花冷えなのか曇って雨が降り出しそうなお天気は、私が最も大嫌いな
空模様だ。そんな気分のとき、カウンセリングルームの窓辺に飾ってある
バハマで買った帆船を見て懐かしい昔を思い出した。
カリブ海は毎日きれいだったが、ことに寄港している時のさざ波が
とても情緒的で美しかったのは忘れない。 クルージングは友人と二人で
行ったが、船内の豪華な施設はとても楽しかったし、優雅でゴージャス
なステキな旅だったその途中で寄港したバハマは、とても大きな島だった
が、後で国だと知って驚いた。
そこで買ったのは帆船とスカーフだったが、スカーフは
今では私の感覚にぴったりで、いつもベッドサイドに置いてある。
あの頃は仕事や勉強以外でも絶えず海外へ行っていたし、今思うと
そんな意味では私のゴールデン時代だったかも知れない。
カリブの海はとてもきれいで、寄港している時のさざ波がことに美し
かった。その帰りにケネディ基地と、ロサンゼルスに寄った。
それは陸路で到着するとき、飛行機の中から初めて見た「ジャカランタ」
の薄紫の花が美しく、本当に素敵だったことも、目に焼き付いている。
それにしても…あれは一体何年前のことだったのだろう?