ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

もう一度見たかった夢のようなツリー

2017-12-24 07:04:05 | エッセー
 先日友人と一緒に見て、あまりにも美しかったので、どうしてももう一度見たくて
「東京ガーデンプレス紀尾井町」へ、夫と一緒に行った。
 最近あまり出たがらない夫に「昔よくダンスパーティで行った、赤プリに旧館は
そのままでキレイなお庭ができたの。イルミネーションがステキだし、クリスタル
ガラスののクリスマスツリーがとてもキレイなの。あのあたりを歩いてみない?」
と誘うとようやく重たい腰を上げた。

 ※同じ場所の変化

 私は明るい内に行って、あの全景を見たかったし、傍にあるお店に入って、トワイ
ライトから暗くなる景色を見たいと思った。赤坂見附まで約30分なので、4時半前
に着きたいと家を出た。明るい内にと、橋の上で写真を撮ったが、風もまったくなく
とても暖かい。クリスマスつり-が見える喫茶店に入り、コーヒーを飲みながら
トワイライトから暗くなるのを待った。

 日が落ちてだんだん薄暗くなった4時半に、点灯されると急に華やかになった。
夫も「だんだんキレイになっていくね」と嬉しそうだったので「来て良かったでしょ」と言ったら、
素直にうなづいた。大勢の人が立ち止まってツリーに見とれている
5時完全に暗くなってから外へ出て、ガーデンを一周した。まだアマチュアだった頃、
子供達を連れてダンスパーティに参加したり、学会の二次会で着たりした懐かしい
場所だ。だんだん人が増えてきた。夫婦でトワイライトをゆっくり楽しんだのは
一体何年ぶりだろう?これも人生の1ペ-ジなのだ、これからこんな時間はどれほど
持てるのかしらと、ふと、胸が迫ったステキな夕暮れだった。
 すると突然何年か前に、クリスマスシーズンのパリで、オペラ座に行った時
辺り一面に柊の何とも言えないかぐわしい香りが辺り一面漂っていた、大きな
クリスマスツリーを思い出し、その香りが私の鼻孔に感じられた。
 これぞまさしくイメージ嗅覚、感覚的な私は絶えずそんなことがあるのです。
※明るい時と暗くなった時のツリーに変化、本当はもっとキレイです。



お店で聞いたら年内は飾ってあるそうです。こんな美しいツリーと会うのは
千載一遇かも、でも箱根ガラスの美術館まで行けば見られますが・・・
 
コメント
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