てなもんや日記

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テキトーブログですw

映画大好き2011 その43「ガリバー旅行記」

2011年04月30日 | 映画大好きsince2005
4月ラストは駆け込みでシアター行ってきました^^

ガリバー旅行記
監  督:ロブ・レターマン
CAST:ジャック・ブラック/エミリー・ブラント 他

NYの新聞社のうだつのあがらないメール係ガリバーは、今日も憧れのダーシーを誘うこともできず、
取り繕うためついたウソが元でバミューダトライアングルの取材に出ることに・・・
気楽に臨んだ彼の地で巨大な竜巻に巻き込まれたガリバーが目を覚ますと、そこは小人たちの国だった



大きさを生かし国の英雄扱いとなったガリバーは、有頂天で調子に乗りまくるのだが・・・

これ、ダメでした~><
そもそもジャック・ブラックのガリバーだってことを忘れておりました
ダメです、このノリ、無理ですわTT

今回観たのは日本語吹き替えの3D版だったんですけど、
3Dはともかく吹き替えが余計にジャックのノリを強調してくれるようで、
げんなりしちゃいました^^;
ジャックさんは悪くないんですが、こればっかりは相性でしょうか、ダメです

ストーリーは昔懐かしのガリバー旅行記をちょいとアレンジした感じで楽しめたんですが、
ラストのアレ(ガリバーと対決するアレね)はいかんです・・・
世界観ぶち壊しです・・・これもジャック映画だからかもしれませんが、やりすぎです



でも観終わった他のお客さんは「面白かった~」って言ってましたし、
人によってはすごく楽しめるのかもしれませんね^^;
(BECKとは逆パターンかな?)


オススメ度(5点満点):★★(ジャックさんごめんなさい)

映画大好き2011 その42「闇の列車、光の旅」

2011年04月29日 | 映画大好きsince2005
闇の列車、光の旅
監  督:ケイリー・ジョージ・フクナガ
CAST:エドガル・フローレス/パウリナ・ガイタン 他

メキシコのギャング団のカスペルは、恋人の存在もありこれまでやってきた残虐な犯罪に嫌気がさしていたが、
ギャング団からの報復の恐れもあり、リーダーのリルマゴに逆らえずにいた・・・



ある日、気分も進まない中、アメリカに渡ろうとする不法移民たちの乗った列車を襲撃する・・・
しかしリルマゴがホンジェラスから旅してきた少女サイラをレイプしようとするのを見て、
ついに我慢が限界となりリルマゴを殺してしまう・・・
裏切り者として組織から追われる身となってしまったカスペルは行動を共にする移民たちからも忌み嫌われていたが、



サイラだけは助けてくれた彼に恩義を感じ、何かと世話を焼き、そして一緒に行動するのだが・・・

南米の少年ギャング団と不法移民というかなり重たいテーマの映画です^^;
前に観た北朝鮮の脱北者の悲劇を描いた「クロッシング」と同じような感じですね。

最初はギャング団の残虐さがバンバン映し出されるのですが、それは観ていて辛かったですね
また必死に、藁をも掴む気持ちで新天地へ移ろうとする移民たちや彼らを取り巻く環境など、
日本で暮らしていると全く知ることのない悲惨な状況を知ることができました



ギャングに嫌気が差し、リーダーを裏切り追っ手から逃げるカスペルと、
そのカスペルに助けられ、彼の内面の優しさに気付き行動を共にするサイラ、
ラストは二人にとって天と地ほども違う結末が訪れるんですが・・・
ま、ちょっとだけ救われたのかな^^;

ちょっと気分が重たくなる映画でした^^;


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その41「BECK」

2011年04月28日 | 映画大好きsince2005
4月最後になってスパートです^^;

BECK
監  督:堤義彦
CAST:水島ヒロ/佐藤健/桐谷健太/向井理/中村蒼 他

つまらない日常にうんざりしていた平凡な高校生のコユキ(佐藤健)が、
音楽には妥協を許さないNY帰りの天才ギタリスト竜介(水島ヒロ)と出会ったことにより音楽にのめり込んでいく。



新バンドのメンバー探しをしていた竜介は、ボーカルの千葉(桐谷健太)とベースの平(向井理)をスカウト、
そしてコユキと同級生のサクもそのバンド「BECK」に加わるのだが、
コユキが歌い始めたとたん、メンバーの、そしてバンドの世界が変わるほどの衝撃が走る・・・

最近ホントに多いコミックからの実写映画化ですね^^



原作のコミックは読んだことなかったんですけど、
映画観終わってから、かえって未読で良かったと痛感しました
というのも原作を読んでいるとどうしてもそれとの比較になるようで、また音楽性も求められるようで、
他の方のレビューなんかを読ませていただくと、
原作ファンだったり、音楽に期待していた方は結構ボロクソな感想を書いておられます^^;
一方、絶賛している方もおられますが、私も絶賛派の方で、
純粋にコミック的にこの映画を観れたのでホント面白く観れました



特に良かったのはBECKのメンバーが運命に導かれるように続々と終結していくところと、
コユキが歌いだしてからのメンバーや観客の呆けたようなリアクション、そしてそれに続く感動のシーン、
それとそれと、ラストの千葉のシャウトでしょうか
水島ヒロもいい演技ですよね^^小説やめてちゃんと俳優やって欲しいですねw

少しだけ残念だったのは、結局ストーリーのキモになったコユキの歌声が最後まで聞けなかったことと、
(これはキセキの歌声って設定なので安易には出せないための工夫でしょうけど)
超大物外国人ミュージシャンやプロモーター役の外人俳優さんがちゃっちいところでしょうか

とにかくかなりかなり楽しめました~
オススメです^^原作読もうかな^^


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その40「きな子 ~見習い警察犬の物語~」

2011年04月27日 | 映画大好きsince2005
久々のわんこムービーです

きな子 ~見習い警察犬の物語~
監  督:小林義則
CAST:夏帆/寺脇康文/戸田菜穂 他

ズッコケ見習い警察犬として大人気になった実在のラブラドール・リトリーバー「きな子」の物語です^^

亡き父を目標に警察犬訓練士を目指す18歳の杏子(夏帆)は、訓練所で一頭の子犬と出会う。
身体が弱く、所長からは警察犬になれないと言われるが、杏子は自分が警察犬に育てると宣言し、
「きな子」と名付けて二人三脚で訓練に励むのだったが・・・



リアルのきな子は先日とうとう警察犬試験に合格しニュースになってましたが、
こちらの映画の中のきな子もかなりラブリーです
ただ、映画ではそれほどズッコケ感がなく、フツーでしたかね
どちらかといえば主人公役の夏帆の演技の方がズッコケです・・・



このコ(夏帆ね)、この前やってたドラマ「外交官黒田康作」でもイマイチな演技でしたね^^;
女子高生役でいろんな映画とかに出てたときはナチュラルな感じで良かったんですが、
最近は・・・特にシリアスな表情はイカンですな
この映画でも何度か泣いたり涙ぐむシーンがあるんですけど、
全然泣いてないし・・・涙が出ている出ていないんではなく、
全然悲しいって表情になってないんですよね^^;
このコはコメディで笑顔で勝負がいい気がしますね



で、映画の方はかなり映画的なお約束だらけの展開で、特筆することはないですね^^;
ただただきな子をはじめとするわんこたちに癒されればいいのではないでしょうかw


オススメ度(5点満点):★★★(わんこで★一つ加点です^^;)

映画大好き2011 その39「ローマの休日」

2011年04月24日 | 映画大好きsince2005
月イチの名画鑑賞です^^
観たことあるような気になってたんですけど、ちゃんと観てみました

ローマの休日
監  督:ウィリアム・ワイラー
CAST:オードリー・ヘップバーン/グレゴリー・ペック 他

ローマを舞台に某小国の王女と新聞記者とのロマンチックで切ない恋の夢物語、ですね^^



この王女と一般人の設定はいろんな漫画やらアニメやら映画やらでマネされている
もはや定番のネタですけど、元のこの作品が素晴らしいからこそのリスペクトなんですね


映画の感想は、やっぱオードリー・ヘップバーンのアン王女は可愛い
そしてグレゴリー・ペッグもその親友の写真家の人もかっこいいですね



わずかな自由な時間を心底楽しんでいる少女と、
重責を担うことをなっとくし、大人になった凜とした王女、
これが素晴らしく表現されていて、また、全然古臭さがないんですよね、スゴイです

ラスト、「なんといってもローマが一番です」ってセリフには、
思わずうるってきてしまいました

ホントの名作ですね

また今回はデジタルリマスター版を観たんですが、
この技術のおかげでキレイな映像を観られ、そして永久に残るんだと思うと、
技術の進歩に感謝です


オススメ度(5点満点):★★★★★

映画大好き2011 その38「大奥」

2011年04月22日 | 映画大好きsince2005
大奥
監  督:金子文紀
CAST:二宮和也/柴咲コウ/掘北真希/阿部サダヲ/玉木宏 他

よしながふみ原作の、男女が逆転した江戸時代の大奥を描いた作品です
映画が公開されてから興味を持って、原作を揃えて読んでファンになりました^^;
そして今回、原作片手にレンタルで観てみました~



三代家光の時代に流行った謎の疫病「赤面疱瘡」
若い男子だけが感染し、治すすべもないまま死んでいくため、
江戸だけではなく、日本全体で男子が激減してしまう・・・

そして時代は移り、完全に男女の役割が逆転してしまった江戸では、
大奥は女将軍のための色男を集めた場所となっていた・・・



そんな大奥に志願して入った水野(二宮)はゆがんだ男の世界に苦悩する・・・
そして亡くなった七代家継に変わり、八代将軍として紀州の吉宗がやってくるのだが・・・



設定がかなり風変わりな時代劇ですが、
「謎の疫病による男子の減少」という理由と、
史実に基づいた詳細なストーリー展開で「変」とは思わせない作品です^^

ただスケールも大きいので(原作はちゃんと家光や綱吉など各将軍のエピソードがあります)
第1巻を描いた「吉宗・水野編」だけではその世界観をちゃんと表したとはいえないですね^^;
まずまず映像で再現しているとは思われますが
続編で・・・といいたいとこですが、それは難しそうですね

水野役の二宮くんはちょっと線が細い感じでしたが、
吉宗役の柴咲さんは凜として中々よかったです



原作ファンとしては、「男女逆転」ばかり取り上げないで、
もう少しその中身に迫って欲しかった気がします


オススメ度(5点満点):★★★

映画大好き2011 その37「マチェーテ」

2011年04月17日 | 映画大好きsince2005
4月はいろいろあって、かなりペースダウンしてしまいましたTT
これが4月1本目です・・・でもラプンツェルの後にこれを観る私って

マチェーテ
監  督:イーサン・マニキス/ロバート・ロドリゲス
CAST:ダニー・トレホ/ジェシカ・アルバ/ロバート・デ・ニーロ/スティーブン・セーガル 他

ロドリゲス&タランティーノで製作されたB級二本立て作品「グラインドハウス」の劇中用の作品を、
ロドリゲス監督がオリジナル作品として作ってしまいました
素晴らしいぞ、監督



麻薬王によって家族を殺されたメキシコの元連邦捜査官マチェーテ
なんとか生き延びた彼は不法移民に身を落としつつ、復讐の時を待っていた
そんなある日、謎のビジネスマンから不法移民の弾圧を目論む悪徳議員の暗殺を依頼される
しかしそれは、不法移民排斥を有利に進めるために仕組まれた巧妙な罠だった



またしてもなんとか窮地を脱したマチェーテは、
タコスを販売しながら(笑)不法移民を裏で支援する女ルースと、
何故か銃の扱いに長けた聖職者パードレの助けを借り、大復讐へと乗り出す



一方、移民局の美人捜査官サルタナは、マチェーテに疑いの目を向け近づいていくのだが・・・

ってあらすじだけでハチャメチャって分かりますね^^:

この主役マチェーテ役のダニー・トレホのオヤジがメチャクチャ濃いんですよ
こんなの主役にしていいの???でも段々はまってきます

ま、この映画はストーリーどうのこうのではなく、
かなりむさいダニーさんが、おかしな仲間と暴れまくるのを楽しめばいいんだと思います
かなり観る人を選んじゃいますけどね^^;

という訳で、あとはダニーのオジキの雄姿をご堪能くださいw









いやあ、濃いなあ^^;


オススメ度(5点満点):★★★