TOY VOX

管理人VOX6336が昭和レトロな遊びをするだけのブログです。スマートフォンでの閲覧推奨。

冷戦 53

2022-02-12 06:15:53 |  TS系
 林彪事件以来、毛沢東は後継者を指名しなかった。毛沢東の晩年、共産党内では二つの派閥がはげしく対立した。




「一方では周恩来とその後は鄧小平によって率いられた現実主義的統治者の陣営が、他方では、江青と上海を拠点とした急進派の彼女の派閥が立ち上がった。四人組は毛沢東思想を文字通り適用することを主張した。」

「四人組は内向きになるべきだと主張した。彼らは、中国文化と政治を純化させ、中国の革命闘争の倫理と急進的な平等主義を再び活発化させるとともに、毛沢東に対する絶対的な宗教的信仰に沿って、社会生活を再構築しようとした。」



「毛の妻で元女優の江青は、伝統的な京劇を改革し先鋭化させることや、革命的バレエの育成を手掛けた。」

https://youtu.be/XiIMP7iPJd4

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冷戦 52

2022-02-12 00:52:37 |  TS系
 さらにテキストを読みすすめていこう。「第11章 毛沢東時代の終焉」。

「まずいことに、アメリカが1974年11月にウラジオストクでのフォード大統領とブレジネフ書記長の首脳会談に合意したことによって、米中関係は複雑なものになった。」

「フォードは新大統領として、 ソ連書記長との会談を望んだ。フォードが欧州に行けば、米国の新大統領との関係を築きたいと願っている何人かの欧州指導者と会わないわけにいかないことは明らかだった。」

「そうなれば、フォードのスケジュールは過密になる。大統領の日本と韓国への訪問は、ニクソン政権の際にすでに決まっていた。ウラジオストクに24時間立ち寄るだけならば、大統領の日程にほとんど負担にならなかった。」


「決定の過程でわれわれは、ウラジオストクは中国が常に厳しく非難していた不平等条約の一つによって、わずか一世紀前にロシアが取得したこと、またウラジオストクはほんの数年前に中国とソ連の軍事衝突が起き、その結果、米国の中国政策の見直しが行われることになったロシア極東に位置していることを、見逃していた。」
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