てなもんや日記

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テキトーブログですw

映画大好き2011 その26「カサブランカ」

2011年02月28日 | 映画大好きsince2005
さて2月最後です^^26本、貯金を維持できてますね♪

カサブランカ
監  督:マイケル・カーティス
CAST:ハンフリー・ボガード/イングリッド・バーグマン 他

第2次世界大戦前のフランス領カサブランカを舞台にした、
ちょいとアウトローな男とわけあり美女のラブロマンスです。
てか、製作が1942年・・・まさにリアルな戦時下の作品なんですね^^;



翌43年のアカデミー賞に輝いている不朽の名作です
ちょっといきなり名作に飛びすぎましたね^^;

正直、あまりに時代も違うし、何もかもがもはや「古典」って感じですが、
それでもハンフリー・ボガードの渋さや、
イングリッド・バーグマンの凛々しい美しさはしっかり伝わってきますね
こういう名作を観るのはいいですね勉強にもなります



ちなみにこの作品はBDで観たんですけど、
キレイに修正された映像がこんなに手軽に観られるっていい時代ですよね^^
最新のすっごい映像ばかりがBDのウリみたいですが、
こういう往年の名作を手軽にキレイに観られるのもBDならではなんではないでしょうか^^


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その25「第9地区」

2011年02月27日 | 映画大好きsince2005
第9地区
監  督:ニール・ブロンカンプ
CAST:シャールト・コプリー/デヴィット・ジェームズ 他

南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突如現れ、そのまま停止してしまった正体不明の巨大宇宙船
地球を侵略するでもなく、ただ漂着しただけのエイリアンたちはそのままヨハネスブルグに居つくことに・・・
20数年後、多くのエイリアンは「難民」として、居住区「第9地区」で暮らしていたが、
その第9地区はもはやスラムと化し、地域住民の不満解消のため、新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。



移住プロジェクトの責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカスは、早速立ち退きの通達をして廻るが、
その最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまう・・・
それから彼の体に異変が起こっていく・・・


これ、聞いていた評判以上に面白かったです

ホントにこれまでのエイリアン侵略モノとは全然違っていて、
侵略の意思がなく難民として地球に住んでいるエイリアンって設定が新鮮です^^



そして彼らを移住させようとする地球側、まあ、一般市民ってワケではないんですが(超国家機関らしい)、
ともかく地球側の方が圧倒的に強くそして悪いんですよね

主人公はそんな地球側を代表するようにエイリアンを軽視し、軽いノリで彼らを追い詰めるんですが、
自分のミスから自身が追い詰められて状況に陥ってしまいます・・・



が、その頃には観ているコチラはエイリアンに同情しちゃってるので、
「自業自得や!」ってエイリアン側に立ってしまいます^^;
詳しくはネタバレになるんで言えませんが、
この作品で描かれている様子は、現代の先進国と資源を持った発展途上国の関係とダブリます
だから余計に先進国=地球陣の都合でいいようにされるエイリアン=途上国に感情移入しちゃいます
こういうところが素晴らしいなと思いますね

中々深いテーマも内包しつつ、SF娯楽作品としても観ごたえのある作品です
観ればエイリアンに同情すること請け合いですw


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その24「ちょんまげぷりん」

2011年02月21日 | 映画大好きsince2005
ちょんまげぷりん
監  督:中村義洋
CAST:錦戸亮/ともさかりえ/鈴木福 他

「ゴールデンスランバー」「フィッシュストーリー」の中村義洋監督作品ですね^^
この監督さんの作品はバチスタシリーズも含めてみんな面白くて大好きですねえ

シングルマザーのひろ子はやんちゃ盛りの一人息子・友也を抱え、子育てと仕事に追われる毎日を送っていた



そんなある日、彼女はお侍の格好をした奇妙な青年を目撃する
不思議なその青年・安兵衛は、実は180年前の江戸からタイムスリップしてきた本物の侍だった
成り行きでひろ子の家に居候することになった安兵衛は、
居候のお礼にと家事一切を引き受けると宣言し、ひろ子も安心して仕事に打ち込めるように



しかしお菓子作りに目覚めた安兵衛が、いつの間にか天才パティシエとして時の人となってしまい、
3人の関係も変化が生じてしまう・・・

これ、面白いです
他の人のレビュー観ても「意外と面白い」という意見が多いんですけど、
私も一緒でかなり面白かったですね

「不思議の国の安兵衛」が原題とのことですが、
「ちょんまげぷりん」の方がいいし、作品のイメージにもあってますね



錦戸さんのお侍姿、凜としていて冷静なんだけどどこかお人よしな感じが、
これまた母子家庭で大変なんだけどほのぼのしているともさかさんの家庭と合っていて、
まさにタイトルどおり

現代の東京でお侍さんがフツーに歩いている風景や、
そのお侍さんがスイーツ作りの魅力にハマってパティシエ化していく姿とか、
ゆるい感じがステキですw

でもそれだけではなく、実は男女の仕事への考え方や、家族の絆の大切さなど、
ゆるいだけじゃない大事なテーマもちゃんと表現されていて、
ちょっと考えさせられますが、いい気持ちにさせてくれます
中村監督、さすがですね


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その23「ヒアアフター」

2011年02月20日 | 映画大好きsince2005
今月2本目のシアター鑑賞です^^

ヒアアフター
監  督:クリント・イーストウッド
CAST:マット・デイモン/セシル・ドゥ・フランス 他

バカンス先で津波に襲われ臨死体験をしたパリのジャーナリストのマリー


いつも頼っていた双子の兄を事故で亡くしたロンドンのマーカス


そして本物の霊能力者だがその能力に苦悩するサンフランシスコのジョージ


それぞれが生と死の世界に悩みながら、3人の人生は交錯していくこととなる・・・


ヒアアフター=来世をテーマにした人間ドラマの作品です^^;
ちょっと最初のイメージと違いましたね^^;
もっとマット・デイモン演じる霊能力者ジョージが他の2人の人生に絡んでいき、
感動のラストが・・・的に思ってましたが、もっと深い生死観を問う作品でした

でも日本と海外では宗教観がかなり違うので、
この映画もややハテナ???という印象です

でも、マット・デイモンの誠実で、それ故能力に苦しむ姿はいい味だしてましたね^^
マットさんといえば(個人的には)ジェイソン・ボーンシリーズのイメージなんですが、
こういうドラマも渋くこなせてますね地味なんだけど



私には珍しいジャンルでしたが、ちょっと難しかったですかね~?


オススメ度(5点満点):★★★



映画大好き2011 その22「踊る大捜査線 THE MOVIE3 奴らを解放せよ」

2011年02月14日 | 映画大好きsince2005
よーやく観ました^^

踊る大捜査線 THE MOVIE3 奴らを解放せよ
監  督:
CAST:織田裕二/深津絵里/小栗旬/小泉今日子 他

湾岸署では、高度なセキュリティシステムを導入した新湾岸署への引越し作業が行われようとしていた。
そして、その仕切り役・引越し本部長には強行犯係係長に昇進した青島が選ばれていたが、



そんな引越しの最中に湾岸署管内で次々と事件が発生する
そして湾岸署から青島やすみれらの拳銃が3丁盗まれ連続殺人事件へと発展してしまう・・・
新メンバーを率いる係長青島はこの非常事態にどう立ち向かうのか

いかりやさんが亡くなり、織田さんと柳葉さんの不仲も解消せず(ホントかどうか分かりませんが^^;)、
もうさすがにないだろうと思っていた(個人的には)まさかの続編です^^
劇場公開時より、続編が嬉しい反面、和久さんのいない、いろいろ変わっちゃってる湾岸署が不安で、
結局映画館にはいけなかったんですよね・・・
で、今回ようやくBDで観ましたが・・・まあまあですかね^^;



係長に昇進した青島を始め、新メンバーのハマリ具合もまずまずで、
このまま新シリーズもできそうな感じでした
和久さんの甥っ子というのはちょっとあざといかなって思いますが、
「和久さん」っていうのは「踊る」の大事な1ピースですから仕方ないですね
個人的には中国から派遣の王さんが違和感あったんですけど、ラストで好きになりました
小栗旬も良かったし、細かいメンバーまで総出演状態で楽しかったです^^



ただ、ストーリー的には、一生懸命「踊る」のエキスを注入しているものの、
イマイチな展開と感じましたね^^;
引越しというイベントが全然活きてないですよね^^;ただ、バタバタ混乱しているだけ・・・
結局ストーリーの重要な部分はキョンキョン任せになっちゃってます
そのキョンキョン(死語かな?^^;)もラストで・・・
ウーン、「踊る」にはスゴイものを期待しているだけに、ちょっと残念でしたかね^^;
名物の青島&室井のやりとりも「ほんのちょっぴり」でしたしね^^;

といっても期待が大きすぎるだけで、十分楽しめる出来なんですけどね



いろいろなメンバーのシリーズからの退場もほのめかされていましたし、
このまま新シリーズが展開するんでしょうかね^^;
それはそれで楽しみです


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その21「沈まぬ太陽」

2011年02月13日 | 映画大好きsince2005
TVの金曜ロードショーでやっていたので観てみました^^
けど4時間は長かった・・・

沈まぬ太陽
監  督:若松節朗
CAST:渡辺謙/三浦友和/鈴木京香/西村和彦 他


日本のナショナルフラッグである国民航空で、労働組合委員長を務め労働闘争に活躍した恩地(渡辺謙)は、
その報復人事として海外赴任を命じられる



パキスタン・イラン・ケニアなど、まともな路線就航もない任地を転々とさせられる恩地だが、
彼は信念を曲げることなく、長きに渡る海外勤務を全うしていく。
一方、同じく組合員として共に闘った行天四郎(三浦友和)は会社側へ寝返り、
エリートコースを歩みながら恩地と対立していくこととなる。



そして10年が経ちようやく本社へ復帰を果たした恩地を待っていたのは航空史上最大のジャンボ機墜落事故だった



謙さんが大会社の中で虐げられつつも信念を曲げず、
そして未曾有の大事故の遺族にもまっすぐ誠実に向き合おうとする漢を演じています
さすがにその背中がカッコいいです^^



また、出世を選び、影に表に暗躍し昇っていくかつての同志を三浦友和も存在感たっぷりです

対照的なこの二人の対比を軸にして物語りは進み、
そして誰もが忘れないあのジャンボ機墜落事故を迎えます・・・

この日航機墜落事故(劇中では国民航空ですが・・・)は、
以前観た「クライマーズ・ハイ」でも描かれていましたが、
あちらは事故の真実を伝えようとする新聞記者の戦いを描いたものでしたが、
この作品ではその事故を起こした「加害者」となる会社側の人間の動きを、
裏側も交えて詳細に伝えてくれます

しかしテロップで何度もフィクションであることの注意が出てきましたが、
よくこれが映像化できましたよね^^;
日航が経営危機に陥ったこのタイミングも無関係とは思えませんね

劇場公開時は途中でトイレ休憩があったほどの長編ですが、
ホントに見ごたえがありました

時が経つにつれどうしても記憶が薄れていく中、
こういった作品でもう一度思い起こすのも大事ですね


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その20「ナイト&デイ」

2011年02月07日 | 映画大好きsince2005
ナイト&デイ
監  督:ジェームズ・マンゴールド
CAST:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス 他

飛行機で自宅のあるボストンに帰ろうとしていたジューンは、空港でロイと名乗る男性とぶつかる
彼とは機内でも近くの席になり、そのハンサムな笑顔に胸をときめかせる彼女だったが、
トイレに化粧直しに入って出てきた彼女の目の前には、笑顔のロイとパイロットを含む多くの死体が・・・
パニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させたロイは、
それ以来、ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現れる



危険な目に何度もあいつつ、ジューンはロイと行動を共にし、
世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していく・・・

2大スター競演のアクション作品ですね^^
レンタル開始を待ってました~

これ、面白いです
謎を秘めた凄腕エージェント(?)と振り回される素人美女というシチュエーションはありがちですが、
それでもこれだけ派手に楽しくやってくれれば見事です^^
昔はこういうスッキリする洋画がいっぱいありましたけど、最近はメッキリ少なくなりましたから、
観ていてもかなり楽しめましたまさに娯楽大作です



テンポもいいし、何といってもトム・クルーズとキャメロン・ディアス、
この豪華でかつ重くない競演がサイコーですね

日曜洋画劇場にもってこいの娯楽映画でした~^^
オススメです


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その19「クロッシング」

2011年02月06日 | 映画大好きsince2005
クロッシング
監  督:キム・テギュン
CAST:チャ・インビョ/シン・ミョンチョル 他

北朝鮮に暮らす元サッカー選手のヨンスは、妻と11歳の息子ジュニとの3人暮らし。




貧しいながらも家族仲良く暮らしていたある日、妻が結核に・・・
北朝鮮では薬が手に入らないことから、ヨンスは危険を冒して国境を越え、中国へと渡るが、
これが家族の悲劇の始まりだった・・・



この作品、北朝鮮の貧困と飢餓に苦しむ生活や、脱北の実情、収容所での過酷な労働などを、
かなりリアルに描いています・・・
TVなどで知る北朝鮮情勢よりもある意味リアルなんじゃないでしょうか?

この酷い状況の中、家族が悲劇に見舞われるんですが、
その中でも一番酷い目にあうのが息子のジュニなんです・・・
これは・・・酷すぎる・・・そして・・・可哀想だ



話が進むにつれジュニに、そしてこの家族に感情移入していくので、
ラストの最大の悲劇の際には泣きそうにもなりましたが、それよりも、
私は怒りが、このあまりに酷い国と、
それを分かっていても救いの手を出さない周りの国々に腹を立ててしまいました

ちょっと軽い気持ちでは観る事のできない、
でも一度は観ておくべき重要な作品だと思います


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その18「ソーシャルネットワーク」

2011年02月02日 | 映画大好きsince2005
2月は最初っから映画館行ってきました^^

ソーシャルネットワーク
監  督:デビッド・フィンチャー
CAST:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド 他

世界最大のSNSをわずか数年で立ち上げ、
現在最年少の億万長者となったマーク・ザッカーバーグの自叙伝的小説の映画化です

天才的なプログラミング能力を持ちながらイマイチ冴えないマークは、
振られた腹いせから大学内の女子を格付けするサイトを立ち上げ良くも悪くも注目される・・・



そしてエリートの先輩たちの誘いに乗り全く新しいコミュニケーションサイトを計画するが、
マークは先輩たちではなく親友のエドゥアルドと組んで、
そのサイト「ザ・フェイスブック」を立ち上げる



瞬く間に規模を拡大していく「フェイスブック」だったが、
フェイスブック以前に音楽配信サイトで成功を収めた問題児ショーン・パーカーとの出会いが、



マークとエドゥアルドの仲に亀裂を入れていく・・・

この映画の公開にあわせて、日本でも認知度が上がってきた「フェイスブック」ですが、
こんな世界規模のSNSが大学生たちの手で開発され拡がってきたんですね^^;
まだまだITバブルはあるんですねえ

最初は小さなサイトが、日が経つにつれ爆発的に拡大していくさまが圧巻ですね
しかもキレイゴトばかりでなく、立ち上げ時からちょっと先輩を裏切っていたり、
ちょい悪にそそのかされて親友を失ってみたりと、結構波乱万丈なんですけど、
そんなの全然気にしてなさそうなマーク・ザッカーバーグがスゴイですね^^;

このマーク社長を演じたのがジェシー・アイゼンバーグなんですけど、
かなり似ているみたいですね
特に独特のマシンガンのような話し方と、
さらに独特というかダサめの服装は完璧に再現しているようです

ただ、ラストに近づくにつれ、現在のマークとフェイスブックに配慮というか、
演出ができなくなっていくので、尻すぼみっぽいラストになっています^^;
このあたりがちょっと残念でしたね


オススメ度(5点満点):★★★