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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句530「背泳ぎで友みんな去る夏の闇」(『千年』1983)(宮入聖)

2021-05-11 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句530・背9・宮入聖01・2021-05-11(火)
○「背泳ぎで友みんな去る夏の闇」(『千年』1983)(宮入聖01)
○季語(夏の闇・三夏)(「俳句201207」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこちつてとにぬねのはひふへほむめもゆ~)】

【鑑賞】:夏闇の中へ友が皆去る淋しさ。せめて背泳ぎで顔を見せながら。せめて背泳ぎで夜の雲を見ながら。またいつか会おう。


宮入聖(みやいりひじり)
○好きな一句「死の迎へ地よりあるべし立葵」02
○季語(立葵・仲夏)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)

【Profile】:1947年長野県出身。父は人間国宝の刀匠宮入行平。学生時代より→飯田龍太の「雲母」に投句。1971年第16回雲母賞佳作。1973年→高柳重信の「俳句研究」第1回50句競作にて佳作第1席。1983年第1回現代俳句協会新人賞受賞。同年、小海四夏夫と共に「冬青社」設立、「季刊俳句」創刊。また「」に参加(6号から13号まで)。1990年代前半より俳壇から姿を消している。(ウィキペディアより抜粋引用)

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