てなもんや日記

観た映画、読んだ小説・マンガ、
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テキトーブログですw

映画大好き2011 その63「アンダルシア 女神の報復」

2011年07月30日 | 映画大好きsince2005
やっと更新できました^^;観たのが7月末・・・
そしてこの後8月は「0本」で終わってしまうのです・・・

アンダルシア 女神の報復
監  督:西谷弘
CAST:織田裕二/黒木メイサ/伊藤英明 他

「アマルフィ 女神の報酬」「外交官黒田康作」に続く外交官黒田さんシリーズです^^
今回の舞台はスペイン・アンダルシア地方です



スペインの隣国アンドラで日本人投資家の遺体が発見される
すぐさま外交官・黒田康作が現地へ飛び調査を行う中、第一発見者の銀行行員・新藤結花と、
事件を担当するインターポール捜査官・神足誠と出会う。



何かを隠しているような2人の言動に不審を抱き、単純な殺人事件ではないと睨んだ黒田は、
二人と共に巨大な陰謀の渦に巻き込まれていくのだが・・・



まずはやっぱり織田裕二です
カッケーさすがにムービースターですね
TVシリーズもまずまずだったけど、この人はやはりスクリーンでこそ映える人ですね

ストーリー自体は、最初っから○○さんが怪しさ全開なので、
謎解きとかそういうのはあまりないですね^^;
後半の○○さんの変な過去の設定とかも不必要ですねえ
でも、そんなストーリー展開もスター織田裕二の存在がかき消してくれます
アマルフィより出番は少なめでしたので、もっともっと、くどいほど織田裕二でいって欲しかったですねw

それからお楽しみの風景も、アマルフィの美しさにはかないませんね^^;
ラストも「ま、そんなもんだろう」って感じで、
悪く言えば平凡、よく言えば安心な作品でした



とにかく、これは織田裕二を鑑賞する作品ですし、それでいいんだと思います^^
それほどの大ヒットにはならなかったようですが、
なんとか続編で、また織田裕二の雄姿を観たいものです


オススメ度(5点満点):★★★★(織田裕二加点あり)


映画大好き2011 その62「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」

2011年07月23日 | 映画大好きsince2005
前に試写会の券をもらっておきながら見逃した作品です^^;

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
監  督:サム・テイラー=ウッド
CAST:アーロン・ジョンソン/アンヌ=マリー・ダフ/クリスティン・スコット・トーマス 他

1950年代半ばのイギリス、リバプールを舞台に、
育ての母である厳格な伯母と、奔放な実の母との間で悩む若きジョン・レノンを描いていた作品です。



そして高校生のジョンが自身の生い立ちに悩みつつも、ロックに魅了され、
そしてポール・マッカートニーたちとの出会いなども描かれています

ジョン・レノンってビートルズで有名になってオノ・ヨーコと出会って、
ってトコからしか知らなかったんですけど、こんなに複雑な生い立ちだったんですね^^;



正直、二人の母親の間で悩みやさぐれているジョンはちょっとうっとおしいですけど、
ロックと出会い、のめりこんでいくところは青春だなあって思いますね

特にポール・マッカートニーと出会いどんどん進化していく彼の音楽、
これが後のビートルズにつながっていくんだなって思うとちょいと鳥肌ものでした



観終わって、ビートルズが聴きたくなってしまった作品でした


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その61「武士の家計簿」

2011年07月18日 | 映画大好きsince2005
武士の家計簿
監  督:森田芳光
CAST:堺雅人/仲間由紀恵/松坂慶子/中村雅俊 他

江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家の八代目、直之もまた幼い頃より算術を仕込まれ、
いつしか「そろばんバカ」と揶揄されながらもその実直な働きぶりが周囲に認められていく。
やがて、町同心の娘お駒を嫁にもらい、めでたく出世も果たした直之だが、家計は苦しくなる一方。
お家存亡の危機と悟った直之は、家財一式を売り払い借金返済に充てることを決断すし、
そして、自らこまかく家計簿をつけるとともに、世間体を顧みることなく創意工夫を凝らしながら倹約生活を実践していくのだった。



こういう静かだけど頑固で一風変わった主人公って、
時代劇現代劇を問わず堺雅人さんがナンバーワンなんじゃないでしょうか?
「そろばん侍」を見事に演じきっていますね

またそんな夫に尽くす妻役の仲間さんや、
親役の中村雅俊・松坂慶子の大御所もコミカルな演技でいいですね^^
特に松坂慶子さんは最近はこういう役も難なくこなされていて、
さすがの大女優だと再認識させられますね



この作品も、昨年に「13人の刺客」「最後の忠臣蔵」などの時代劇とあわせ、
「侍シネマ」として宣伝されていたものですが、
水戸黄門すらなくなったものの、今だからこそ時代劇、いいですよね


オススメ度(5点満点):★★★★

映画大好き2011 その60「キス&キル」

2011年07月17日 | 映画大好きsince2005
これで60本目です^^
毎年夏ごろからペースが落ちますが、今年も貯金が底をついてきました・・・

キス&キル
監  督:ロバート・ルケティック
CAST:アシュトン・カッチャー/キャサリン・ハイグル 他

両親と共に南フランス旅行にやってきた世間知らずのお嬢様ジェンは、
そこでハンサムな青年スペンサーと運命の出会いを果たし、



互いに惹かれ合った2人は間もなく結婚することに
それから3年、幸せな結婚生活を送っていた二人だが、
実はスペンサーは元CIAの凄腕スパイで、しかも知らぬ間に懸賞金を懸けられ命を狙われる身となっていた
そして、ジェンも状況が飲み込めないまま彼と一緒に追っ手から逃走するハメになるのだが・・・



トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの「ナイト&デイ」的な作品かと思って観たんですけど・・・

かなり違うなあ^^;

思いっきりラブコメ路線のスタイリッシュスパイアクション、
を目指して作って、中途半端に終わった感が満載ですね^^;

アクションだったり、ラブコメだったり、それぞれはまずまずなんですけど、
どれもどこかで観たことあるようなものばっかり・・・



主演の二人も・・・カッコいいしカワいいんだけど、
こちらもなんだかどこかで観たことあるような、ないような^^;
オリジナル感はゼロに近いですね

ま、何も考えなければフツーに観られますけどね^^;
(ただしオチは酷いと思います・・・いや、あんなものなのか・・・


オススメ度(5点満点):★★

映画大好き2011 その59「ノルウェイの森」

2011年07月10日 | 映画大好きsince2005
やっとこ書けました^^;

ノルウェイの森
監  督:トラン・アン・ユン
CAST:松山ケンイチ/菊池凜子/水原希子 他

村上春樹のベストセラーを、マツケン&菊池凜子で、外国人監督が撮っています
外国人監督というのは「神の子どもはみな踊る」と同じで少し不安なまま観始めました^^;

舞台は昭和40年代、親友の自殺を引きずったまま東京の大学で学生生活をスタートさせるワタナベ(マツケン)
ある日、彼はその親友の恋人・直子と偶然の再会を果たし、2人は次第に惹かれ合っていくが、



2人の関係が深まるにつれ、直子は心のバランスを崩してしまい、ついには京都の療養所に入院することに・・・
そんなワタナベの前に、直子とは対照的な明るさと生命力に満ちた緑が現われ、
その2人の間で揺れ動くワタナベだったが・・・

第一印象は、中々原作のイメージを忠実に再現しているな^^ってことですね
若干物語をはしょりすぎな感もありますが(突撃隊や緑のお父さんの話なんか欲しかったね^^;)、
大事なシーンに絞って丁寧に描いています
さすがに日本人監督が商業的に作るのとは違い、監督の中にキチンとノルウェイの森の、
ワタナベと直子と緑のイメージができているんでしょうね^^
いい感じです♪



ただ、少しばかり言うと、ワタナベ君は直子と緑との間で揺れ動くんですけど、
ちょっと緑に偏りすぎじゃないのかな?って思いますね^^;



水原希子さんの演じる緑、かなり魅力的ですけど、原作の緑のちょっと突き抜けた感がなくて、
フツーに直子より元気で明るいコになっているのが残念ですけど^^;でも可愛いです
そりゃ、ふさぎっぱなしでなんだか分からない直子よりこっちを選びますね^^;

でも、菊池凜子の演じる直子はホントに直子って感じですね^^さすがです
これでもう少し細くて病的な感じがあれば・・・ちょっと怖いかな



私は原作ファンなので、あらすじも見所も知っているのでまずまず観れましたが、
原作とか村上作品であることを知らずに、CMや予告編だけでコレを観たら、
まず、面白くないというか、ワケ分からないでしょうね^^;
観る人を選ぶ作品だと思います、注意注意


オススメ度(5点満点):★★★