ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表小池能里子のアドバイス  笑いと怒りとの対比(前)

2017-10-24 08:51:55 | 世界心理学会アドバイス
 ☆ ご存知ですか?「笑う」と「怒り」との対比 
 怒りは本能的なナマ感情だが、いま高速道路でのトラブルが、急増している
それらの原因は、イライラや怒りが原因だと思う。短気な人は長生きしないと
言われているが、それは絶えず「頭に血を上らせて」いるので、心身の健康に最悪
の状態だ。「笑う門には福きたる」は昔から言われているが、中国では「一怒一老
一笑一若」と言う諺もあるそうだ。笑うのは怒りの真逆で、こんなにも沢山の効果
がある。
  
  1 副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。
  2 消化活動がよくなる。               
  3 体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。
  4 ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。
  5 リューマチなどの痛みを和らげる・
  6 気分が明るくなり、イヤなストレスを感じにくくなる。
  7 元気や、活力や、ヤルキが出る。
  8 体が柔らかくなる。
  9 お腹全体が動くので、内臓が活性化する。
  10 気持ちが若返り、老化予防になる。
  11 自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。
  12 心身とも若返る。
笑いは肉体的、大脳生理学的、精神免疫学的にも、これほど役立つことが
実証されている。

 認知症の夫が7年半以上も、「認知症優等生」の状態をキープしているのは
「何が起きても決して怒らせないこと」を、徹底しているからだと思っている。
 毎日できるだけ機嫌よく過ごさせるようにしているが、プロだからこそでき
るが、これはなかなか忍耐力が必要で、大変難しいことだと思う。
 そのためか夫はいつも平常心をキープしているためか、その進行状況はかなり
緩やかで、他人にもふつうに対応できるため、認知症だとは気ずかれない。
 何より嬉しいのは、日常会話が自然にできること、瞬間的には頭の回転も
素早い。私はもともと天真爛漫な性格で、さらに言語障害、そそっかしい、臆病など。
 それらの言動を、即指摘し、彼は失笑することも多く、そんな意味では天性の私の
性格も彼を和ませている、一つの要因かも知れない。
 
 「オレすぐに全部忘れちゃうんだよ」と、時折不安そうな顔を見せても「大丈夫
私が覚えているから。あなたは心理カウンセラーのシッカリした妻がついているから」
と言うと、私の顔をじって見ながらニヤニヤする。
 そんな訳で日常生活でも、我が家はいつも笑いが絶えないから、現在の比較的安定
した精神状態が、その証明ではないかと思っている。
 ※次回は「怒りの弊害について」お話するつもりだ。
コメント
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