よーし、リディアよ。
しっかり、ついてきてるか?
リディア:「それはもちろんですが、いったいどこに向かっているんです?」
なぁに、旅のお供をさせる前にお前の腕前を見せてもらおうと思ってね。
お、いたいた。
このあたりに山賊のアジトがあって、ホワイトランの人を困らせているらしい。
どうやらアジトを見つけたようだ。
リディア:「なるほど、山賊退治で私の力量を試そうというわけですね。望むところです」
よし、その山賊を見事倒してみよ。
なるほど、なかなかの腕前。山賊くらいなら楽勝のようだな。
じゃあ、そいつは任せるぞ。
高台からリディアを狙い撃ちしようとしてるヤツがいるな。
私はそっちの山賊をやっつけてくるぜ。
お前の相手はこの世紀末救世主のドラゴンボーンが相手をしてやろう。
私を相手に、身包みを剥ぐ……か。
私も剥ぐのは得意なんだよ。ふふふ……。
スタミナぁぁぁっトマホォォォォゥク!
HAHAHA!残念だったな。
カメラの角度が悪くてトドメのシーンはカットするハメになったよ。
まぁ、勘弁してくれw
リディアの方はどうだ。そろそろ決着がついたころだろう。
しっかり、トドメを刺していたようだな。
山賊相手とはいえ、力を試すには十分だった。
よかろう!私の旅のお供を許可しよう。
リディア:「あの……従士様は……大丈夫…ですか?」
え?
ああ、私の相手は山賊の弓使いだったからな。
なぁに、弓の相手くらいなんともないぜ。
お前は「ニ指真空把」を知らんのか?
リディア:「二指真空把……ですか?」
そう、北斗神拳に伝わる、飛んでくる矢を2本の指で受け止めて投げ返す技だ。
リディア:「ええと……すごい技だということは分かりましたが。その技と従士様と……」
リディア:「なんの関係が?」
私に肉球がなかったら、即死だった。
つづく……
それにしても、普通に死んでもおかしくない刺さり方に見えるのは気のせい気のせい。
さすが肉球。
ならぬハリ猫。
序盤は盾による矢の防御が出来ないので、
こういったトラブルが多いです。
もう、おもしろいからこのまま矢防御スキルなしで
いこうかとも思うくらいです。
地球上ではありえない化学変化が起こり、
刺さっても大丈夫なのだ!