりすぎ

ラストは友情って大事なんだなって少し感じさせてはくれますが、
基本的にはゲラゲラと、そして「そんなんあるかっ!」って、
ツッコミながら楽しんで観るといい映画ですね^^

オススメです(ちょっと下品ですけど^^;)


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その50「ミックマック」

2011年05月09日 | 映画大好きsince2005
やっと書くことができました^^;今年50本目です
この調子でなんとか100本到達したいですね

ミックマック
監  督:ジャン=ピエール・ジュネ
CAST:ダニー・ブーン/アンドレ・デュソリエ 他

幼い頃父を地雷で亡くし、自身もまた事故に巻き込まれ頭に銃弾が入ったままの男・バジルが、
街で出会った個性的な仲間達と、それぞれの特技を活かして、
たまたま見つけた父の敵の企業と、自分の頭の銃弾の原因となった企業を相手取り、
なんとなくほのぼのとした復讐を始めるのだが・・・



なんとも不思議な空気の流れるほのぼの系の作品です
フランス映画っぽさ満載ですね^^



主人公もどこかとぼけた感じなんですけど、
その仲間達がもっととぼけてていい味だしてます



そんな人たちが武器商人やマフィア相手に小気味良く復讐、
いや、なんとなくいたずらって感じでおちょくっていきます^^
これは楽しかったですね

最近こういうミニシアター系を観てなかったんですが、
こういうの、やっぱりいいですね


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その49「アンストッパブル」

2011年05月07日 | 映画大好きsince2005
アンストッパブル
監  督:トニー・スコット
CAST:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン 他

ペンシルヴェニア州の操車場で運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、
39車両・800メートルを誇る大編成の貨物列車が無人のまま走り出してしまう・・・
危険性の高い化学物質を大量に積み、行く先にに待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事なるという思わぬ事態に
鉄道会社はあらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わってしまう・・・
その列車の近くを走っていたフランクとウィルは自分たちの機関車両を暴走列車の最後尾に連結させ、
ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが・・・



久しぶりにこういうアクション映画を観ましたね^^

実話に基づいたストーリーとのことですが、
どこまでホントの話なんでしょうか
暴走列車といい、それにバックで追いつき連結しちゃう機関車といい、
いい意味で無茶苦茶ですよねw

アメリカ映画って、昔はこういう単純明快ストーリーのアクションが多かったんですけど、
最近はホント少なくて、中途半端なのが多いと思っていたので、
この作品には懐かしさすら感じました



ベテランならではの落ち着いた対応のデンゼル・ワシントンと、
若さ故に暴走気味なクリス・パインのバディぶりもよかったです

手に汗握り興奮して観られる良作です~


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その48「インビクタス/負けざる者たち」

2011年05月06日 | 映画大好きsince2005
インビクタス/負けざる者たち
監  督:クリント・イーストウッド
CAST:モーガン・フリーマン/マット・デイモン 他

1994年に南アフリカの大統領に就任したネルソン・マンデラ大統領
長年の人種差別による軋轢に幾度となく阻まれながらも、
決して折れない信念を持って新しい国づくりのために邁進する大統領が次に狙ったもの、
それは95年に南アフリカで開催されるラグビーワールドカップで母国を優勝させることだった・・・



その任にあたった南アラグビーチーム主将のピナールは、
マンデラ大統領の熱い信念に触れ、誰もが不可能だと思われたW杯優勝を目指しチームを立て直してゆく

外国版スクールウォーズなイメージでレンタルして観たんですが、
最初っからマンデラ大統領が登場して「ん?」ってなっちゃいました^^;

でもストーリーが進むにつれ、大統領の熱い信念と、
それに応えようとするラグビーチームのキャプテンの頑張り・・・
観ていてどんどんのめりこんでいきましたw
さすがイーストウッド監督、こういうの、うまいですね



しかしマンデラ大統領って存在は知っていましたが、
こんなにスゴイ人だったんですね^^;
新しい南アのために、過去は過去として水に流し(長年収監されてたのに・・・)、
自らの体調や家族とのことも脇において、国づくりに尽力される様子には頭が下がります

ラグビー映画を観るつもりが、
とてもためになる偉人映画を観た感じでよかったです


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その47「武士の一分」

2011年05月06日 | 映画大好きsince2005
藤沢周平作品です^^もう完全にはまっちゃってますね^^;

武士の一分
監  督:山田洋次
CAST:木村拓哉/壇れい/坂東三津五郎/笹野高史 他

舞台は(多分)おなじみの東北の小藩・海坂藩。
剣術の腕に覚えがありながら、今は毒見役の主人公三村新之丞は、
気立ての良い妻加世と平穏な生活を送っていた



しかしある日、三村は毒見中に貝の猛毒にあたってしまい失明してしまう・・・
絶望し死を覚悟した三村だが、加世の懸命の願いに思いとどまる。
だが、先の生活に不安を覚えた加世が顔見知りの上級武士島田に相談を持ちかけたことから、
三村、そして加世に不幸が訪れる・・・

キムタク、中々いいじゃないですか^^
ちょっとかっこよすぎな気もしますが、失明し絶望する姿、
真相を知り復讐心を滾らせる姿、妻をいとおしく想う姿、



すべてが様になってますね~

また妻加世役の壇さん!
今でこそ「金麦」のCMなどで素敵な奥さんっぷりが知られていますがw、
ここが原点なんですね!(原点は宝塚だよね^^;)
いじらしく夫を想い続ける妻を好演しています
「隠し剣鬼の爪」の松たか子さんにも匹敵する素敵さです

でもこの二人よりもっと印象に残った人・・・
それが笹野高史さんですね~



いやあ、老使用人役という脇役といえば脇役なんですけど、
いい味出しまくってます^^素晴らしいです
元々大好きな役者さんなんですけど、もっと好きになりました

ということで、期待どおりの藤沢作品でした
ホント藤沢作品だけでなく、時代劇全般にはまってしまいました


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その46「トイレット」

2011年05月05日 | 映画大好きsince2005
GW中に50本に到達したくて頑張ってますw

トイレット
監  督:荻上直子
CAST:もたいまさこ/アレックス・ハウス/タチアナ・マズラニー/デヴィッド・レンドル 他

「かもめ食堂」「めがね」の荻上監督最新作です^^
「かもめ食堂」ファンな私ですが、この作品はちょっと・・・って思いつつ観始めました^^;

引きこもりの兄モーリー、プラモデルオタクの弟レイ、勝ち気な妹リサの3兄妹は母親を亡くす・・・
残されたのは母親が買った実家と猫のセンセー、
そして亡くなる直前に日本から呼び寄せた3兄妹の祖母「ばーちゃん」だった・・・
3人は、英語が喋れずコミュニケーションをとれないばーちゃんをお荷物扱いしていたが、
それぞれ少しずつばーちゃんと触れ合いつつ、兄妹の絆も再確認していく・・・





と、おおまかにストーリーを書いてみればフツーのハートウォーミングコメディってとこですが、
そこは荻上監督独特の「間」があってなんともいえない雰囲気のドラマとなっていますw

観る前に「ちょっとこれはどうだろう」って思ったのは、
「トイレット」というタイトルと、日本人のばーちゃんと3人の外国人の孫っていう設定が、
全然想像できなかったからなんですけど、それはすぐに吹き飛びましたね^^
「かもめ」「めがね」と同じ空気の映画となってて安心しました

しかし、もたいさんのばーちゃん・・・ハマりすぎてます
まだばーちゃんってお年でもないのに、ね^^;いい女優さんだ
3兄妹もそれぞれがいい味出しててよかったです^^



この作品を通じて、言葉が通じなくても、一所懸命思いを伝えようとすれば、
なんとなくでもちゃんと伝わる、そんな家族の絆を教えてもらいました

結構オススメですね^^


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その45「ぼくのエリ 200歳の少女」

2011年05月04日 | 映画大好きsince2005
ぼくのエリ 200歳の少女
監  督:トーマス・アルフレッドソン
CAST:カーレ・ヘーデブラント/リーナ・レアンデション 他

スウェーデン・ストックホルムの郊外の小さな町にすむ12歳の少年オスカーは、
学校でいじめられ、誰にも相談できず、ただ妄想で復讐を考えてばかりいた・・・



ある日、オスカーは隣に越してきた不思議な少女エリと出会い恋をする
しかしエリは実はもう200歳にもなるヴァンパイアだった・・・



12歳の少年と、12歳の姿をしたヴァンパイアの少女の小さな恋のお話です
恋のお話といっても、結構血が飛び散って、人が死にます
しかも雪国でのお話なので、白い雪に赤い血が生々しい
でも、お話自体はかわいい少年の恋のお話なのです、多分・・・

エリが人間ではなくヴァンパイアと知ってからもオスカーの気持ちは変わらず、
逆にエリを守ったりします^^純情ですね~



そしてエリも、ヴァンパイアの本能に抗いつつも、オスカーを守ります
この二人の少年少女の演技が素晴らしかったですね^^

ちょっと変わった、でもどこか心に残る作品でした


オススメ度(5点満点):★★★★


映画大好き2011 その44「ソラニン」

2011年05月01日 | 映画大好きsince2005
ここから5月です^^またコミック原作の映画です^^;

ソラニン
監  督:三木孝浩
CAST:宮崎あおい/高良健吾/桐谷健太 他

大学の軽音楽部で知り合い、今は一緒に暮らすOLの芽衣子とフリーターの種田
OLの仕事になじめない芽衣子は種田の言葉で仕事を辞めるが、
その種田もバンドの夢と現実との間でプレッシャーを感じつつ悩んでいた・・・
そして思いを込めた曲「ソラニン」をレコード会社に送ったりする中、
種田は芽衣子に別れを切り出し、そしてフラっと出て行ったきりになるのだが・・・



大学を出てバンドの夢を追うも厳しい現実にさらされる
若い二人の心の葛藤を静かな映像で描いています^^

まず、種田役の高良健吾!
この人すごいですね
どんな役でも完璧に演じてしまってます
この種田役でも私が今まで見たことのない高良くんが見られます^^
宮崎あおいもさすがにすごいんですけど、私は高良くんの方に魅せられますね

で、映画については、ホントに先月観た「BECK」と逆パターンで、
原作をよく知っているのでその比較という観かたになってしまいました・・・
そして原作を忠実に再現し、また役者も役になりきっているので、
可もなく不可もなくって印象になっちゃいましたね



ラストの宮崎さんの熱唱は・・・もうちょい頑張れって思いましたが

まったく原作を知らずに観ればまた観かたも変わって楽しめるのではと思う作品でした^^;


オススメ度(5点満点):★★★