おぶりびょん(その20) ~クヴァッチ城の戦い編~

2008年11月03日 | おぶりびょん
マテウスは言った。
「ついに城までたどり着いたぞ。
伯爵はこの中にいる。アフロ。
我々はここで待っているから、伯爵を助けに行くんだ」

はぁ?(゜Д゜)

伯爵ってあんたらの雇い主じゃないの?
なんでここまできて、お前らも中に突入しないの?
前世(オーク)の記憶が蘇ってきた。
そうだ、最後にこの展開があるからアフロはマテウスを好意的に思えないのだ。

とりあえず、伯爵の命もかかっていることだし、行って来るぜ!
帝都兵も同行を志願してくれた。
アフロの味方はあんた達だけだよ!



城の中は炎に包まれていた。
ゲートが現れる前はきっと荘厳な景観であったのだろう。
だが、その面影も炎と瓦礫が蝕んでいく。

そのせいで城の中はかなり狭くなっている。
そこにデイドラたちがひしめき合っているのだから、
こりゃ大変だわ。


火をつけたのは間違いなくこいつ。


瓦礫を散乱させているのは間違いなくこいつ。


こいつは……あ、

なーむくんと仲直り、おめでとう!

でも、斬る!

燃え盛る炎の中での戦い。
同行した帝都兵達もついに力尽きてしまった。
アフロは単身、奥へと進んでいく。伯爵はどこだ!?



伯爵は……すでに事切れていた。
絵的にアフロが殺った風に見えるけど、
お、俺が殺したんじゃないよ!?


さすがにこれ以上、中にいるのはやばそうだ。
伯爵の遺品の指輪だけ回収して、とっととズラかるぜ。


伯爵の死を知り、愕然とするマテウス。
アフロは伯爵の指輪を手渡した。


この指輪を持つものが伯爵の後継者となれるようだ。
マテウスたちはこの指輪にふさわしい者を探し、
その人物とともにクヴァッチの再建を行うことを誓った。

マテウスは話し終えると、自分の着ている鎧を脱ぎ、アフロに手渡した。



マテウス:「いままでありがとう。
この鎧を報酬として受け取ってくれ」

アフロは鎧を受け取ると愛馬シマウマに跨り、帝都へと戻っていった。
後味の悪い最後であったが、最後まで勇敢だった帝都兵の誇り高い姿は忘れまい。

受け取ったマテウスの鎧は今、



雑貨屋の片隅で売られている。

クヴァッチ城の戦い編、おしまい

P.S.
やっぱり、最後の伯爵救出にクヴァッチ兵が誰一人というか、
マテウスだけでも参加しないってのは納得いかんわー。
コメント
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