映画大好き２０１１ その７１「再会の食卓」

何となく気になったので・・・珍しいジャンルです＾＾；

再会の食卓
監　　督：ワン・チュアンアン
ＣＡＳＴ：リサ・ルー／リン・フォン／シュー・ツアイゲン　他

上海で暮らす玉娥（ユィアー）のもとに届いた一通の手紙。
それは、戦争によって生き別れ、逃れた台湾でその後の人生を送ってきた元国民党軍兵士の夫からのものだった
彼は、40年ぶりに中国に戻り、ユィアーと再会することを願っていたが、
当のユィアーは、心優しい男性と再婚し、子どもたち、孫たちに囲まれ平穏な日々を送っていた
そんな家族たちにとって、彼の来訪は少なからぬ戸惑いをもたらすが、それでも優しい今の夫は、
元夫を精一杯のもてなしで迎えるのが・・・



戦争による中国と台湾での生き別れっていうのがあるって全然知りませんでした・・・
なので、この映画を観て知れたのは良かったと思いますね＾＾；

最初は、おばちゃん（失礼＾＾；）が元夫と今夫との間で気持ちを揺らすのかなって思って観ましたが、
気持ちは４０年前から変わらず元夫にあるっていうのがハッキリしていて、
しかも今夫が妻が幸せならそれでいいって姿勢を見せるので、
余計に「おばちゃん、そりゃないで！今夫のおっちゃん、かわいそうやん＞＜」って、
ずーっと今夫のおっちゃんに感情移入していました



最後はそれで良かったのかなって感じの静かなラストで、若干物足りない感じですが、
こういうのをしんみり観るのもたまにはいいですね＾＾；


オススメ度（５点満点）：★★★

映画大好き２０１１ その７０「探偵はＢＡＲにいる」

ようやく７０本！何とか今年こそは１００本行きたいんですよ

探偵はＢＡＲにいる
監　　督：橋本一
ＣＡＳＴ：大泉洋／松田龍平／小雪／西田敏行　他

札幌・ススキノを縄張りにし探偵業を営む「俺」と、特技が格闘でグータラな相棒の高田が、



コンドウキョウコという女の依頼を受けたところから、その筋の人たちに狙われたり、
謎の美女に振り回されたりと、ピンチにも陥りながら核心に迫っていく様子を描いた、



ススキノ探偵シリーズの映画化第１弾です

コレ、絶対すぐ観に行こうって決めてました＾＾
巷で結構評判の大泉さんのススキノ探偵！
観なきゃウソでしょう

原作はススキノ探偵シリーズと呼ばれている中の第２弾「ＢＡＲにかかってきた電話」ですね＾＾
今原作の１作目を読んでいますが、こちらの映画化だとちょっとアカンかったかも＾＾；
（そちらはちょっとちっちゃい話がゴチャゴチャしているので・・・）



で、この映画ですが、ストーリー自体はそれほど意外だったりビックリするような展開はないんですが、
とにかく大泉さんとススキノの街がピッタリマッチングしていていい感じでした
シリアス・ハードボイルドな大泉さんがたっぷり堪能できます



それと相棒の高田役の松田龍平も、とぼけた感じで、大泉さんとの息もピッタリでよかったです



また、依頼はＢＡＲの黒電話で受けるんですけど、ここの雰囲気がいいですね
ＢＡＲと探偵、合いますね＾＾渋いです＾＾

最後には、映画第２弾作成も決定との告知がされてました
そちらも今から楽しみですｗ

とにかく大泉洋ファンは新たな一面を観に行くべきなオススメ作品です


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その６９「十二人の怒れる男」

そういえば、名作月イチ鑑賞を忘れてました＾＾；

十二人の怒れる男
監　　督：シドニー・ルメット
ＣＡＳＴ：ヘンリー・フォンダ／リー・Ｊ・コッブ　他

１７歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まったが、
誰が見ても有罪と思えたその状況下で、ひとりの陪審員が無罪を主張した事から物語は動き始める・・・





結構昔、この映画を題材にした邦画「１２人の優しい日本人」を観て、
一度はオリジナル（？）の「十二人の怒れる男」を観てみようと思っていましたが、
ようやく、今頃観ることができました＾＾；

ただ、この「１２人の優しい日本人」では、もし日本に陪審員制度があったら・・・という作品でしたが、
実際に裁判員制度が始まった現代日本では、この「十二人の怒れる男」の方が、
古くて新しい作品となっていますね＾＾；



日本人の成人なら誰でも裁判員に選ばれる可能性があり、
選ばれると死刑など人の生き死にに関わる判断をすることもあるわけですが、
それを思いながらこの映画を観ると・・・なんだか深く考えさせられます

この作品ではヘンリー・フォンダがただ一人少年の殺人に疑問を抱き、
それが他の陪審員の意見を動かしていくわけですが、
果たして自分だったらどうだろう、というか、どうするんでしょうね・・・

時代がこの作品に追いついたとかではないのでしょうけど、
そのテーマといい、そしてほぼ陪審員室だけの一室のなかだけのやり取りで、
ここまで深く観せてくれる作品の素晴らしさといい、
今こそ観るべき作品なのではと改めて思いました


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その６８「アジャストメント」

少し勢いがついてきました＾＾

アジャストメント
監　　督：ジョージ・ノルフィ
ＣＡＳＴ：マット・デイモン／エミリー・ブラント　他

将来有望な若手政治家デヴィッドは、ある日、美女エリースと出会い心惹かれる。



しかし、彼女との仲が深まり始めた矢先、彼は突如現われた黒ずくめの男たちに拉致されてしまう
「アジャストメント・ビューロー（運命調整局）」を名乗るこの謎の組織は、
人間たちがあらかじめ決められた運命から逸脱しないよう、超人的な能力で監視・調整を行う集団だった



そしてデヴィッドにも、本来出会う運命ではないエリースと、
今後決して再会しないよう強引に従わせようとするのだったが・・・

マット・デイモン好きなんですよね＾＾
なんか地味で、それでいて目が離せないというかｗ
ジェイソン・ボーンシリーズやインビクタスでもいい感じでした＾＾



今回は謎の組織に運命を強制され、それに抗う若い政治家役ですが、
こういうのはハマりますねえ

神の様な力を持つ運命調整局の度重なる介入にもくじけず、
運命と感じた女性と離れないように頑張るマット！素敵ですねえ



ただ、ちょっと神というか宗教的（？）なテーマが内包されているので、
そういうのではなく、純粋なＳＦサスペンスものにしても良かったかなとも思いますね＾＾；

でも中々見応えあってよかったです


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その６７「英国王のスピーチ」

英国王のスピーチ
監　　督：トム・フーバー
ＣＡＳＴ：コリン・ファレル／ジェフリー・ラッシュ／ヘレナ・ボナム・カーター　他

英国王ジョージ５世の次男ジョージ６世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、
成人してからも吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善の兆しは見られず、
大事なスピーチ等で失敗を重ね深く悩んでいた・・・



そんな彼のために妻が最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人のライオネルだった・・・



そんな中、父王が亡くなり兄エドワード８世が王位継承したものの突如王位を返上してしまう
やむなく望まぬ王位についたジョージに、戦争を前にした重大なスピーチの機会が訪れるのだが・・・

これ、映画館で観たかったんですけど観逃してたんですよね＾＾；

今のエリザベス女王の父であるジョージ６世のドラマです

長く悩まされた吃音を克服していくジョージ６世ですが、
国民から愛された王様だけあり、ホントに責任感が強く、そのため余計悩みます
そんな彼を支える妻と、対等な友人としてトレーニングを重ねるライオネルの協力の下、



葛藤しながらも自分のため、妻や家族のため、そして国のために、
彼は問題を克服していきます
時には自棄を起こしたり、落ち込んだりと普通の人間としての王様の姿がリアルです

決して派手ではないけれど、印象に残る映画でした＾＾


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その６６「スコット・ピルグリムＶＳ邪悪な元カレ軍団」

続けて変わった作品を＾＾；

スコット・ピルグリムＶＳ邪悪な元カレ軍団
監　　督：エドガー・ライト
ＣＡＳＴ：マイケル・セラ／メアリー・エリザベス・ウィンステッド　他

アマチュア・ロック・バンドのベーシスト、スコット・ピルグリムは、



年下の高校生ナイブスという彼女がいながら、ミステリアスな女の子ラモーナにひと目ぼれしてしまう。



すっかりラモーナに夢中のスコット・ピルグリムだったが、
そんな彼の前に突然、謎の男が現われ、戦いを挑んできた。



それはラモーナの最初のカレで、彼女のハートを射止めるためには、
次々と現われる７人の元カレたちを全員倒さなければならなくなって・・・

これもエンジェルウォーズと同じく一風変わったアクション・ラブ・コメディ？ですけど、
エンジェル・・・があまりに暗くそして意味が分からないのに対して、
こちらはあくまでゲームみたいなストーリーや映像とハッキリしていて分かりやすいですね

画面上に飛び交うレーザー光線の光や、マンガかよって思うほどの効果線、
擬音もギャートルズみたいにバンバン画面に出てきます＾＾
そしてゲームみたいなレベルアップやステータスの表示など、
ゲーム好きをくすぐります＾＾

ヒロインのラモーナがそんなに一目ぼれするほどかな？ってビミョーなとこですが、
何故か襲い掛かってくる７人の元カレ軍団との戦いなどは面白いですね
ここまでやってくれれば、設定だのストーリーだの関係なくなるのにね＾＾；



ただし絶対観る人を選ぶ作品なので、ゲームやアニメとかが好きでないと、
ついていけないかもしれません＾＾；


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その６５「エンジェルウォーズ」

なんとなく借りてしまった・・・

エンジェルウォーズ
監　　督：ザック・スナイダー
ＣＡＳＴ：エミリー・ブラウニング／アビー・コーニッシュ　他

醜悪な継父の陰謀で精神病院へと送られてしまった少女、ベイビードール。



そこでは、世にもおぞましい手術により少女たちの自由は奪われてゆく・・・
ベイビードールは同じ境遇にいる少女たちに一緒に抵抗しようと呼びかけるが、
希望を失った少女たちはベイビードールの脱出計画にためらいを見せる・・・
そんな中、絶体絶命の窮地に立ったベイビードールは、
彼女の最大の武器にして最後の砦である空想の世界へと飛び込んでいくのだが



これ、ホントにイマイチでした

ストーリーといい世界設定といいヤバそうな雰囲気ではあったんですけど、
こんなに激ヤバだったとは・・・



少女たちが空想世界で戦う（コスプレして・・・）のはまだいいとしても（いいのかな？）、
その空想世界での戦いを引き起こすのがベイビードールちゃんの変な踊り・・・
ピンチを前にして突然ゆるーりとクネクネとし始める姿に「はぁ？」ってなりました

ストーリーもあってないようで、しかも爽快感に欠けます。
こんなハチャメチャＳＦアクション（？）で爽快感がなければ辛すぎます

もうちょっとやりようあったと思うんですけどね＾＾；

いやあ、失敗失敗


オススメ度（５点満点）：★

映画大好き２０１１ その６４「ライフ いのちをつなぐ物語」

８月は１本も映画観れなかったので、９月は頑張ろうと思います。
んで、いきなり映画館で観てきました

ライフ　いのちをつなぐ物語
監督：マイケル・ガントン／マーサ・ホームズ

膨大な撮影時間を費やし、世界各地で動物たちのいのちの営みを中心とした脅威の映像を納めた、
ネイチャー・ドキュメンタリーです
これはもう観てもらうしかないですね

ホントに世界各地の動物や昆虫、植物（食虫植物ですけど＾＾；）など、
いろんな生物の貴重な映像がてんこもりです＾＾

以下、写真でイメージをお楽しみくださいｗ


すごいチラシですね＾＾；


この３頭のチーターは兄弟で、これまではありえなかったチームでの狩りをするんです！スゴイ・・・


ゴリさんも子育てしてます


このネズミの映像は、ネズミ視点の映像で、スピード感もあって迫力あります


このカエルはすごいです！葉っぱでオタマジャクシ一匹一匹の巣みたいなのを作り、
安全に成長できるように頑張るんですよ～


アザラシはいつみても和みます


ニホンザルもいます＾＾抱き合って寒さをしのぐ姿が可愛らしいです

この他にもいっぱい生物が出てきます！

甥っ子も観に行ったみたいですし、子どもたちにもオススメです


オススメ度（５点満点）：★★★★