Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

昔話

2005年10月20日 | Free Talk
とろ~りクリームonプリン」を買ってきたので、さゆりちゃんがクリームかけに来てくれるのを待っているのですが・・・ なかなか来てくれません _| ̄|○



「したっぱシリーズ」をマネして・・・いやいやインスパイアされて前の仕事のことを書いてたらいろいろ思い出しました。
なかなか思うように売り上げが作れなくて辛い思いもしましたが、毎日が変化に富んでいてなかなかおもしろい仕事でした。

思い出した「昔話」をいくつか。

◆店長同棲疑惑
 「店長」って私のことです。 昨日書いたように「店長」の辞令を受けて初めて赴任したのが「古河駅ビル店」だったわけですが、駅ビルといっても2階建て・・・いや3階だったかな? まぁとにかく東京で「駅ビル」といわれて想像するものとはかけ離れた規模のショッピングセンターでして、いくつもの「専門店」がテナントとして入っているものの従業員全員が知り合いなんですよね。

そこにあらたに赴任して来たうら若き(当時23歳)紅顔の(厚顔の?)美少年(!?)店長が休憩室で話題にならないわけはありません。

当時(今もだけど・・・)金銭的に余裕のなかった私は毎朝一合のご飯を炊いて、ひとつで一合分の巨大なおにぎりを持っていってお昼休みに食べていました。

どうやらそれを見たどこかの店の人が
 「あそこの店長さんって独身でしょ?」→「あのおにぎりは彼女が作ったのかしら?」→「ってことは同棲!?」
ってな噂になっていたようで・・・(苦笑)

女の子は一合のご飯で一つのおにぎり作ったりしません。


◆ヘンピンさん
 「ヘンピンさん」と陰で名付けていたお客さまがいました。
その方はいつも小さいお子さん連れで来ます。 そしてお買い上げいただけるんですけど・・・ほぼ100%返品しに来るんです。
当時「いつお買い上げになったものでも、着用後でも、お気に召さない商品は返品をお受けします」って謳っていたんですね。 だから断れない。
多分最初はそんなつもりなくて、ホントに良いと思って買って帰った物が、家に帰って冷静に見てみたらイマイチだったから返品しに来たんだと思うんです。 それが案外あっさり返金してもらえたもんだから・・・

どうやら「無料の貸衣装屋さん」として利用されていたようです。 お子さんが小さいですからいろいろとお母さんの衣装も必要なんですよね。 入学式、卒業式、授業参観、保護者面談、保護者会、家庭訪問、PTAの会合・・・ そんなときに必ずご来店して、そして行事が終わったら返しに来る・・・ ほとほと困り果ててました。

今ごろあの人どうしてるんだろ??


◆「お嬢さま!」
 某ショッピングセンターで私が勤めていた店のお向かいの店。 毎朝朝礼をしているんですけど、漏れ聞こえてくる声だし訓練の言葉が・・・

 「お嬢さま! ステキでしょう!」
 「お嬢さま! 鏡で合わせてご覧ください!」
 「お嬢さま! お似合いですよ!」
 「お嬢さま! どうぞご試着ください!」

とにかくすべての言葉に「お嬢さま!」が付くんです。 そしてシャレや冗談でやってるわけじゃなくて、営業が始まると店内あちこちで「お嬢さま!お嬢さま!」って(苦笑)

子どもを連れたお母さんも、買い物かごぶら下げたおばちゃんも、杖をついたおばぁちゃんも・・・みーんな「お嬢さま!」