映画大好き２０１１ その３６「塔の上のラプンツェル」

ずーーーっと更新できてませんでした＾＾；３月ラストに観たんですけど＞＜

塔の上のラプンツェル
監　　督：ネイサン・グレノ／バイロン・ハワード
ＣＡＳＴ：マンディ・ムーア／ザカリー・リーヴァイ　他

魔法の長い髪を持つため、18年間一度も隠された塔の外へ出たことのない少女ラプンツェルが、



ひょんなことから塔に入り込んだお尋ね者の大泥棒と共に未知なる外の世界へ繰り出す
初めての外の世界で、見るもの聞くものすべてが新鮮で楽しむラプンツェルに、



その魔法の髪を手元に置いておきたい魔女の狡猾な罠が忍び寄る・・・

劇場で、しかもＩＭＡＸシアターの３Ｄで観に行ったんですが、
なんと３Ｄが故障で２Ｄしかやっていないとのこと・・・故障って・・・

しかししかし、２Ｄでも十分楽しめました～
これってオリジナルだと思ってたんですが、グリム童話の「髪長姫」が原作なんですね＾＾；
全然知りませんでした

お話自体は、まあお約束というか、分かりきった展開なんですけど、
ラプンツェルのよく動く好奇心と純真に満ちた瞳が物語中ずっと印象的で、
３Ｄを意識した躍動感にあふれる動きと合わせて楽しく集中して観ることができました
だから余計に３Ｄで観れなくて残念です



子供向けや女の子向けかとも思ってましたが、（もちろんそちらがメインターゲットでしょうけど＾＾；）
大きいおともだちが観ても楽しめますよ～＾＾

かなりオススメです


オススメ度（５点満点）：★★★★★

映画大好き２０１１ その３５「バックドラフト」

ＵＳＪに行ってきましたシリーズ２兼月イチ名作シリーズ３月分です＾＾；

バックドラフト
監　　督：ロン・ハワード
ＣＡＳＴ：ウィリアム・ボールドウィン／カート・ラッセル／ロバート・デ・ニーロ　他

消火活動中に殉職した父親と同じく消防士となったブライアンは、
その兄スティーブンが隊長を務めるシカゴ第１７分隊に配属となる・・・
スティーブンのスパルタと、過酷な炎の中の仕事にグロッキー気味のブライアンだが、
そんな中、「バックドラフト現象」を利用した爆破殺人が連続して発生する・・・



これ、昔一度レンタルして、結局観ずに返した記憶があります＾＾；
こんなに面白かったんですね

でもイメージは「過酷な炎との戦いに挑む兄弟と男たちの熱い物語」と思ってました＾＾；
でも、ミステリー要素が強いんですね＾＾；知らんかった

ミステリー部分は、ま、フツーなんですが、ロバート・デ・ニーロとドナルド・サザーランドの演技、
それほど出番は多くないのにスゴイ存在感でした



それと炎との戦いも迫力ありましたね
ＵＳＪでラストの工場の炎上シーンは体験してきたんですけど、
映画ではあの何倍もの炎が所狭しと暴れまわっていて（当たり前ですが＾＾；）、
その中で演技している役者さんたちも、撮影ではなくホントに炎との戦いだったんだと感じられます

いやあ、観て良かったです～

ＵＳＪの思惑にまんまとはまってますが、こういう映画の観方もいいですねｗ


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その３４「ウォーターワールド」

ＵＳＪに行ってきましたシリーズ第１弾です＾＾
まさかこれを観ようと思うとは・・・まったく思ってませんでした＾＾；

ウォーターワールド
監　　督：ケヴィン・レイノルズ
ＣＡＳＴ：ケヴィン・コスナー／デニス・ホッパー　他

温暖化が進み、南極・北極など氷が溶けきり、大地が海に沈んでしまった近未来の地球・・・
しかし生き残った人類は細々と海上でたくましく暮らしていた・・・
そして時折聞かれるもはや伝説となった大地・ドライランドへの道を示した謎の刺青を背に持つ少女をめぐり、
海賊とケヴィン・コスナーが水上での激しい戦いを繰り広げる



ホントに久々に観ました、ケヴィン・コスナーｗ
１５年前でこれか・・・今、どうなってんだろ

舞台設定が大地が沈んだ近未来の地球っていうのは壮大でいいんですけど、
やってることは浮かんでる一部のちっちゃな環礁や船など、
スケール感はスモールですね＾＾；
ＵＳＪのセットだけで十分なんじゃ・・・言いすぎました


セットです＾＾ショーはすごく楽しかったｗｗｗ

印象に残ったのは、戦いの中、自前の船でキコキコハンドルを漕ぐ主人公・・・痛々しい

一匹狼感を出したかったんでしょうけど、
この主人公ケヴィンさんが中盤以降までかなり嫌な奴で、これでヒーロー？って感じです＾＾；
ＵＳＪのショーの人の方が当たり前ですけど（衣装もきれいだしｗ）よほどカッコよかった

全体的に娯楽アクション大作なのに、リアリティを追求しすぎてちっちゃくなったって感じで、
悪役のデニス・ホッパーの存在感だけが印象に残った作品でした＾＾


オススメ度（５点満点）：★★★

映画大好き２０１１ その３３「エクスペンダブルズ」

更新するのを忘れてました＾＾；

エクスペンダブルズ
監　　督：シルヴェスター・スタローン
ＣＡＳＴ：シルヴェスター・スタローン／ジェイソン・ステイサム／ジェット・リー／ドルフ・ラングレン　他いっぱいｗ

スタローン監督が自ら主演し、今昔問わずアクションスターを勢ぞろいさせた、
夢のアクション映画です


ほら、勢ぞろい

映画はいっぱいスターが出てきますが、メインはスタローン監督とジェイソン・ステイサムですね＾＾
ステイサムは、もう、存在自体がセクスィーですね
お話自体は、昔なつかしのドンパチアクションで、古いというより懐かしかったです



もう、何も考えずにドンドンバンバン敵を倒し・・・殺しまくります＾＾；
血がドバッって飛び散る殺り方はちょっと残虐で嫌でしたけど

そして何よりも楽しみだったのは、
スタローン・シュワルツェネッガー・Ｂウィリスの揃い踏みですね＾＾
まさに夢です
時間も重要度もほんのちょっとの「サービスカット」でしたけど、
実現しただけで満足ですｗｗｗ


ほら、夢の３ショット


映画よりも出演者だけでお腹いっぱいの映画でした＾＾


オススメ度（５点満点）：★★★

映画大好き２０１１ その３２「悪人」

悪人
監　　督：李相日
ＣＡＳＴ：妻夫木聡／深津絵里／樹木希林／柄本明／満島ひかり　他

母親に捨てられた過去を持ち、長崎の漁港で解体工をして祖母と暮らす孤独な青年、祐一



出会い系サイトで知り合った佳乃と関係を持ち、本気になっていた祐一だが、佳乃はただの遊びだった・・・



そんな中、あることがきっかけで祐一は佳乃を手に掛けてしまう・・・
同時期にこちらも孤独な光代と出会った祐一だが、光代の真剣な想いに惹かれ、そして二人は愛し合う・・・



しかし捜査の手は確実に祐一に迫る中、光代の願いで二人で逃げることとなるが・・・




深津絵里さんがモントリオール国際映画祭で主演女優賞を獲得した昨年の話題作です

愛を求め裏切られ殺人者となってしまった青年と、その彼を愛してしまった女性・・・
そして事件に振り回される関係者たち・・・
誰がホントの悪人なのか、観ているうちに分からなくなってきますね＾＾；

でも、テーマはあくまで「愛」なんですよね＾＾；
ちょっと女の人向けな感じかな？分かるんですが、それほどに感動とかはなかったです
ちょっとお子ちゃまなのかな、わたし・・・



それとは別に、主演二人の演技は素晴らしいですね
特に深津さんの１シーン１シーンの表情が、もう、素晴らしいのなんのって
それに脇を固める柄本さんや希林さんの渋い演技！
中でも、殺される佳乃役の満島ひかりがまさに光ってましたね

愛について深い、深い作品でした～


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その３１「キック・アス」

キック・アス
監　　督：マシュー・ボーン
ＣＡＳＴ：アーロン・ジョンソン／クロエ・グレース・モレッツ／ニコラス・ケイジ　他

アメコミ好きのフツーの、いやちょっとオタクな高校生が、
ネットで買ったコスチュームでヒーロー「キックアス」になりきり、弱いながらも暴漢に立ち向かう姿が世間の評判に！



勘違いの中女の子にええかっこしようと乗り込んだチンピラのアジトでピンチに陥ったキックアスだが、
そのピンチを本物のヒーロー親子「ビッグダディ」と「ヒットガール」に助けられる・・・



その頃、最近シマを荒らされ犯人探しをしていたマフィアのボス・ダミコはその犯人をキックアスと勘違いし、
キックアスを捕らえようと画策するが、実はダミコのシマで暴れていたのはビッグダディたちだった・・・
そして壮絶な戦いが始まり、キックアスも巻き込まれてしまうのだが・・・・

レンタルを心待ちにしていました
ちょっと残虐な新機軸アメコミヒーローものです＾＾

主役は気の弱い高校生ヒーロー・キックアス（尻を蹴り上げるって意味ですね）ですが、
ほとんど１１歳の美少女ヒットガールに持っていかれてますね＾＾；




ほら、スゴイ顔してるｗ

この１１歳が笑顔で残虐に悪人たちを倒していきます
けっこうな殺し方なんですが、これまたポップなミュージックにのってサクサク殺っちゃいます
これは好き嫌いがハッキリ分かれちゃいますね＾＾；私は好きですけど

キックアスの微妙な、でも確かな成長もきっちり描かれていますし、
ただのキワモノで終わっていないんですけどね


こんなカッコいいイラストもあります

続編も決定しているみたいですし、そちらも楽しみです＾＾
ＢＤも買っちゃおうかな


オススメ度（５点満点）：★★★★★（残虐シーン注意！）

映画大好き２０１１ その３０「マジック＆ロス」

３月初めの映画館鑑賞は大阪アジアン映画祭です＾＾シネ・ヌーヴォです

マジック＆ロス
監　　督：リム・カーワイ
ＣＡＳＴ：杉野希妃／キム・コッピ／ヤン・イクチュン

香港のリゾートホテルを訪れた日本人キキと韓国人コッピは、



意気投合し一緒にその地を観光するが、その内奇妙な体験をすることになる・・・

これはどこの国の映画になるのでしょうか？多国籍すぎるな
舞台は香港なので香港映画？監督がマレーシアだからマレーシア映画？
ちょいと不思議な感覚の作品でした＾＾；

主演の一人、杉野希妃さんプロデューサーも兼ねてるすごい人です＾＾
このキキさんのブログでこの作品のことをこう言ってます。

「時代の流れに徹底的に逆らった、アジア新潮流バカンス映画」

うーん、確かにバカンス映画だ＾＾；
それに不思議なイメージというかホラーっぽい（？）味付けをしていますね



けど、個人的には「さっぱりわからん」でしたね
ストーリーが特にないし、セリフも極端に少ないし、ホント分かりませんでした＞＜

今年観て絶賛した「息もできない」の主演の二人、キム・コッピとヤン・イクチュンが出ていたので観たのですが、
ちょっとビミョーでした＾＾；でもキム・コッピが前とは全然違った印象で、このコ、やっぱいい女優さんですね

ということで、初参加したアジアン映画祭でしたが、ビミョーな感じで終わっちゃいました＾＾；残念


オススメ度（５点満点）：★★

大阪アジアン映画祭２０１１

以前からやっているのは知ってたんですが、初めて行って来ました～

今年で６回目だそうです大阪アジアン映画祭２０１１です

主にアジア地域の映画を一挙大集合させ、３月５日～１３日に３つの劇場で開催されています



たまたまパンフレットを手にして、どれどれと見ていたら、

今年観た韓国映画「息もできない」の主演の二人、ヤン・イクチュンとキム・コッピが揃って出てる映画がある

「マジック＆ロス」って映画なんですが、これは観ておかないと

ということで休みを取って観てきました～（レポートは後日～＾＾；）




上映館は大阪市西区九条の「シネ・ヌーヴォ」です＾＾0

ミニシアターとして有名な劇場なんですけど、行った事なかったんです＾＾；

一度行ってみたいと思っていたので一石二鳥です


阪神電車なんば線九条駅からてくてくと歩いて住宅街へ・・・

間違ってるかな？って思った矢先に突然現れました、シネ・ヌーヴォ


こんなトコにあるとは想像してませんでした＾＾；


けどいい雰囲気です

来週からは名作「ポンヌフの恋人」を上映するみたいですね＾＾

行ってみたいですね～


アジアン映画祭はまだまだ続いていますので、興味が出た方はぜひぜひ～

私ももう１本くらい観てみようかと思います～

映画大好き２０１１ その２９「ＲＡＩＬＷＡＹＳ」

ＲＡＩＬＷＡＹＳ　４９歳で電車の運転士になった男の物語
監　　督：錦織良成
ＣＡＳＴ：中井貴一／本仮屋ユイカ／高島礼子／三浦貴大　他

一流企業のエリートサラリーマンの筒井は、５０歳を前にして昇進のため社のリストラを進めていた・・・



仕事一筋で娘にもあきれられていた筒井だったが、リストラで閉鎖させた工場の責任者だった友人の事故死や、
島根で一人くらす老母が病に倒れたことを契機に、かつての夢であった「電車の運転士」を目指すことに・・・



そしてのどかな自然の中で大切なものを取り戻してゆく・・・

島根県の実在する鉄一端電鉄の超ベテラン車両を主役に、あ、主役は中井さんか・・・
ともかくのどかな田園風景を走るローカル線を舞台に親子の絆や夢を追いかけることの大切さを描いています





なんといっても田舎を一生懸命走るオレンジの電車が魅力的です＾＾
テツではなくとも魅了されます

そしてその運転士になった中井さんや、その母親役の奈良岡さん、娘の本仮屋さんの家族が温かくていいですね＾＾
特におばあちゃん想いの孫ユイカちゃんが・・・いいコや

ゆったりした気分になれる良い作品だと思います


オススメ度（５点満点）：★★★★

映画大好き２０１１ その２８「パブリック・エネミーズ」

めったに観ないギャングものなんですが、最近よく予告編を観たので、
その影響で借りてみました＾＾予告編って結構参考にしますね

パブリック・エネミーズ
監　　督：マイケル・マン
ＣＡＳＴ：ジョニー・デップ／クリスチャン・ベイル／マリオン・コティヤール　他

大恐慌時代に高いカリスマ性で民衆に支持された伝説のギャングで最後のアウトロー、
ジョン・デリンジャーのすさまじい生き様を映画化した作品です。



捜査官メルヴィン・パーヴィスとの長い戦いや、
美女ビリーとのラブロマンスなど、たっぷり描かれています



最初にも書きましたが、ギャングものはあまりストーリーにのめり込めないんですよね＾＾；
でもこの作品は、ジョニー・デップ演じる最後のアウトロー・デリンジャーが圧倒的に魅力的で、
また、その宿敵となるクリスチャン・ベイルの演じるパーヴィス捜査官も精悍で、
二人の戦いには息を飲んでしまいますね



実は観終わって、映像特典で実在のギャングや捜査官のお話であることを知ったんですが、
こんな昔の話なのに、現代においても伝説として人々の心に残っている、
そして作品の作り手側に「作りたい」と思わせるほどの魅力がすごいですね＾＾

ジョニーさんとベイルさんの漢の魅力があふれてる作品です～


オススメ度（５点満点）：★★★★