Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

続・嫌な話

2006年09月07日 | Free Talk
先日の「嫌な話」の続きというわけではない・・・というか時系列的にはそれよりももっと以前の話なんですが・・・

やっぱり会うたんびに「お子さんできた?」って聞いて来るお客さまがいたんですよ。
そのお宅にはほぼ1ヶ月に1回のペースで訪問しているにもかかわらず毎回毎回・・・
ネズミじゃないんだから1ヶ月で子どもは生まれないってば。

さすがの(?)私もかなりうんざりしてきてて、そのころは「いえ・・・」って一言しか答えなくなってました。
だって、その質問のあとには自分の子ども自慢が続くんですよ。
別に私に子どもが出来たかどうかに興味があるわけじゃなくて、自分の子ども自慢の話の糸口を作りたいだけなんですよね。

長女は△△(誰でも知ってる一流企業)にお勤めの人と結婚して今は大阪にいるんだそうな。
長男は●●大学(私立の一流大学)を出て、○○商事(まぁ有名企業)に就職したんだそうな。
次男は□□大学に通ってるんだそうな。

ほぅほぅそうですかそうですか。

毎回毎回聞かされてたらうんざりしてきて応答もおざなりになってきます。

それが気に入らなかったんでしょうか?
あるとき話の矛先が変わってきました。

「お子さん生まれた?」って聞かれて「いえ・・・」って投げやりに答えたら・・・

(うんざりしたような口調で)
 「全く最近の若い人は・・・
 夫婦2人だけで暮らしてるのが楽で楽しいんでしょう? お金も自由に使えるし。
 私が若い頃は結婚したらすぐに子どもを2~3人産むのがアタリマエだったのよ。
 そうじゃないと姑さんに何言われるかわからないし、下手したら離縁されちゃうのよ。
 でも最近の若い夫婦はねぇ、まったく・・・
 DINKSって言うんだっけ? 2人だけで気楽に暮らすってのが流行ってるのよね。
 だから日本の出生率がどんどん下がってきちゃうのよ。
 年金制度が崩壊しそうなのもあなたたちの世代が子どもを作らないから・・・」


ここらへんまで聞いて私・・ぶち切れました。
タイミング的にも最悪だったんですよ。 2度目の流産が判明した直後。
「今度こそ!」って思ってた希望を打ち砕かれた直後。

ま、もともとそのお客様にはあんまり好印象を持ってませんでしたから、1度目の流産のことも2度目の妊娠のことも話してませんでしたけど。

まだまだなんだか語り続けそうなのを遮って・・・

「子どもがいない夫婦のすべてが“子どもは要らない”って思ってるわけじゃないんですよ。
欲しくて欲しくて、でもできない人もいるし、不育症や習慣流産で出産まで至らない人もいるんです。
苦しい思いをして不妊治療を受けている人もいるし、何度も何度も流産して、そのたびに涙を流している人もいるんです。
とにかく、子どもがいない夫婦に向かって説教じみたことを言うのは失礼なだけでなく残酷なこともありうるんですよ。
出生率が下がっている原因は晩婚化によって初産年齢が上がっているせいかもしれないけど、
でも晩婚化そのものはその世代を育てたアナタたちの世代にも責任はあるんじゃないですか?
子どもに憧れられるような“結婚生活”を見せてきましたか?
子どもの前でお父さんをバカにするようなことを言ったことはありませんか?
“亭主元気で留守がいい”なんてあほなことを言ったのはあなたたちの世代ですよ。
お父さんはちゃんとアナタを労わってくれましたか?
“めし!”“風呂!”とか言って召使いみたいな扱いをしたことはありませんか?
そんな夫婦を見て育った子どもが“結婚したい”って思うと思いますか?」

ってなことをまくし立てちゃいました。
私も虫の居所が悪かったのもあるけど・・・オトナ気なかったかな? ってちょっとだけ反省してます。

うそです。
反省なんかこれっぽっちもしていません。
そんなことを教えてあげる価値もない人だったな、とは思ってますけど。


だってそのお客さま・・・そんな偉そうなことを言う割に非常識というか・・・
いや友達でも親戚でも家族でもない人に向かって上記のようなことを言うってだけでじゅうぶん非常識なんですけど・・・

私がいつもそのお客さまのお宅を訪問するのが午前11時頃。
11時ですよ。 それなのに毎回毎回必ずパジャマ姿。 髪はぼさぼさ、もちろんすっぴん。

私が来る事はわかっているはずなんですよ。 それなのにその格好。
別にきれいなよそ行きのスーツ着てバッチリメイクしてパールのネックレスでもして出迎えろとは言わないですけど、業者とは言え人が来ることがわかっていてその姿でいることが信じられない。 しかも玄関先で済む用事ならともかく私は家の中まで上がって作業をするんですよ。
せめてジーンズにTシャツ程度の服装に着替えておくれよ。 髪にブラシくらい通そうよ。 出かける予定がないのならすっぴんはすっぴんでもいいからさ。

ってそんなことにもかなりうんざりしてたら・・・
暑くなってきてからさらに驚愕させられました。

パジャマの下を穿いてないんですよ・・・ もう全く私の理解の範囲を超えています。

暑いのはわかる。
暑くてパジャマの下を穿かずに寝ていたってのもわかる。

でもせめて玄関のチャイムが鳴ったら下も穿いてから出て来いよ。 失礼にも程があります。

目のやり場に困るし。 ってか見たくないっての!!
見てると思われたくすらない!!

私が家の中でする作業に10分ほどかかるんです。
その間にさすがに穿いてくるだろうと思ったら最後まで穿かずじまい。

でもまさかたまたま寝ぼけてたかなんかでうっかりしてただけだろうと思ってたら、その次に行ったときも同じ状態でした。
確信犯ですね。
それでいいと思ってるんですね。

確かに自分の家の中ですからね。
どんな状態でいようが自由ですけど・・・非常識だと思いませんか?


もし自分の親がそんなことしてたら・・・軽蔑します。
そんな親とは一緒に暮らしたくもないし、親だとも思いたくない。
それどころかそんな親から生まれてきた自分が嫌になるかもしれません。

うちの母は絶対そんなことしないですけどね。



とりあえず・・・色々あって嫌で嫌で仕方なかったので、女性の方に担当を替わってもらいました。
さすがに「パジャマの下を穿いてないから嫌なので担当変わります」とは言えないので、「この地区の担当が替わりました」とかテキトーなこと言って。

そんな格好で出てこられちゃお客さまの顔を見ることが出来ないですから。
お客さまの顔や目を見られない担当なんて意味ないですからね。