２兎

本日、会社のお偉いさんが来社とのこと、
退職する私と先輩に

「今日は定時後、空けておくように」

とのお達し。
しかし、私は某人物から飲み会の開催連絡が来ていた。
お偉いさんとの飲み会と某人物達との飲み会とどっちを取るって

某人物

に決まってるジャン(即答)
とは言うものの、お偉いさんともきっちりケジメはつけておきたい。
お食事だけという話なので、お偉いさんの飲み会に付き合い、
終わり次第、某人物達と合流する手はずにしておく。

飲み会スタート。
お腹もソコソコ膨れたところでお偉いさんが別の人と会うらしく解散。
よーし、さっそく某人物と合流だっ！
そのとき……

お偉いさん：「スタミナくん」
スタミナ：「はい？」
お偉いさん：「これから空いてるかね？」
スタミナ：「へ？（いや、これから某人物達と……）」
お偉いさん：「これから○○さんに会うんだが……」

スタミナ：「うぐっ……」

○○さん！？○○さんだとぅ！！
○○さんというと、私が新人時代にお世話になっただけでなく、
私に仕事の上での「先読み能力」を授けてくれた恩師！

お偉いさん：「向こうも会いたがってるし、どうだね？」

某人物のところにも行きたい。
でも、○○さんは私の恩師……

ぐぬぬぬぬぬぬぬ……

お偉いさん：「じゃ、先に梅田で待ってるから、梅田についたら電話くれ」
スタミナ：「わ、わかりました。行きます」

スタミナ、お偉いさんと2次会コースへ進む。

本当にお久しぶりの○○さん。
ずっと東京に行っていると思っていたけど、今は大阪勤務らしい。
一時は過労で階段から落ちて大怪我を負ったと聞いていたけど、元気そうだ。
よかった＾＾

現状と退職の話をし、ここでお偉いさんが

「もう一件、行くぞ！」

スタミナ、お偉いさんと3次会コースへ進む。

連れて行かれたバー。
マスターとお笑いレベルが噛み合わない……。
ダメだ。
途中で抜け出して某人物に電話。

スタミナ：「そっちはどう？」
某人物：「こっちは大丈夫だよ」

鋭気を取り戻し、再び戦場へ舞い戻る。
んで、電車の時間がそろそろ無くなるってんで帰宅しましたとさ。
疲れた。